Masayukiの独り言・・・

老いの手習い日記です。

忘年会と「第九」の練習

2011-12-08 16:54:57 | Weblog

 「名曲をうたう」で一緒にいたMAさんとMIさんは1年ほど前に辞めた。しかし元気にしていて、8月7日(日)グランシップで行われた「音楽の広場」の合唱募集のとき誘ってくれた。この「音楽の広場」はイギリスの伝統ある歌の祭典プロムスのような祭典を静岡から発信するとのことから4年前に、アマチュアの交響楽団や合唱団を募集して出来た集団である。それには日本を代表する指揮者、オペラ歌手を招き夏の一日をクラッシク音楽祭を行うもので、その合唱団員として誘われた。8月7日の本番まで練習を含めて5日ほどであったが、曲目を暗譜するまで頑張り、成功裏に終わった。

 10日ほど前MIさんから電話があって、その時の仲間と忘年会をやろうとj話があった。場所はターミナルホテルアソシアの〇〇という店でやることになった。メンバーはOさんも加わり4人であった。忘年会といっても、酒を飲む人が少なく食事をしながら近況や音楽の話が主体であった。この4人の年齢は同じぐらいで、今も各々が別々の合唱団に入っていて歌うことが好きな人達ばかりである。そして今も音楽を中心にして人生を楽しんでいる感じであった。

 忘年会は午後2時ごろには終わったが、私はビールを少し呑んだのでバスで帰った。家で3時間ほど仮眠してから、午後7時から清水市民文化センターで行う「市民による歓喜の歌(第九)」の合唱練習に参加した。6月から始まるこの練習は数年前から参加しているので、第九の合唱は概ね暗譜で歌えた。そんなことから今まで4回ほどしか参加していない。しかし今日から本番までの4日間は毎日練習があり、オーケストラも参加して細かな指導がある。これからは、休まず参加しなければならないと思っている。

 午後7時に会場に入ると、既に発声練習が行われていた。資料を読むと今日からは午後6時45分までに集まり、7時からオーケストラと一緒に歌うことになっていた。指揮者は藤崎先生といい、熟練した名指揮者で、小さなミスも見落とさない感性を持っていた。今日は第九の第4楽章の合唱部分を2回通してタクトを振り、その都度注意してくれた。的確な指導であったが、その数が多くて凡人には理解できないところもあったが、全体の流れを頭に入れることを主に考えた。よって細かいところはメモしないで歌った。2回歌ったが、指揮者の熱意が伝わり、誰もが可能の限りの声を出した。歌った後は額や背中に汗を掻き、充実した気持ちになった。聞いていた人が「良かった」と言ってくれたが、まだ本番までにはもっと伸びるものと思う。