木燃人の波止場

花やお寺や観光地の写真を紹介しつつ、皆さんとの交流を計りたく思ってます、気軽に見て戴き、コメントを戴ければ嬉しいです。

918 京都伏見を撮る⑥ 本教寺 長建寺

2013-05-04 08:00:00 | 京都の寺社

 伏見区にある寺田屋を出て、濠川の美しい柳に見とれながら、川の上流方向(南東方向)に少し歩くと、数分でこじんまりとした古寺に到着する。

 

 「長建寺」    (ちょうけんじ)   正式には「弁財天長建寺」  島の弁天さん

     真言宗    東光山

     京都市伏見区東柳町511

     拝観境内自由  駐車場無料

桃山城の塔頭、「多聞院」から移された寺。八臂弁財天は太閣秀吉の守り本尊で、伏見の弁天さん(島の弁天さん)と呼ばれ親しまれている。

豊臣秀吉没後、徳川3代まで使われた伏見城は元和5年(1619年)廃城後、伏見の町は衰退し、13代目伏見奉行 建部政宇(たけべまさのき)は元禄12年(1699年)、壕川を開拓するとき、深草大亀谷の即成就院の塔頭多門院を分離して現在地に移築した。建部姓の一字と長寿を願いと名づけたのが寺の起こり。

 

伏見の名水「閼加水(あかすい)」

手水の大きな石槽は、平安時代中期の即成就院から移されたものといわれる

「長建寺」を出て、濠川を渡って、北の方向に10分ばかり歩き、「大手筋通り」のアーケード通りから直接入ると、ここにも古寺がある。

 

 「本教寺」    (ほんきょうじ)

       日蓮宗    福昌山

       京都市伏見区東大手町778

        参拝境内自由   駐車場なし

本教寺は、文禄三年(1594)、日新上人の法孫・教行院の日受上人により創建されました。
日受上人は当初は西浜堺町(伏見区)に小庵を創建したのですが、徳川家康の第二女・良正院督姫の篤い帰依を受けて、慶長十九年(1614)に、督姫が十六才で姫路城主・池田輝政の令室として嫁ぐことになった際に、その館と敷地を寄進されて現在地に移転しました。当時は広大な敷地を持っていたようです。
督姫は幼少時より、当時伏見城にいた太閤豊臣秀吉に寵愛され、池田家との媒酌も秀吉が自身買って出たとも伝えられます。当時秀吉から督姫が賜ったという伏見城の牡丹は、現在も境内で花を咲かせていることから、本教寺は、豊公遺愛 督姫手植えの牡丹のある寺、「慶長牡丹の寺」として親しまれています。

 

「楠」の大木が・・・。

 

この後は、月桂冠の本社前の駐車場に戻り、車に乗って「西運寺」に向ったが、その記事は次回にしたい。

 

 


917 京都伏見を撮る⑤ 寺田屋 濠川

2013-05-03 08:00:00 | 資料館

 「月桂冠大倉記念館」に車を止めて、そこから徒歩数分歩いて次の訪問地に着いた。そこは余りにも有名な幕末の大舞台のひとつに数えられる地にやってきた。

 

 旅館「寺田屋」

     京都市伏見区南浜町263

寺田屋は伏見の船宿。文久2(1862)年4月23日、薩摩藩急進派有馬新七(1825~62)以下35名が関白九条尚忠(1798~1871)と京都所司代の殺害を計画して集結した。薩摩藩は藩士を鎮圧に向かわせたが両者乱闘となり、有馬以下9名が死亡した(寺田屋騒動)。慶応2(1866)年正月21日坂本龍馬(1835~67)も伏見奉行所の捕方に襲われたが、難を逃れた。寺田屋は鳥羽伏見の戦(1868年)に罹災し、焼失した。現在の建物はその後再建されたものである。

 

今も泊まれる旅館「寺田屋」

     宿泊料 ¥6500   見学 ¥400

     二軒長屋の左隣は”質屋”になっていた。

寺田屋の右脇にある、坂本竜馬碑を中心とした庭。

「お登勢明神」:坂本竜馬とお龍を結んだ寺田屋の女将お登勢の百年祭を記念に神と祭られ将来の若き男女の守り神となったとある。・・・おかみさんが神様に・・・・!。

大河・竜馬伝では草刈民代がお登勢役をやってたなあ確か!。

竜馬碑は意外に小さかった。大きいのは場所的に無理とした事が伺える。

 淀川を上下する乗客はまず船宿に入り、それから乗船していた。寺田屋も有名な船宿のひとつで、この付近には多くの船宿が並んでいた。淀川は平安時代以来船運が盛んであった。「三十石船」は長さ17m幅2.5m船頭4人で定員28名の旅客専用の船で上りは一日又は一夜、下りは半日又は半夜で、伏見と大阪天満の間を往復していた。明治4年まで続いたそうだ。

 

柳が美しい!!。

 

この後は、更に徒歩にて「本教寺」「長建寺」に向ったが、それは後日に紹介する。

 

 

 


927 庭の花 H25-8(44~50)

2013-05-01 08:00:00 | 我が庭の花

 春真っ盛り、我が家の庭も賑やかになってきた。相変わらずのありきたりの花ばかりではあるが、紹介して行きたい。  撮影日2013.04.25~28.

