続きにまいります
巨大な形のない神様は、しばらくその白い霧に包まれた、薄い琥珀色の「愛の蝋の海」(=原始の愛の気) が様々に揺れるのを楽しまれた後、ふとこの液状気の中の1点を更に凝縮したら、何が生まれるのか、知りたいと思われました…
そこで
液状気の内部の1点を圧縮した所、黄白っぽい小さな粒ができ、そのまま力を抜くと、圧迫が取れて、粒はやや膨張して止まった
膨張した時に、粒の中身は3重構造になり、一番内側の球状の所に最も重い成分が残り、外側に行くにつれて軽い、3つの成分に分かれた…
3重球の中身は、外側から
1) 薄青い霧状の気
2) 白くて暖かい雲状の気
3) 薄暗く透明でなめらかで、何もないように見える気
だったので、神はもう一度同じ作業を粒に繰り返し、圧縮して少し膨張させ、先程と同じ大きさに戻した…
すると今度は 1)と2) は変わらなかったが、中央の 3)に、五色の雲母のような細片が新しく生まれ、暗い中でチラチラ光るようになった
…実は、これが宇宙界だった
液状気を圧縮したので、結晶化したのだ
神はこれを、非常に喜ばれた
なぜなら五色の細片(=星雲や銀河)が刻々変化していき、万華鏡のように美しくおもしろいから
神は「愛の蝋の海」に偶然生まれて浮かぶ、この極小の粒を大変気に入られ、今では我々は「聖球」と、呼んでいる……
聖球の構成は、外側から
1) 神界…薄青い霧状で、神の智恵の気から成る
2) 天界…暖かく白い雲状で、神の愛の気から成る
3) 宇宙界…物質界
[智恵の気が一番外側にあるのは、「愛の蝋の海」を管理しようとする神の意識 (智恵) が生まれていて、それが海の中に混ざり、粒の作成の時に内部で重さの違いにより分離したため]
…それでこれでおわかりのように、宇宙というのは (私の説では) 球状で、その外側を天界の白い雲(=神の愛の気) が丸く取り巻き、その一部に今では天国が設けられているということです…
また「聖球」は、巨大な神から見れば小さな粒ですから、その中にある宇宙界は更に小さく、人間で言えば顕微鏡の中の素粒子を見るように、神は苦労してご覧になるのです……
そしてそのような宇宙界の中に、たった1つ、生命を育む地球が生まれました……
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