7月3日、鉄道仲間の自宅へ初めて伺った。
帰りは一人だったが、初めての土地のならい(?)として、迷った。
目的の列車に乗れず、書店に立ち寄った。
「メガミマガジン」、表紙は『涼宮ハルヒの憂鬱』。中に監督のインタビューが載っており、手にとって立ち読みした(あくまでも買わない主義を貫く)。
アニメの本数は多いが、北海道では放送される数が少ない。
殊にU局ネットの作品が放送されること自体珍しい。
『涼宮ハルヒの憂鬱』とは、そういう中での放送であったが、実は放映が始まるまで、存在自体を知らなかった。
友人と「今春の新作アニメはあまり面白そうなのがないなあ…」という話(メールだが)をしていた時である。
いくつかの作品名とともに、『涼宮ハルヒの憂鬱』という名前が挙がった。この作品だけ名前を知らず、<さて、どんな作品か?>と「アニメージュ」をめくってみると(この雑誌は1991年から買っている)、奇妙な設定ではあるが、まあまあ面白そうである。
せっかくの“出合い”なので、観てみることにした。あくまでも第1話を忘れなければ、であるが。
角川書店の特設サイト
「特設ファンサイト」
「SOS団公式サイト」
京都アニメーションの公式サイト
(「涼宮ハルヒの検索」)
この調子で書いて行ってもしょうがないので、さっさと最終第14話「涼宮ハルヒの憂鬱VI」の話に入る。
OP前の映像にクレジット、と言うことはOPはない。これは「IV」と同じ。
SOS団の仲間、宇宙人・未来人・超能力者(いずれも自称)とのこれまでの経緯が流れる。
いつもと変わらない日常。妹ちゃんが久しぶりに登場。仲良く歯を磨く姿は平和な家庭そのものである。
キョンは学校へ。クラスメイトがやってくる、谷口だ(国木田とどっちがどっちだか区別がつかなかったのは内緒)。
早速“長門と抱き合い事件”についてツッコミが入る。「IV」での出来事だが、このあと同じ日に「V」があり、今回の「VI」はその翌日と言うことになっている(と言うことに気付いた)。
「ハルヒのことで相談を持ちかけられ、相談に乗っていると長門が貧血になり、ちょうど床に倒れそうになるのを支えたところを見られた」という設定を作ってみるが、あっさり漫画のようにバレた。
最後の授業は体育。教室に戻っても、涼宮(あえて名字で書く)は「部室で着替えるわ」と体育着のまま。みくるちゃんの次のコスプレ案を出され、一瞬考えてしまう男の性。
部室。みくるちゃんはいつものとおりメイド服。例の画像を眺め、胸にほくろがあることを確認(「IV」のみくる姉さんのお話やね)。
そこへみくるちゃんが何をしてるのか覗き込む。分かりやすいフォルダ名を見られ、説明に苦しむキョン。
外から見ると、ものすごく仲の良い関係にしか見えない二人。そこへ恐怖の団長がやって来る。
涼宮に「着替える!」と追い出されるキョン。普段は男子の前で平気で着替えてるのに…と言いつつ、みくるちゃんが入れたお茶だけはしっかり持っているのがおかしい。
バニー姿に着替えた涼宮はずっとご立腹。
夜になりました。妹ちゃんがはさみを借りに来る。平和な日常そのものである。
眠りました。深い睡眠と浅い睡眠の時間がある…というお話、夢の中?
誰かが起こす声。涼宮? いつの間にか制服を着て、しかも学校にいるようだ。
前回明らかになった閉鎖空間…のようだが、なぜ涼宮も一緒に!? 他には誰もいないみたい。
外へ出ようとするが、出られない。ずっと灰色の世界が続いている。
職員室、電話は繋がっていない。
部室へ。自分でお茶を入れるキョン。こういう時には、まず落ち着くことが肝心。
涼宮は「探険に行く」と、部室の外へ。
その間に古泉(人の形に似せた赤い点滅)が、状況説明にやって来た。
(CM中入り)
「世界は崩壊に向かっている」と、いつもの口調で大変な事実を普通に喋る古泉。二人を「アダムとイヴ」と冗談めかしているが、容易ならざる事態のようだ。「涼宮が望まなければこの空間から出られない」、と。
人形の維持が難しくなり、球体になる古泉。最後にみくるちゃんや長門からの伝言、消滅。
長門からの伝言により、PCを起動。いにしえのパソコン通信よろしく、対話。ヒントは「眠り姫」?