なお、各花には「花写真鑑」のその花のページへ直行するURLを記載しているが、花の名前から探したい時は下記をご覧戴きたい。なおこれは、ホームページ表紙からも行ける。

     http://mokunen.c.ooco.jp/h-p-syuu/01index/012frame.html

 

「ラナンキュラス」

  「花写真鑑」  http://mokunen.c.ooco.jp/h-p-syuu/91ra-o/ranankyurasu.html

この「ラナンキュラス」と「アネモネ」は我が家の極小花壇の常連さんであるが、球根をここ数年この庭でで出来たものを使ってるせいか、或いは今年の陽気のせいか、はたまた連作のせいか解らないが今年は極めて花の付きが少なく、且つ、花が小さいので、可哀想ではあるが今年の球根は廃棄すると共に、秋に植える物は別の花に変えなくてはと思うので、「ラナンキュラス」は少なくも2年はここに登場しないこととなりそう。

44

 

「オダマキ」

  「花写真鑑」  http://mokunen.c.ooco.jp/h-p-syuu/15o/odamaki.html

 最近、ご近所から戴いたもの、オアダマキの仲間と思われるが姓名不詳。戴いて植えたばかりを撮ったので、葉がしおれている。

上の写真から数日後が下で、まだ半開き状態。

 43

「シレネベンジュラ」 または 「フクロナデシコ」 

   「花写真鑑」   http://mokunen.c.ooco.jp/h-p-syuu/32si/sirenebenjyura.html

非常に繁殖力の強い植物だ、庭のあちこちに一人生えが花をつけている。

44

 

「エレモフィラ」

  「花写真鑑」  http://mokunen.c.ooco.jp/h-p-syuu/14e/eremofira.html

45

 

「アニソドンテア」

   「花写真鑑」  http://mokunen.c.ooco.jp/h-p-syuu/11a/anisodontea.html

南アフリカからやってきた花であるが、非常に長い間咲いているのは大変に有難いこと。今年、この花を最初に撮ったのが1月末、以来既に3ヵ月は咲いてるが、まだまだ衰えを見せない。小さな木を一本ご近所から戴いたのであったが、もう既に15本以上を挿し木で増やして、庭には数本花を付けているが、後はご近所で元気に咲いていると言う、誠に嬉しく、有難い花である。本ブログ3度目のご登場。

(5)

 

「「バイカイカリソウ」

  「花写真鑑」  http://mokunen.c.ooco.jp/h-p-syuu/61ha/baikaikarisou.html

純白で小さく可憐な花であるが、松の木の根元で密かに愛らしく咲いている。

46

  

「サクラソウ」

  「花写真鑑」  http://mokunen.c.ooco.jp/h-p-syuu/31sa/sakurasou.html

サクラソオウの原種というふれ込みでご近所から戴いたもの。

(11)

 

「シーラカンパニュラ」

  「花写真鑑」  http://mokunen.c.ooco.jp/h-p-syuu/32si/si-rakanpanyura.html

この花も繁殖力が強く、庭の隅のゴミ捨て場でえいつの間にか花を付けている。

47

 

「テッセン」

  「花写真鑑」  http://mokunen.c.ooco.jp/h-p-syuu/44te/tessen.html

あまり美しい花とは言えないが、これもご近所から戴いたものであったが、手入れの成果かどうか最近よく咲くようになってきた。植物には夫々異なった育成方法がある。従来はの科の花と同じ扱いであったものを、最近変えた事で咲くようになったようだ。それは、冬場に蔓などをカットせず、全体を残すという単純なことであったが、従来はバラと同じように刈り込んでいたから咲かなかったようである。

48

 

「コデマリ」

  「花写真鑑」  http://mokunen.c.ooco.jp/h-p-syuu/25ko/kodemari.html

まだ咲き始め。

 49

「ヒメコスモス」

  「花写真鑑」  http://mokunen.c.ooco.jp/h-p-syuu/62hi/himekosumosu.html

これも最近ご近所から戴いたもの。

50

 

「花写真鑑」を運営しいている関係上、花を購入する際は「花写真鑑」に無い物を探すが、すでにい730種の花を収録したので、普通の園芸店で売ってるのは、既に登録済みのものが殆どとなってしまった。ただ、ご近所では山野草など普通の店では売られていないもの、絶滅危惧種かもかと思われる植物などが栽培されている事があり、それを戴ければ幸いいであるし、見せて戴くだけでも、私に取っては貴重な存在なのである。

庭の花はまだ始まったばかり、これから先も紹介して行きたいと思っている。