友が自分の畑などに植えた「ラッキョウ」の花がが咲いたので、私の「花写真鑑」にはまだないので、わざわざ四日市から小一時間かけて、はるばると持って来てくれたのであった。
私の花写真鑑には「ヤマラッキョウ」は山野草としても、美しいらもてはやされているから、載せていたが、野菜でもある「ラッキョウ」は従来載せていなかった。我が家のは、山野草店で購入したもの。
「ヤマラッキョウ」は、花の数は多くて、観賞用になるが、「ラッキョウ」は花の数が少ないこと、それに、葉の断面が「ヤマラッキョウ」は不等辺三角形であるが、「ラッキョウ」は、不等辺の五角形である。
など、相違点を明確にし、「ヤマラッキョウ」ではなく、「ラッキョウ」であることを証明して、持って来てくれたのであった。
「ラッキョウ」 "新種"登録 第1933号
「葉の断面」 (友が撮った写真をトリミング)
「ラッキョウ」であることの、"動かぬ証拠"花のオシベのほかに、「歯牙」なるものが、出ているのである。 花の外形が5~7mmと小さいので、よく見ないとわからないが、この花にはあることを証明してくれていた。
ありがたい友のお陰で、またひとつ、"新種"が増えることになった。なお、現在「花写真鑑」等は大改修の途中にあり、"新種"は登録一覧表のみに掲載しており、各種分類などには、まだ反映させてはいない。
以上