もっきぃの映画館でみよう(もっきぃの映画館で見よう)
年間100本の劇場鑑賞、音声ガイドもやってました。そんな話題をきままに書きます。ネタバレもありますのでご注意を。
 



昨日は、福知山シネマで昨日から上映されている「ジャンゴ 繋がれざる者」
を見てきました。観客は7名ぐらい。少ないと思われるかもしれませんが、
昨年のデジタル・3D導入以降確実に増えています。作品は、アカデミーで
脚本賞という期待にたがわず、予想外の展開。ディカプリオが主演とばかり
思っていたただけに、驚きも倍増でした。これが今年の34本目、GWには
40本超えしそうです。では今年の21~30本目の鑑賞作品をずらーっと紹介。

□たとえば檸檬(元町映画館)-★★(2回とも)
音声ガイドをやった作品というのは、それなりに思いいれがあり
身近に感じます。舞台挨拶やそのあとのサイン会もよい思い出です。
脚本の吉川次郎さんに『診察室の待合室の映像は妄想ですか?』
と聞くと『象徴です。』と明確にお答えくださり、ガイドに役立ちました。
また、有森也実さんは、舞台挨拶での余裕の応対や、サイン会での
応対の早さ。得にサインを書く時間が早いだけでなく、前の人が
書き終わるのを、あからさまではなくて待ち構えて、すっと受け取り
さっと出す手際の良さに、業界の長さを感じました。また、舞台挨拶
には、こられませんでしたが古田新太さんの存在感は圧倒的ですし、
室井滋さんの自滅的な演技には意外性を感じました。伊原剛士さん
の、深い悲しみを秘めた演技は、そういう役柄を何度かみているの
ですが、この刑事の役柄が一番はまっているように思えました。
このあたり、キャスティング、監督・演出の「冴え」ですね。

PS.舞台挨拶の司会をされていた、本監督作品の前作「アジアの純真」
脚本の井上淳一さん。ジャージ姿だったんですが、映画のパンフの
キャストに、「チンピラ 井上淳一」と記載あり。映画を見たときは
気づかなかったのですが、渋谷の飲み屋横丁の設定で、刑事の
伊原剛士さんが歩いているときに、おじぎをして道を空けるような
感じてすれ違ったのが、チンピラで、そのときジャージを着ていたので
その姿で舞台挨拶をしてくださったということか?それとも”制服”か?

□クラウドアトラス-★(1回目)、★★(2回目)
1回目をみたあと「一度みただけでは収集のつかない壮大感」と
書きましたが、2回目では、より理解でき緻密さがわかって★★に
評価アップ。でも、3度目はなし。

□キャビン-★
"想定外"が売り物の、"定番"ホラー映画。確かに"想定外"だった
けれど、こういう映画がつくられなかったのは、元がとれるかリスクが
大きかったからでは?その面では、製作費30億円で、全世界での
興収60億円なので成功でしょう。後半の怒涛の責めで、見るものを
あきさせません。後には、な~んも残らないので、時間つぶしに最適。

□千年の愉楽-★
若松監督のラスト作。「あさま山荘」「三島由紀夫」とは、異なる路線
での最後なのが残念。「東電」の映画みたかったなあ。情調的な
映画というのは私は苦手。でも、静かに、しみじみと、この映画を
鑑賞しました。終盤の寺島しのぶ×染谷将太のからみにはビックリ。

□愛、アモール-★
認知症を扱った映画は多い。最近、認知症の増加とともに増えて
いるように思う。でも老老介護での認知症は、みたことがない。
あまりにも希望を描けないかからだろうか?あまりに有名な『男と女』
の主役の男性も80代。妻を介護することとなる。病院での手術も
うまくいかず、病院にいきたがらなくなった妻。ヘルパーと喧嘩を
してしまう夫。息子達とは、介護に対する温度差がかなりある。
かといって、自分が十分に介護できるわけではない。そこで愛が
描けるのは、お互いの精一杯さを誰よりもお互いが理解しているから
であろう。ラストに不思議な形ででてくる幻想のシーンがある。
あのシーンをみて、あの日常こそが幸せだったんだと思った。

□マキシマムブロウ-×
プロレスラーのストーンゴールド・スティーブ・オースチンVS
ロッキー4で、スタローンの適役、イワン・ドラゴ役のドルフ・ラングレン
ということで見に行きました。ロッキー4は、ロッキー・ザ・ファイナル
(ロッキー・バルボア)とともにシリーズ最高傑作だと思います。
1986年に見たので、もう27年前。同一人物とは思えないほどでした。
それだけ私も年を取ったということかと、気を重くして帰ってきました。

□オズはじまりの戦い(3D)
よくできているのに、なんとなくまあまあな作品になってしまった感あり。
3D,CGで、役者さんの表情がわかりにくくなっているところが残念。
三人の魔女も、最近の作品ですが、
ミラ・クニスは「ブラック・スワン」、
レイチャル・ワイズ「ドリーム・ハウス」、
ミシェル・ウィリアムス「テイク・ディス・ワルツ」
の方がよかったです。

□脳男
生田斗真主演映画といえば、『人間失格』『源氏物語』いずれも期待はずれ。
それと比較すると、この作品では、ガンバリが目に付きました。一番表情の
ない役柄でほめても皮肉に聞こえるかもしてませんが、いえいえそれで
後半は、少し盛り上がりました。やはり、若い人には、現代が舞台の作品
の方がいいのかな?二階堂ふみと、染谷将太はいいけど、色々出すぎ。

以上10回鑑賞(8作品)からの私の満足度No.1は『たとえば檸檬』です。
3回目にして、初の邦画作品。私の満足度という尺度ではありますが、
若松監督の遺作よりも、若松監督の弟子の作品を選んだということであり
ハリウッドも、東宝も、ディズニーも、アカデミー外国語作品賞も抑えての
No.1。一般の知名度という意味では、いちばん低いぐらいの作品かも
しれませんが日本の40代から50代の人が、この8作品を見れば、
『たとえば檸檬』を、ベストに選ぶひとは、かなりいると思っています。




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