謎の巨人(神人[しんじん])登場!
危険が危ない…と思いきや、涼宮は嬉しそう。日常ではあり得ない存在に、「こういう世界を待っていた」。
涼宮を連れて逃げるキョン。
キョンはこれまでの世界に戻りたい。涼宮はこれまでの世界が嫌だ。キョンもそうではなかったのか?
涼宮とキョンの手が離れた。
涼宮はこれまでの世界に戻りたくない。キョンはこれまでの世界をもっと続けたい。
いつぞやのポニーテールの話を持ち出すキョン。涼宮への呼び名が「ハルヒ」に変わる。
“普通人”のキョン、ここではものすごくかっこ良く見える(上手く言葉が出てこないのはもどかしいが、それはしょうがない)。
閉鎖空間が消滅し、ベッドから落ちるキョン。悪い夢?
学校へ行くと、ポニーテールの少女がいた。ハルヒに「似合ってる」と声をかける。
部室。みくるちゃんはまだ制服姿。「2時間30分この世界から消えていた」と長門。
みくるちゃんにホクロのことを告げるキョン。そこへ新たなコスプレ衣装を持って、団長がやって来た。
EDとして「冒険でしょでしょ?」が流れる。
無事にSOS団の設立を届け(名称は無難なものに変更)、また“不思議探し”を続ける。今回の参加者は“都合”により、キョンとハルヒの2人だけ。
この後何が起こるのか、わたしたちはちょっとだけ知っている。
少なくとも「つまらない日常」でないのは確か。
のんべんだらりと観ることが多い、数々のアニメ作品。
珍しくしっかりと観ることができた。
毎回毎回を楽しみに、そしてブログに書き、他の方々の文章を読むことによって、さらに理解を深めることができた。
このような作品に出合い、最後まで観ることができたことを喜ぶ。
ありがとうございました。
帰りは一人だったが、初めての土地のならい(?)として、迷った。
目的の列車に乗れず、書店に立ち寄った。
「メガミマガジン」、表紙は『涼宮ハルヒの憂鬱』。中に監督のインタビューが載っており、手にとって立ち読みした(あくまでも買わない主義を貫く)。
アニメの本数は多いが、北海道では放送される数が少ない。
殊にU局ネットの作品が放送されること自体珍しい。
『涼宮ハルヒの憂鬱』とは、そういう中での放送であったが、実は放映が始まるまで、存在自体を知らなかった。
友人と「今春の新作アニメはあまり面白そうなのがないなあ…」という話(メールだが)をしていた時である。
いくつかの作品名とともに、『涼宮ハルヒの憂鬱』という名前が挙がった。この作品だけ名前を知らず、<さて、どんな作品か?>と「アニメージュ」をめくってみると(この雑誌は1991年から買っている)、奇妙な設定ではあるが、まあまあ面白そうである。
せっかくの“出合い”なので、観てみることにした。あくまでも第1話を忘れなければ、であるが。
角川書店の特設サイト
「特設ファンサイト」
「SOS団公式サイト」
京都アニメーションの公式サイト
(「涼宮ハルヒの検索」)
この調子で書いて行ってもしょうがないので、さっさと最終第14話「涼宮ハルヒの憂鬱VI」の話に入る。
OP前の映像にクレジット、と言うことはOPはない。これは「IV」と同じ。
SOS団の仲間、宇宙人・未来人・超能力者(いずれも自称)とのこれまでの経緯が流れる。
