Masayukiの独り言・・・

老いの手習い日記です。

総合病院に行く

2016-02-16 22:05:01 | Weblog

 胃の内視鏡手術をしてから約40日が過ぎたが、状況は必ずしも芳しいとは言い切れない。確か術後の1月下旬ごろからか、肉など食べた時に胃の入口付近が通りにくくなり、胃への到達に時間が掛かることが、これまでに四回ほどあった。その時はお茶など呑んで流れやすくしたり、身体を上下に揺すり流れを促したりししてきた。これまでに詰まったままの状態はないが心配であり先週の月曜日に総合病院に電話で状況を云った。その時、主治医はいなかったが看護師が出て、2月16日の午前11時30分の予約を取ってくれた。

 私は胃の上部の腫瘍を摘出したため、回復段階で傷口が縮むことから胃に入る部分が狭くなることがあることは、事前に医師から説明を受けていた。その時の処置は、その部分に風船を膨らませ、狭くなった胃を広げることを聞いていた。それ故今回の事は予知できていたが、今後は、より狭くなることも考えられ、詰る前に医師に状況を見て貰うことにした。今までの4回の症状は、肉やハムなど噛みずらいものを食べた時起こっていて、よく噛んだ心算でも、細かにならなかったものが閊えたものと思った。その要因は私にあるが、その時の苦しさは、水やお茶を飲んでも、身体を揺すっても中々良くならない。ゆっくりではあるが時間をかけ胃に流れ込むのを待つしかなかった。

 午前11時30分までに総合病院の消化器内科の受付で、手続きをして待合コーナーの椅子に座った。ここには既に50人以上の人がいて、医師から呼ばれるのを待っていた。電光掲示板には、診察している人の番号と、それに続く人の番号が表示されていて、その後に現在の遅れの時間の表示されていた。臨時に入れてもらった私の番号は、中々表示されなかった。それでも椅子に腰掛け呼ばれるのを待った。正午も過ぎ、午後2時を過ぎた頃やっと呼ばれた。既に待合コーナーには午後受診する人が多くなっていた。医師に、症状を云うと、内視鏡で確認すると云った。医師は早い方が良いと明日の午前中行なうことを話してくれたが、私の都合で一週間後の2月24日に行うことになった。そして、医師からは「胃道を広げるために風船を膨らませるが、胃が傷ついたり、破れることがある」ことを話した。私は簡単に考えていたが、これは大変な施術のようだ。

 医師は、今までの事例から大変であることを話してくれたが、私の説明が誇大であったことがいけなかったのかと思った。しかし、この状況は自然に回復するのか、それともより狭まっていくのか分らなかったことから、ありのまま話したつもりである。それにより医師が判断した事で従うことになるが、医学の技術の進歩は、私どもが考える以上に進んでいる。そうしたことを享受できることをありがたいが、生身の人間であり心配は尽きない。