木燃人の波止場

花やお寺や観光地の写真を紹介しつつ、皆さんとの交流を計りたく思ってます、気軽に見て戴き、コメントを戴ければ嬉しいです。

稲盛山の「イナモリソウ」 (No 1784)

2018-05-24 08:00:00 | 花一般

 老体にむち打って、御在所岳頂上周辺を歩いた後、友の計らいで予定外の山野草展にやってきた。 何もしないで毎日パソコンばかりの日常であるから、こんなに歩けば足腰が黙っているはずはなく、痛い痛いと大声を上げている。 それでもカメラ持てば、被写体に向かう欲深のバカが一人いた。 

  友が自ら嵌めている膝のサポーターを片方だけでも貸してくれたからなのか、写真を一通り撮るという目的を何とかこなしたのであった。 よって、大げさではあるが、この写真は足腰の痛みに耐え抜いた結晶であると、私は深く思うので、このことを明確に書いて置きたかったのである。

 

 いつものように、写真をブログに貼り付けて、「花写真鑑」に登録をしようと、ネット上で調べていたら、「この花は、江戸時代に、今の三重県菰野町にある、稲盛山に咲いてたから、「イナモリソウ」と言う」と出た。 初めは、ミスプリントかと思うほど信じられなかった。

 「稲盛山」など聞いたこともなく、持てる地図や資料を調べたが解らない。 江戸時代のこと、何かの間違いか 、発見者の勘違いかとも思ったが、複数の記述があり、役場の観光課か図書室に行けばなにがしかの確認が出来ると思った。

 

下がその「イナモリソウ」である。

(写真は2018.05.18 小山田美術館における山野草展にて撮影したもの)

 

  2018.05.20(日)、家内がカラオケの会に行くというので、送っていった帰路、日曜日でも図書館は開けているので、恐る恐る聞いてみたら、・・・あった!。

 稲盛山は有るが、そんなに高くなく、地図にも無いが、「稲盛谷」は地図にあると言って、地図(絵図)を出してくれたので、¥20支払って、コピーを貰ってきて、必要部分だけをスキャンしたのが、下の図である。 この図の上に、右に御在所岳、中央に武平峠、左に鎌が岳を配置した絵図であった。(ここまでは下の図にはなし)

  下部中央やや右の混みいった所が「湯ノ山温泉バス停」であり、ここから右上に行けば御在所岳に行ける(裏道)し、直線はロープウエーを示している。中央の道を上がると道が分岐しているが、右は御在所岳への表道であり、左に行けば長谷谷を経由して鎌が岳への正規ルートである。

 そして、バス停から左に東海自然歩道(登山道)を一時間余りかけて、湯の森谷を進み「稲盛谷分岐」に着き、ここからが稲盛谷である。更に、この道を行けばかなり距離はあるが、岳峠(だけとうげ)を越えれば鎌が岳は近いが、ここは若干危険な道らしい。 

 

  後は江戸時代の尾張のおじさんに、ここで見付けたのだと聞かない限り確認が出来ないので、ここらで信じるとして、目出度く、我が「花写真鑑」への"新種"登録、第1661号「イナモリソウ」としたのであった。

 

 この稲盛谷へは、以前なら間髪を入れずに出掛けて「イナモリソウ」を訪ね歩いたであろうが、ここは車は行けないから、友に頼む事も出来ないのは、大変哀しいことであった。 もっと、足腰が元気な時にこのことを知るべきであったと、後悔しきりである。

 「マコモ」や「コモノギク」という、地元の名前の付いた花や植物などに出合うと、大変に嬉しく想うが、今回は我が家からさ程遠くない所の名前がついた、植物学にも認められる花があると知って、誇りに感じたので別稿としたのであった。

                              以上

コメント