体調不良に雨天の連続、雨がやめば暑くなり、このために取材に出ないで、 庭の花ばかりを撮っている。 今回は「花写真鑑」を充実させるために、その詳細写真を撮ったので、その一部を紹介したい。
「カラミンサ」
地植えにしたら、今年は沢山の小さな花を付けてくれた。
茎には、「クリンソウ」の如く花が階段状に付いており、一例ではあるが、数えてみると少なくとも12段あることが解った。(背景の網目は10mm、以下同)
その一段を上面から見ると、対生する葉の根元の両側に枝が出て、さらに分枝を繰り返し、次々と咲き、合計では片側で10個以上の花を付けることが判明した。 これを計算してみると、ひと枝には 10×2×12=240個以上の花が咲くのであった。
正面からみると、結構個性的な顔をしている!。
「ゴヨウマツ」
亡父が旧家にあったものを持ってきて、ここに居を構えた時、植えていったものであり、年代ものの木ではあるが、大きくならないように剪定しているので、高さは私の背(1730mm)と変わらない。 我が家の庭では古参の部類ではあるが、何を思ったのか、初めて”マツカサ”を付けたのであった。
さほど大きくない木であるが、全体を調べたが実はこの一個のみ、折角付けたので、最後まで見届けたかったが、詳細写真を撮るには絶好の機会、これを逃がしてはならないとの思いが勝って、枝ごと失敬したもの!。
かなり固かったが、割って見た。
ついでに松葉を調べて見ると、この枝では、松葉が4本。5本、6本づつが束になっていた。 なお、6本のものは、2本づつがまとまっており、枯れて落下するとき、どうやって落ちるかに興味が湧く。
「シモツケ」
この花はマクロの目では、見ないで遠くから見る方が美しい!!!。
新発見、オシベはきちんと10本あることがわかった、通常花弁と同数であるが、自信が無い(?)からか予備を一本ずつ持ってるのだろうか?。
「イヌサフラン」
根元に実が落ちたのかと思いきや、くっついていた。 つまり、ここで花が咲き実になったと言うことらしい???。
以上