いつもと変わらない日常。妹ちゃんが久しぶりに登場。仲良く歯を磨く姿は平和な家庭そのものである。
キョンは学校へ。クラスメイトがやってくる、谷口だ(国木田とどっちがどっちだか区別がつかなかったのは内緒)。
早速“長門と抱き合い事件”についてツッコミが入る。「IV」での出来事だが、このあと同じ日に「V」があり、今回の「VI」はその翌日と言うことになっている(と言うことに気付いた)。
「ハルヒのことで相談を持ちかけられ、相談に乗っていると長門が貧血になり、ちょうど床に倒れそうになるのを支えたところを見られた」という設定を作ってみるが、あっさり漫画のようにバレた。
最後の授業は体育。教室に戻っても、涼宮(あえて名字で書く)は「部室で着替えるわ」と体育着のまま。みくるちゃんの次のコスプレ案を出され、一瞬考えてしまう男の性。
部室。みくるちゃんはいつものとおりメイド服。例の画像を眺め、胸にほくろがあることを確認(「IV」のみくる姉さんのお話やね)。
そこへみくるちゃんが何をしてるのか覗き込む。分かりやすいフォルダ名を見られ、説明に苦しむキョン。
外から見ると、ものすごく仲の良い関係にしか見えない二人。そこへ恐怖の団長がやって来る。
涼宮に「着替える!」と追い出されるキョン。普段は男子の前で平気で着替えてるのに…と言いつつ、みくるちゃんが入れたお茶だけはしっかり持っているのがおかしい。
バニー姿に着替えた涼宮はずっとご立腹。
夜になりました。妹ちゃんがはさみを借りに来る。平和な日常そのものである。
眠りました。深い睡眠と浅い睡眠の時間がある…というお話、夢の中?
誰かが起こす声。涼宮? いつの間にか制服を着て、しかも学校にいるようだ。
前回明らかになった閉鎖空間…のようだが、なぜ涼宮も一緒に!? 他には誰もいないみたい。
外へ出ようとするが、出られない。ずっと灰色の世界が続いている。
職員室、電話は繋がっていない。
部室へ。自分でお茶を入れるキョン。こういう時には、まず落ち着くことが肝心。
涼宮は「探険に行く」と、部室の外へ。
その間に古泉(人の形に似せた赤い点滅)が、状況説明にやって来た。
(CM中入り)
「世界は崩壊に向かっている」と、いつもの口調で大変な事実を普通に喋る古泉。二人を「アダムとイヴ」と冗談めかしているが、容易ならざる事態のようだ。「涼宮が望まなければこの空間から出られない」、と。
人形の維持が難しくなり、球体になる古泉。最後にみくるちゃんや長門からの伝言、消滅。
長門からの伝言により、PCを起動。いにしえのパソコン通信よろしく、対話。ヒントは「眠り姫」?
謎の巨人(神人[しんじん])登場!
危険が危ない…と思いきや、涼宮は嬉しそう。日常ではあり得ない存在に、「こういう世界を待っていた」。
涼宮を連れて逃げるキョン。
キョンはこれまでの世界に戻りたい。涼宮はこれまでの世界が嫌だ。キョンもそうではなかったのか?
涼宮とキョンの手が離れた。
涼宮はこれまでの世界に戻りたくない。キョンはこれまでの世界をもっと続けたい。
いつぞやのポニーテールの話を持ち出すキョン。涼宮への呼び名が「ハルヒ」に変わる。
“普通人”のキョン、ここではものすごくかっこ良く見える(上手く言葉が出てこないのはもどかしいが、それはしょうがない)。
閉鎖空間が消滅し、ベッドから落ちるキョン。悪い夢?
