Masayukiの独り言・・・

老いの手習い日記です。

学苑祭にて

2016-09-19 22:34:21 | Weblog

 今日は朝から台風16号の影響で時々雨が降っていた。学苑祭の日であり、会場の市民文化会館には9時30分集合することになっている。両手に衣装などを持ってバスに乗り込んだ。15分ほど前に着いたが、既にメンバー達は、待合室の椅子に座って待っていた。皆さん落ち着いた面持ちに見えたが、私は緊張が抑ええられない状態であった。舞台で行うコントが心配であったからだ。少ない言葉であったが上手く出てくるか心配であった。その後会館の外に出て発声練習をしたが、皆さんは元気のよい声を出していた。

 今回は、スペインの高級貴族社会が舞台であり、女性は、白のドレス姿の貴婦人になり、男性は公爵である。顔にドーランを塗り、頭に金色のかつらを被り、赤いマントをつける。こんな化粧も衣装も初めてであったがミュウージカルかオペレッタならこのようにするのかと思った。総勢26人(男性5人女性21人)が舞台に立つと華麗で壮観な感じになる。しかし私は、歌は何とかごまかせても、コントは一人ひとりが行うため心配であった。

 12時30分が開演となり、最初が私達の舞台である。ここに立つと開き直ったのか落ち着いた感じになった。歌の基本は如何に笑顔で歌うかであるが、そのことも客観的感ずることができた。最初は「闘牛士の歌」を歌ったが概ね上手くいった。その後「どこかで見たような」これもオペレッタ風に演じたが概ねよくいった。そして今回一番心配であったコントが始まった。内容を簡単にまとめると≪公爵5人が闘牛士になって牛と戦う。その後酒場で飲んでいると、牛の鳴き、そして豚、鶏の鳴く。肉を食べながら飲んでいる公爵が驚く様を静岡弁で話す≫ 私が話すのは「皆さんに肉ばっかり食っちゃーダメ、おらっち中高年は魚!DHAズラー」だけであった。口ごもることもなく概ね上手にまとめた。後の「乾杯の歌」「スタインソング」は、よく知っている歌であり気持ちよく歌えた。

 終わったとき、ブラボー、ブラボーの声が観客席から聞こえた。それも何度もであった。聞いている人にはよかったと感じたのだ。舞台から降りるとホッとしたが、その後記念集合撮影や着替えで慌ただしく過ごしてから観客席に行った。近所の人や友人が来ていたので挨拶に行った。そこには9人の人が見えていた。頼んだことであったが来てくれたことのお礼を言い、後ろの席を見ると来るかわからないと云っていた妻の姿があった。すぐそこに行き「ありがとう」と声をかけた。