Masayukiの独り言・・・

老いの手習い日記です。

術後の再検査

2016-02-24 23:16:02 | Weblog

 1月6日、内視鏡で胃の腫瘍を切除した。術後は順調に見えたが、1月下旬からこれまで食事が詰まるような症状が3度ほどあった。その詰りは時間が経てば解消できたが、その間は何とも重苦しい思いをした。素人なりに考えるに、食道から胃に入るところを切除したので、その部分の胃壁が直ってくる過程で、道管が狭くなり、食べ物がスムースに流れないことにより、詰ったような違和感を感じたのだろうと思った。そこで2月17日総合病院に行って話すと、医師から「内視鏡の検査を2月24日午前9時30分から行うので再度来るよう」言われた。

 内視鏡の検査は麻酔して行うため、家を8時30分代のバスで出かけた。医師からは身内の人も一緒に来るよう言われたが、叔父さんの葬儀と重なり、妻に行ってもらったので一人で病院に行った。受付を済ませると、直ぐ内視鏡検査の部屋に案内された。この検査を受けるのは3回目であるが、検査後ふらふらして気持ちのいいものではない。検査台に横になると、医師が来て安定剤を血管に注射された。その後のことは少し覚えていたが、いつの間にか意識が無くなり気が付いたときは、既に検査は終わっていた。身体を動こうとするが、とても立てるようにはならなかった。看護師からは「検査後2時間ほど経ちましたが、まだ身体がふらふらするようですので、もう少し休んでいてください」と云って、毛布のようなものを掛けてくれた。

 検査後3時間ほどして、看護師に連れられて消化器内科のところに行った、長椅子に腰掛けていると、医師に呼ばれ検診の状況を教えてくれた。「胃を内視鏡で見ましたが、傷は順調に直っています。そして狭くなったという胃の管は内視鏡が通るぐらいの隙間があり、この状態で、風船を膨らませたりする治療は、まだやらない方がよいと思います。食事はよく注意して食べるようにし、その後の状況の変化で治療法を考えましょう。次回は3月22日に来てください、その時採血をしてから検診を行います」と云い検診は終わった。

 医師は、内視鏡の検査で現在の状況が確認できたし、1ケ月後の状況を見ることで、このまま回復するか、それとも何らかの手を打つ必要があるか判断するものと思う。医師との会話で思ったことは、医師は、胃が詰るような症状がでるのは想定済みであり、このまま養生するなら胃壁も少しずつ広がり、以前の状況に戻るだろうとの思っているようだ。病院を出たのは午後3時ごろであった。まだ朝食も昼食も食べていないので、急に腹が空いているのを感じた。停留所前の食堂に入り、蕎麦定食を食べたが、よく噛んで食べると、胃への違和感はなかった。