比叡山の麓にある赤山禅院は、神社と寺が一体になった
「新仏習合の寺院」であるそうです。
八百四十九年に遣唐使として中国に赴いた慈覚大師が、
かの地の赤山(斥山せきざん)という所に詣でて
陰陽道の祖.泰山府君(赤山明神)に祈ったところ、
無事帰国できたということから、比叡山の別院として
創建されたそうです。
御所の表鬼門に位置するので、昔から、方除けや、
厄除けの神として篤い信仰を集め、今でも
「表鬼門の赤山さん」と称され、親しまれているそう。
比叡山の大阿舎利によって、「珠数供養」が
行われます。
もみじの寺としても有名ですが、残念なことに
盛を過ぎていました。
全山もみじの紅葉は大変美しいと思いますが、
ちょっと期待はずれでした。
その替わりじゃないのですが、可愛らしい花を
なんと寒櫻の花が咲いていました。
散りもみじのいっぱいのところに
どうだんつつじの紅色は鮮やかでした。
06.12.1. 撮影
こんど比叡山のほうへ行ったら立ち寄ります。
ご紹介ありがとうございました。