学校へ行くと、ポニーテールの少女がいた。ハルヒに「似合ってる」と声をかける。
部室。みくるちゃんはまだ制服姿。「2時間30分この世界から消えていた」と長門。
みくるちゃんにホクロのことを告げるキョン。そこへ新たなコスプレ衣装を持って、団長がやって来た。
EDとして「冒険でしょでしょ?」が流れる。
無事にSOS団の設立を届け(名称は無難なものに変更)、また“不思議探し”を続ける。今回の参加者は“都合”により、キョンとハルヒの2人だけ。
この後何が起こるのか、わたしたちはちょっとだけ知っている。
少なくとも「つまらない日常」でないのは確か。
のんべんだらりと観ることが多い、数々のアニメ作品。
珍しくしっかりと観ることができた。
毎回毎回を楽しみに、そしてブログに書き、他の方々の文章を読むことによって、さらに理解を深めることができた。
このような作品に出合い、最後まで観ることができたことを喜ぶ。
ありがとうございました。
公式サイトはねこマンでしょう。それはともかく、これがSOS団のサイトなんでしょうね。これじゃあ…。
昨日1話をDVDで観たんですが、観かえしてみるものですね。2話以降も楽しみです。
1話(ミクルの冒険)見たときはついていけませんでしたが、たぶん、今なら1話のおもしろさがわかるような気がします。
ハルヒはSOS団公式サイト?にいろいろ小ネタがあるらしいですね。
原作もまだまだ続いてるらしいですし、またあの面々を観たいですね。
集中していると、終わった後の反動が怖い(笑)。
ハルヒ終わっちゃいましたね~。
自分は小説から入ったんですが、アニメのほうは凄く凝ってましたよね。
何かと話題をさらったハルヒでしたが、やはり2期がとても楽しみです。
アニメは普段ほとんど見ないんですが、今回は本当に集中して見れました。
まだ火曜日はハルヒがあると思いながら過ごしてしまいそうです笑
はじめまして。声優さんを目指してらっしゃるんですね。デビューの際にはぜひご一報を(観られる範囲で…笑)。
第1話を観ると、驚くでしょうね。時間軸もあっち行ったりこっち行ったり…。 原作にどういうエピソードがあるのかはまだ知りません。このまま知らない方が良い…なんて思ったりして。
ともあれ、この作品との出合いは大きいです。ありがとうございました。
◆鶴泉さん
先日、例のポスターを壁に貼りました(笑)。
それはともかく、本当に観続けて良かったです。
わたしは「ザ・スニーカー」を買ってしまいました。「ドラゴンマガジン」派なんですが…。
「ハレ晴レユカイ」も良いけど、「冒険でしょ でしょ?」も名曲ですね。特にEDのあの場面で流れると…。
今度カラオケに行きましょう(笑)。
他の会社が手を出さないことを祈ります。
時系列崩しはほんとうまいなと感じました。
既読者は「あれが無い・これが抜けてる」とついネタバレ感想を書いてしまう。未読者は「なんだアレ?」と感じて原作を買ってしまう。
僕もつい原作を買ってしまいました。w
そして質の高い音楽 「ハレ晴レユカイ」はVIPPERの運動もあったけど、「冒険でしょでしょ?」と詰合も好セールスを記録
きちんと作れば結果はついてくるんですよね。
2期は楽しみだけど、目先の利益にとらわれて、京アニ以外の会社に作らせないことを願うだけです。
僕は原作を読んでいたので、アニメになる時、友達に教えて、いざ第一話(零話?)を見て愕然としました。
その後も長編短編入り乱れのシャッフル状態。
でも、原作をお読みでない方にも、ちゃんと分かる作品に仕上がっていたのですね。
久しぶりに良い作品にめぐり合えたといった感じです。
でも、七夕エピソードがなかったのは、やはり残念な感はありますね。
色々出てきた“難しいこと”はちゃんと「分からん」と言ってくれましたし(笑)。
4話はアニメイト札幌店などで流れています。初見の時は戸惑いましたね。古泉がもう出てましたし。
忘れられない作品になりました。
そして、放映の順番はシャッフル…。
それにもかかわらず、ちゃんと理解できました。
ちゃんと作れれば、いい作品は生まれるのだ。
なお、昨日ふと4話(野球をやる回)を見直しました。
この回は、時間軸的にこの最終回(14話)の直後の話。
この4話で触れられるネタの数々は、14話を見てようやく腑に落ちました。
なんか、スッキリです。