高山清洲・世界平和 人類みんな兄弟

世界平和に導く為の語録

野田佳彦の苦悩!

2012-02-24 23:01:57 | 有害食品

野田佳彦首相は24日、内閣記者会のインタビューに応じ、消費増税に反対している民主党の小沢一郎元代表と会談する可能性について「政府・与党がまとまって対応する時に必要な場合には、どなたでもお願いしたり、説得することはもちろんある」と述べ、前向きな意向を示した。

その上で税制の抜本的改革を行うため、11年度までに必要な法制上の措置を講ずるとした改正所得税法の付則104条の規定に沿って、消費増税法案を3月末までに国会に提出する考えを改めて強調した。

 小沢元代表は、首相が消費増税を争点に衆院解散・総選挙に踏み切った場合、政界再編に動く可能性を示唆しているが、首相は「まだ解散うんぬんという話は念頭にない」と語った。消費増税をめぐる与野党協議に関しても「与野党で成案を得るような努力をやっていきたい」と述べ、引き続き野党に協力を求める考えを示した。
 首相は衆院の1票の格差是正が遅れていることについて「一日も早く解消しなければならない。与野党ともにそういう思いだと思うので、なるべく早く合意しなければならない」と強調した。
 また4月に予定される原子力規制庁発足前の原子力発電所の再稼働に関し「規制庁ができる前に駆け込みで慌ててやることは、基本的にはあり得ない」としつつも、「順を追った中で粛々とやっていく。規制庁ができる前に判断することがあるかもしれない」と否定しなかった。

 

消費増税を争点にした衆院解散・総選挙は遠のいたとの観測が与党内に広がっている。

消費増税法案の成立が見通せなければ、野田佳彦首相は4月にも解散に踏み切るとの見方があ

ったが、内閣支持率の低迷で大敗の懸念が強まっているためだ!衆議院の「1票の格差」是正が進まず「違憲・違法状態」にあることも、厭戦(えんせん)気分を増幅している。 「仲間に戻ってきてもらうのも大事な仕事だ」。首相は最近、同僚議員にこう語り、「仲間」の大量落選も予想される状況での解散は避ける意向を示した。解散総選挙をすれば民主党は政権を手放さねばならなくなることを熟知しており、解散することは100%ない!     

 今国会に臨む首相は「強気」だった。1月16日の民主党大会では「野党にどうしても理解をいただけない場合は法案を参院に送り、法案をつぶしたらどうなるのかを考えてもらう手法も時には採用していこう」と語り、消費増税法案が参院で否決されれば解散も辞さない考えを示していた。

  しかし、その後は野党に粘り強く協力を求める「低姿勢」に転じている。内閣支持率(1月21、22日の毎日新聞世論調査)は32%に低下。「危険水域に入りつつある」(民主党議員)からだ。有権者の既成政党離れも進んでおり、橋下徹大阪市長率いる「大阪維新の会」などが大きく議席を伸ばす可能性も指摘される。首相周辺は「この内閣支持率ではとても解散はできない」と語っている。

 そうした状況を受け、民主党執行部内にも早期解散を懸念する声が出ている。大阪府選出の樽床伸二幹事長代行は22日、東京都内で開かれた同党議員のパーティーで「(解散は)今年はないと確信している」と語った。

 輿石東幹事長は1票の格差が「違憲状態」のまま解散できないとの見解を示しており、格差是正に向けて積極的な動きを見せないことで、解散時期の先延ばしを狙っているとの臆測も呼んでいる。公明党の山口那津男代表は23日の記者会見で「与党としての責任を積極的に果たそうとせず、解散を遅らせる言い訳に使うとすれば到底、国民の理解を得られない」と批判した。

 一方、「政権奪還」へ向け早期解散に追い込みたいのが自民党。そのため、衆院選後は消費増税の実現へ民主党と協力する姿勢もちらつかせる。谷垣禎一総裁は23日の記者会見で「民主党が消費税を掲げて選挙を戦えば協力が考えられる」と解散を促した。

 このように、戻るも進むも地獄の民主党ですから、まかり間違っても解散などというものは全くあり得ません! 政界は、このままの膠着状態が続き、きりの良いところで野田総理は、岡田克也副総理にに総理の座を譲り、責任逃れをするものと考えられます!


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