タフと言われるカブでも・・・

CT乗りには既知とは思うが、ここのところ、右リアサスのアッパーの取り付け/マフラー取付部分のフレーム側根元が折れるというトラブルが複数件発生していて、知る限りでは走行距離だと1万～3.5万キロ、納車時期だと1年～2年半位とばらつきがあり特定の生産ロットに集中しているようではなさそう。発生した車両はサスペンション、マフラー、スイングアームを交換しているものも有るが、純正のままのものもあるかどうかは不明。2人乗りを想定しているから、55kg/人なら、仮にキャンプ道具を満載しての過積載もそこまでの荷重過多にはならないと思う。後は林道走行等使用状況だが、これも分からない。

今の所国内ではリコールや改善対策の情報は無いようだ。この手の問題は欧米はシビアでそちらで問題が顕在化すると、日本国内も追随する傾向はあるかと思っているが、今回は、先般のシフトペダル交換と異なり、単純な部品交換では済まないだろうし、フレーム交換は作業、費用含め大規模、仮に折れたら部分の再溶接対応としても、正確性や歪対策から、溶接用ジグも必要になるだろうし、一般の販売店では対応できないから、そのあたり含めて多分最初は点検案内でも出して、問題ありと判断されたら、個別対応になるかもしれないが、もう暫くは様子見する事になるとは思う。

追記：

下のコメント欄にも書いたが、実際にこのトラブルを経験された方が居たら、国交省のサイトに不具合報告を揚げていただくと対応が捗るかもしれない。