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氷月神示 他の暗号解読編 41

国之常立神より皆様へ

初めに言うとくと、これから解く暗号は、1947年に書かれた「日月神示」の「空の巻」、第11帖の中にだけあり、「11月のギムナジウム」(1971年) という題名のマンガに関する予言や…
原作者は「トーマの心臓」と同じ萩尾望都さんで、
登場人物の名前と性格も一部共通しているが、設定が異なり、全く別の話やと思った方がいい
(何でも、萩尾さんが「トーマの心臓」を創案して連載の機会を待っている間に時が経ち、別の、「11月のギムナジウム」のストーリーが派生的に浮かんだので、そちらを先に発表したとのことだった)
神示を下ろした国之常立神は、マンガの「11月」という題名にあやかって、わざと第11帖に関連の暗号を入れたらしいことは、わかるな、
それで今は11月やし、ちょうど本人?のわしが解読するのに、いいわけ
また、11という数字は同じ1が2つ並んで、双子を暗示するのにいいわけ…これは、蛇足やけどな、

ではまいる
最初に、物語のあらすじから解説しておこう…

西ドイツの男子寄宿校に、11月、茶色い巻き毛のエーリクが転入した
ところが、同じクラスに金髪でおかっぱのトーマがいて、エーリクの顔が彼とそっくりだったため、生徒達は驚く
トーマはおとなしくてきれいなので学校中のアイドルだが、エーリクと出会ったとたん、なぜかおもしろそうに笑い出し、怒ったエーリクにほおをひっぱたかれた
が、トーマは反論せず黙って走り去る
翌日、トーマと仲がよい不良じみたオスカー (落第して1才上) が他の友人からこの事件を知り、昼休みに転入生歓迎会と称してエーリクを講堂に呼び出し、仕返しをした
髪を全部切ってやると言ってハサミを取り出し、エーリクともみ合ってけがをして死んだふりをしたのだ
心臓が止まりそうになったエーリクは、全て芝居だったと知ってかんかんに怒り、オスカーの茶番を、驚く仲間達と居合わせて見ていたトーマに、更に嫌悪感を抱く
短気なエーリクを、その度にクラス委員のフリーデルがなだめた…
週末、みんなは帰宅したがエーリクは生徒達になじまず、家にも帰らない
彼にはある悩みがあった
父と母が険悪で離婚しそうなのだ
それでエーリクの心は荒れ、前の学校で問題行動を起こして転校してきたのだ…

月曜日、昼休みにトーマはみんなとサッカーをしていて、教室の窓から見ていたエーリクに気をとられ、ボールを鼻にぶつけてけがをした
医務室に行ったので午後の授業には出なかった
授業中、エーリクはオスカーに、君の母には恋人でもいるのかい?と、からかわれた時、彼が1番心配していることだったので怒り、オスカーを殴り倒した
そして、教室を飛び出した
フリーデルが、彼を探しに行った

走って校舎の裏の広い草地に行ったエーリクは、医務室を抜け出して休んでいたトーマと、出会う
仕方なくエーリクは座り込んだが、トーマは自分の亡き兄 (15才上で直接知らない) が、写真で金髪だが巻き毛で君とそっくりだと言い、友達になろうと、握手を求める
きげんの悪いエーリクは、死んだ君の兄の代わりなんてごめんだと、拒絶した
帰ろうとしたトーマは斜面を滑り落ちて倒れた
エーリクが心配して助け起こそうとしたら、抱きつかれ、そしてトーマは走り去った
一体、トーマは何を考えているのか……

その後、トーマの忘れ物を寄宿舎の部屋に届けに行ったエーリクは、オスカーに邪魔をされ、トーマとの距離が又、遠のいた
しかし夕食時、食堂でトーマはなぜかエーリクの顔を見たとたん、苦しそうに震え出し、走り去る
フリーデルが人気のない所でトーマに追いついて、どうしたのかと尋ねると、トーマはついに泣き出して、あることを告げた……

ある週末の冷たい雨の夜、エーリクの母が家の玄関外に、レインハットをかぶったエーリクが立っているのに気づいた
驚き玄関先で話すと、エーリクは母にほおにキスをしてもらい、学校に帰った…

翌週の中頃、ずっと肺炎で休んでいたトーマが亡くなったとの知らせが、学校に届く
みんなはショックを受け、伝え合った
エーリクはオスカーと言葉を交わし、なぜか涙が流れる
そして、週末自宅へ帰った……
そこで彼は、先週末、トーマが彼に偽装して母に会いに来たことを知った
母は、あれが亡くなったばかりのトーマという少年だと知り、気絶した……

エーリクは月曜の早朝、母には何も聞かずに家を出て学校へ戻った…
門前でフリーデルが待ちかまえており、先日トーマから聞いたことを話してくれた…
それによると、昔エーリクの既婚の若い母と、トーマの死んだ「兄」とは恋愛関係になり、母は長期出張中の夫に内緒で双子を生んだ
そして、秘密を隠して赤ん坊達はめいめいの家に引き取られたのだと……(兄はそれまでに事故で亡くなっていた)
トーマは先に事情に気がついていたが、どうしてもエーリクに打ち明ける機会が見いだせないまま、実母が恋しくて、エーリクのふりをして会いに行ったのだ……
(そしてその後、彼は泣きながら氷雨の中をうろついて、肺炎になってしまった)
エーリクは後悔し、もっとトーマが言いたかったことを先に話してほしかった、自分も聞けばよかったと惜しんだ
そして、彼を偲んで、トーマの家 (自分の祖父母の家にあたる、)を訪ねようと思う…

という、寂しい話ですね
人は心に悩みを抱えていてもなかなか話せないものです…
また、話すタイミングを逸すると……

「トーマの心臓」では過去におかした罪にさいなまれる少年が立ち直る様が主題でしたが、
今度はちがう
自分は罪をおかしていないのに、出自のことで悩み、兄弟にどう打ち明けるか悩む内に、タイミングが合わず、運悪く亡くなってしまう少年の話でした…
これがもし、一卵性双生児の話でしたら、もっとエーリクは早く、トーマの言いたいことに気がついたかもしれない
だが、二卵性となると、この場合、初めから他人の空似で片付けられていたので、気づくかどうか微妙ですね…
ではなぜ、国之常立神は、この物語に関する暗号を、「空の巻」に入れたのか……
それは、ミロクの翠さんが体験したことと、ある種の共通点があるからです
その事については、又暗号を全て解き終わってから、お話ししたいと思います…

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