もっきぃの映画館でみよう(もっきぃの映画館で見よう)
年間100本の劇場鑑賞、音声ガイドもやってました。そんな話題をきままに書きます。ネタバレもありますのでご注意を。
 



源氏物語-千年の謎 見てきました。

京都生まれながら、おはずかしいことに源氏物語は、ほとんど知らず。
10年前に見た「千年の恋 ひかる源氏物語」も、松田聖子がでていた
ぐらいにしか記憶になく、良かったという記憶もないので、期待せずに
いきました。

(感想)十年前のよりはよかった。きれいどころの女優陣と、お金をかけた
セットは、色鮮やか一見の価値あり。でも、源氏物語初心者の私には
物語のなかと、平行して進む現実の世界の区別がわからなくなるところも
ありました。

冒頭から、藤原道長(東山紀之)が紫式部(中谷美紀)を、深夜のお庭?で
「おれには何でも許されるんや」みたいなことを言って襲うというショッキング
な?シーンがあるのですが、長い長い着物のすそを石畳の上を引きずり、
森の中でもすそをひきずって、逃げたわりには、事が終わってみれば、
紫式部は、満足顔で、なんじゃらほいという感じ。どう反応したらよいのか
わからぬまま最後までいってしまいました。
まあ、女性の嫉妬とか、何パターンも見せられてもなあ・・・ひとりあたりの
時間も短いので感情移入ができませんでした。

なんとなく、京都の「時代祭り」を思い出しました。
明治時代から、時代を順次さかのぼり当時の衣装をきたひとが何千人と
京都の街を練り歩き、通り過ぎるのに3時間ぐらいかかる歴史絵巻です。
で、そのなかには、紫式部や清少納言もでてくるのですが、その方が
通り過ぎてゆくのをみてどう反応したらいいのかと、とまどってしまうのです。
盛り上がる必要はないのかもしれませんが、いちばん歓声があがるのが、
馬の糞を後続の人が踏みそうになったときとなれば、なにかもうひとひねり
できないものかと思うのであります。

話がそれましたが、そういうわけで、断片的に、気になったところだけ書きます。

主人公は?
光源氏(生田斗真)かと思ったのですが、「千年の謎」が主題になっているように
道長と式部がメインのように思えました。そしてこの二人の存在感のある演技は
貫禄もありよかったです。

窪塚洋介(安部清明役)
久々。以前主演で映画に出まくっていた頃は、私が映画を見まくってた時期、
『GO』『ピンポン』『凶気の桜』『魔界転生』と見ました。『GO』は良かった。
その後、結婚、マンション9階からの転落・・・最近、大きな役ではあまり
みかけなかったような。私の見る本数が減ったこともありますが。そして今回、
安部清明役。この役は、陰陽師・野村萬斎のイメージが強いのでやりにくい面も
あったと思いますが、新しい窪塚洋介、新しい安部清明像をみせてくれています。

室井滋(桐壺に嫌がらせをする役)
きれいどころは、化粧をしても本人とわかるのに、室井滋だけは、本人の顔が
わからなくなるぐらい厚化粧になっていると思ったのは私だけでしょうか?実は、
終わってから気づきました。室井滋とわかったほうが、楽しめた気がするので
ちと残念。

田中麗奈(六条御息所)
源氏をめぐる女性の場面というのは、室内でやや暗めのシーンが多いのですが
それだけに顔の白さが、みごとにはまったといいますか、なかなか生首の似合う
生霊でした。助演女優賞。

最後に、道長の屋敷のセット
豪華で広くて鮮やかな色づかい。まさに壮観なんだけど、なんか違う。
思うに、背景に山がないからか?京都育ちの私は落ち着きませんでした。
パンフに2億円かけて琵琶湖畔につくったとかで、道理で山がないわけです。
CGで書いたほうがいいかどうかはわかりませんが(ひいた映像では、山が
はいっていたと思います。)、気になりました。

源氏物語のこと、平安時代のこと、わかっていれば、もっと楽しめたかなと
思います。なので私の満足度は60%ですが、もっとわかってられる方は
もっと高い満足度がでると思います。

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源氏物語 千年の謎 現実と物語と自分の夢の中を行ったり来たり・・・(^-ω-^)Zzz.. (労組書記長社労士のブログ)
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