朝日新聞の社説はどうなんでしょうかね

2013-03-09 01:40:09 | Weblog
最近、朝日新聞と毎日新聞の社説が面白い。
面白いといってもいい意味でなく悪い意味であるが・・・

最近の朝日新聞の社説で脱原発関連が間を空けて続いた。
一つ目は原発推進派の意見に対して「ピントがずれている」とのことだった。
経済への影響を前面に出して、脱原発派に対して根拠の無い批判を行っているということであった。特に原子力規制委員の断層調査に対しての批判は根拠が無いと言っていた。
前回私の投稿でも言いましたが、原子力規制委員の調査団は脱原発派で固められていたということは百歩譲ってよしとしても、「活断層」と「地滑り」の判断を下す際に活断層の専門家だけ並べて「いままで見てきた活断層とは違うが活断層かもしれない」というわけのわからないことを言っていることについて、朝日新聞の社説では取り上げていない。
要は自分の主張を通すためにあえて都合の悪い事実を隠して論じているわけである。

次に原子力規制委員の人事について、安倍政権が脱原発派を追い出しているという記事があった。要は安倍政権が原発推進に傾くように政治的圧力をかけているような論調だ。
ちょっと待て、原子力規制委員の委員長は継続して務めており、脱原発派も残した人事である。
どちらかというと脱原発で固めてわけのわからない報告書を出す体制から幅広く議論ができる体制となったと見るほうが自然だ。
ここでも朝日新聞は自分の主張を通すためにあえて都合の悪い事実を隠して論じているわけである。

社説とはこういうものでいいのだろうか?
事実を隠さないと書けないのであれば社説をやめればいいのではないか?
事実に背を向けてミスリードするような記事を読者に読ませて自己満足なのでしょうか?
金を出して読むような内容ではないと思うのは私だけでしょうか?


コメントを投稿