もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

「グーグーだって猫である」

2008-10-05 23:50:51 | 映画
10/1 

大島弓子について語ると止まらなく、
猫について語っても止まらなく、
吉祥寺と井の頭公園を愛して止まないワタシが、
観なくてどーすんのよっ!

最初の締め切り間際の修羅場、
原稿が「ダイエット」じゃないっ!
もうそこから前のめり。

サバって、
画のイメージはすぐ浮かんで、
肩幅広くてがっちりしていて、男の子なんだけど
女の子でしたっけ?
本がどこかに埋もれていて探せません。

猫を飼ったことのある人には、もう、
グーグーの仕草がいちいちたまりません。
ワタシが最後に猫と暮らしていたのはもう20年近く前なので、
猫欲が刺激されて大変でした。
でも、ワンルームじゃお互い大変なのよ~(涙)

井の頭公園の野外ステージ
いせや
ユザワヤ
象のハナコさん
サトウのメンチカツの行列 etc
おなじみの景色ばかりで、吉祥寺行きたくなりましたよ。
家賃が高いの吉祥寺。
(注※住んだことはありません)

大島弓子=麻子さんでは無さそうですが、
(大島さんはプライベートをほとんど出しません。顔写真も)
地面から少し浮いて、ちょいと浮世離れしていて
時に哲学的なお話をふわんとした絵柄でマンガにする人
その感じはとてもぴったり。
小泉さん(と呼んでみる。へへ)が見事に演じています。

アシスタントのナオミは可愛すぎだ。
キュートで強気で、酔いっぷりも好き。
私のアシもして欲しい。
いや、何の作品も作り出さないので、
まずはお友達からお願いしたい。

森三中の三人もかわいいさー!
いせやで飲んでるとことか、
チアの場面とか、
この人達をかわいいと思ったのは初めて。
犬童マジック?

青自は、私の好きなタイプです。
加瀬君じゃなくて役が。
ああいうちょっとヘンテコな人に弱いです。
ヘンテコなうえに誠実だし酒飲みだし、
一緒に空を見上げてくれるし。
麻子さん恋愛アンテナ感度弱すぎ~。

病気は、ねぇ。
連載してる本をたまたま手にして、
びっくりしたもんなぁ。
~女の子猫の避妊手術をしたら
 わたしもおなじ手術をすることになりました~
みたいに淡々と描いてあった。
深い。

原作からは離れているのに、
大島ワールドを見事に描いているのは、
犬童監督の心にはオトメが棲んでいると思われます。
「金髪の草原」もすごく良かったもん。
贅沢にも、
作品に出てくる原画(にとても似たもの)や大島弓子全集が本物なのは、
犬童監督の愛が伝わったのでしょう。

私は、犬童監督がオトメ心で作った作品のみ好き、かも。

泣いちゃうかも。
と思ったら、ファンタジーの混ぜ込み方が見事で
あと、「メゾン・ド・ヒミコ」のダンスシーンを思わせる
チアのシーンがとてもステキで、
心が暖かくなりました。
コメント
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