Masayukiの独り言・・・

老いの手習い日記です。

アンノー芋と里芋の収穫

2014-10-24 22:06:45 | Weblog

 生ごみは、庭に穴を掘り、そこに捨てるようにしている。穴は生ごみでいっぱいになり次第土を掛け、別のところに掘っているが、概ね直径60cm、深さ50cmほどの穴である。この穴掘りは、父の代から行っていて30年近くが経つ。生前父はこの土地を購入し、表面に30cmほど土を盛った。その土は礫が多く余りよい土でなかったので、穴を掘っては、その礫を取り出し、塀の近くに集めるようにしていた。その礫が溜まったころに、集めて河原に捨てに行っていた。その頃から庭のいたる所に穴を掘って生ごみを捨てるようになった。今は木が生えている以外のところは概ね穴を掘った。最近は以前掘ったところを再度掘り起こすこともあるが、それにより土壌改良ができてきている。最近では野菜の苗を植え収穫できるようになった。

 今年春に庭の一角約10㎡ほどを畑にして苗を植えた。それが夏にかけキュウリ、ナス、ピーマンなど収穫できた。これも、そのおかげと思っている。先日その穴からカボチャの苗から芽をだし蔓を伸ばし幾つかの実も成った。それを大きく育てようと竹を組み棚にして、無秩序に蔓が這わないようにした。しかし生った実も直径3cmほどの大きさになると、黄色くなって実が落ちてしまった。南瓜を育てるのは難しいと悟った。しかし里芋は、生ごみが養分となって3か所で葉が茂り、収穫の時期を迎えた。またアンノー芋の切れ端も生ごみとして捨てた。それが蔓を伸ばし、その葉は虫に食われていたが繁茂した。

 我家にある草刈機が故障したので、3日前に購入したホームセンターに直しに行った。それを家で試験的に動かしてみたが、雑草と一緒に里芋の葉とアンノー芋の蔓を切ってしまった。そこで今日朝食前に堀り越し収穫することにした。そこは木で囲まれた中にあり、余り作物には良いところではなかった。掘ってみると、里芋は一本の茎から8~10個の実が生っていた。しかしまだ早いのか直径2cm~5cmほどであった。それでも5本の茎から50個近い里芋が取れた。そしてアンノー芋も10個ほどの実が付いていた。しかし全然早過ぎて太さは直径3~4cmとまだ収穫する時期ではなかった。それでも、何も手入れもすることなく収穫できたことを喜んだ。

 夕食時里芋の料理が出た。茹でたものと、煮付けたものであった。買ったものとは比較はできないが小さな里芋は柔らかく、スルッと喉を通った。美味しい味であった。収穫した里芋の全てを料理したとのことであったが、2人で概ね食べてしまった。アンノー芋はまだ残っているが、きっと明日の食卓には出て来るものと思う。