もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

「花束みたいな恋をした」

2021-02-19 23:43:54 | 映画
2021.2.18

*書き終わったらネタバレしてましたー

ラブストーリーはあまり観に行かないので保留してたら
サブカルのラブストーリー、みたいな感想を目にして
「おっ」となったので。

運命の出会いなんてありゃしねぇんだよ、とグレてたのは
20世紀にサブカルしてたワタクシ。
あんなに趣味が合ったらソッコー友達になっちゃったなぁ、
人生の恋愛比重が少なすぎだからか。
若者で混んでいましたが
「押井守」「粋な夜電波」の二つは解ったのだろうか彼ら?
うひゃうひゃしてたの私だけっぽかったけど。

いつでも少しだけ絹が引っ張ってた。
麦の前に回り込んで「押井守いましたよね」って言ってからずっと。
他の人たちに通じない言葉で話してる二人は
楽しくて楽しくて
出会ったのは必然、くらいにしっくりきたんでしょ。
(恋は誰しもそう思うものだった、そういえば)
学生さんの気楽さも拍車をかけたね。
一緒に住んで沢山時間を過ごしてその分年を取って
色々なことが変わるのあたり前じゃん。
そこから持ちこたえるにはどうしたら良かったんだろうか。
女は現実的で男は夢見がち
よく言われるけど(少年のココロとかさ)
でも
「仕事はそういうもんじゃないんだ」
「前に一度観た芝居でしょ」
麦の方がスゲェつまんないこと言うようになって
絹はもう少し自由だった。
広告代理店両親に鍛えられてたからかな。

それにしても麦よ
30年連れ添った夫婦が言うような結婚生活の話からのアレはなんだ?
お前にとって結婚とは何なのだ?
そして私の周りで語られていた
「男が先に泣き始めると、こりゃダメだって思うよね」理論からいうと
ダメ男くんに分類だぞ。

でもまあ
恋愛って誰しもバカになっちゃうものなんで
キレイな顔したオタク同士の恋物語、面白かったです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« SIONの野音を観ていた | トップ | 図書館、というか市がビンボ... »

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事