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年間100本の劇場鑑賞、音声ガイドもやってました。そんな話題をきままに書きます。ネタバレもありますのでご注意を。

チェンマイ、ドンマイ、タイ古式マッサージの旅(7) 実技はかなりの運動と忍耐

2010-12-21 03:19:40 | タイ・チェンマイ・マッサージ
↑バザールで見つけたあるお店の看板。学校とは関係ありません。


テーブルの授業からマットへ。そこでは人が3種類のに分類されます。
「先生」:教える人、タイ人。(日本人の先生も一人)黒のTシャツ。
「練習生」:既に一度受講しいる人。青のTシャツ。
「受講生」:はじめて受講する人。赤のTシャツ。

最初の3日間は、先生:練習生:受講生が全て1人。
「先生」は、大学で日本語学科を出たという日本語通訳も兼ねている
20代のタイ人女性。「練習生」は、50代日本女性。
「受講生」は、私、中年男性。

この日に限らず、実技の進め方は3ステップ。
1.「先生」が「練習生」か「受講生」の中から「モデル」を選んで説明しながら
  マッサージ。
2.「練習生」が「受講生」にマッサージ。
  1,2の間、「受講生」は、メモをとる。
3.「受講生」が「練習生」にマッサージ。
  2,3の間、先生が見ながら指導をしてくださるというわけ。

時間としては、慣れてない「受講生」のところが同じことをやっても、一番時間が
かかるのですが、大雑把に言えば、3分の1は説明をきいて、次の3分の1は
自分が体験して、最後の3分の1で自分が実施するということになります。
つまり、1日授業の3分の1の2時間半ぐらいは、マッサージをしてもらうわけで
これはなんと贅沢なことでありましょうか。日本ならそれだけで1万円ぐらい
とられそうですね。

でも、見ること聞くことはじめての内容を、1度やってみせてもらって、自分が
やってもらっても自分がやるときには、とまどうことが一杯でして、そのために
マッサージを受けているときも必死にメモをとるわけです。まあ先生がみていて
間違っていたら注意してくれるわけですが、最初は正確さはともかく手順を
まねするので精一杯ですね。その上、マッサージはそれなりに力を込めるわけで
普段から運動不足の私には、それだけでもかなりの運動でした。

さらに、体が動かないだけでなく、正座や、かかと座りの状態でバランスよく
姿勢をたもっているのも私には結構大変でした。先生は、相手の大きさや、柔軟性
にあわせて、自分の足の配置、体の位置についても教えてくださるのですが、
例えば10分はじっと同じ姿勢をたもって安定して座っているぐらいはできないと
『ゆっくりと押して、深いところでとどまって、またゆっくりと力を抜いてゆく』
というような、なめらかな動きはできないわけで、マッサージを行う側の基礎体力
とでもいうものの必要性と足りなさを痛感したのでありませした。

まあ、それだけ大変で、かなり汗をかきながらやっておりましたが、自分が
マッサージを受ける番になると、あ~疲れたとバターンと横になってうける
ひと押しひと押しがなんと気持ちよく感じられることでしょう。こりゃええわ~
こりゃええわ~このまま寝てしまえたら極楽やなあ、などと思いながら
がんばってメモを取るわけです。

とくに最初の3日間パートナーをしていただいた「練習生」の方は、日本で
様々なマッサージを教えてられ、今回はこの学校のインストラクター資格試験の
ために来てられる方で、特にマッサージが気持ちがよかったです。
『お金払うので、このままマッサージ続けてもらえませんか』なんて言いたく
なるような、そんな授業中でした。

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