mola_circus モラを楽しむ

パナマのクナ族が着ているモラ(ブラウス)は、模様がまるで絵画のようです。いっしょにモラを楽しみませんか。

永遠の日本美術

2021-11-07 | 美術館
大分市美術館で開催中の
「永遠の日本美術」から、
撮影が可能でしたのでいくつか紹介します。

私が行った日(金曜日)も、
たくさんの方が来られていました。

二度目なので、好きな物をじっくりと見てきました。

まずは、





吉野山龍田川図屏風

狩野派 江戸時代前期(17世紀)
紙本着色屏風装
六曲一双

なんとも豪華な屏風でした。





吉野山の桜と龍田川の紅葉は、
古来より親しまれた伝統的な画題の一つで、



 
幕府の御用絵師狩野派の「瀟洒端麗」な画風です。

私などはため息と共に眺めるだけです。



もう一つ、これは、




随分狩野派とは趣が違いますが、

「松桜図屏風」 伝 俵屋宗達
江戸時代前期 六曲一双

夥しいまでの松の緑と、左上方の金地空間が、
他の屏風には見られない斬新で奇抜な構図です。




桐鳳凰蒔絵硯箱
木製漆塗
江戸時代初期




葵紋牡丹紋二葉葵唐草蒔絵茶碗台
江戸後期

天璋院篤姫の婚礼調度



最後にもう一つ、




歌川広重

名所江戸百景深川洲崎十万坪

荒涼とした雪景色と獲物を狙う鷲、
静と動の対比が見る者を魅了します。

一つ一つを調べながら書きましたが、
概要だけです。


会期は14日まで、まだ一週間あります。

お近くの方は是非、
素晴らしい日本美術を堪能できます。






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