もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

札幌市民会館・バックステージツアー・本編 2

2007-02-12 17:40:36 | Weblog
えっと、回った順番があやふやなんで、
適当に書きます。

まず、楽屋までの通路の天井がとても低くて、
数々のアーティストが頭をぶつけたという逸話にぶんぶんうなづく。
だって私156cmでヒールも5cmぐらいでしたが、
かがむかがむ。
工事現場みたいな黄色と黒のシール?貼りまくり。
でも、
一等最初に市民会館でみたはずのAKKOちゃんはもちろん、
harryも蘭丸もキヨシローもチャポも、
あんな人もこんな人も、
ここをかがんで通ったのね、じーん。

中央楽屋はグループアーティストが使ったそうですが、
狭いっ!
モニターもないじゃん。
すぐ裏が北一条通りで「覗いたら○○さんを観られたかしら」
おばさん、それは無理。
絶対カーテンしまってるから。
スガさんファンの女性(顔だけ知ってた)は、
根掘り葉掘りアーティストの使用状況を聞きまくり、
写真撮りまくり。
そーよね。
スガさんや・・・以下前と同じ。
ちなみに、ソロアーティストは隣の応接室を使うそうですが、
やっぱり狭い。
で、その前の通路がケータリングスペースって、
狭すぎじゃーん!

らせん階段をぞろぞろと登って、
下手3階にある調光器室へ。
ここも狭いのに、機械と人とで暑い。
調光用の卓の沢山のスイッチで、
色の調整や光の強さなどが指一本で操れるのを見せられて、
ちょっとうっとり。
もちろん基本コンピューター制御ですが、
職人技なんだもの。

降りて登って上手の音響室へ。
うわー、アンプの壁だ~。
音響の卓にまたしてもうっとりする元オーディオマニア。
スピーカーのメーカーとか聞いちゃ、
マニアすぎるよなドキドキ。
とぼーっとしてる間に「それはDATですか?」
「ドルビーはかかってますか?」
現役マニアらしいが知識は古いおじいさんが質問。
他の人々わけわからず、係員さんにこにこお返事。
ちょっとー、オープンデッキ初めて見たって本当?
そこのおばさんも?(汗)
カセットデッキ現役、CDはプレーヤーのみ。
でも、本当に音響卓ってステキ~。
(なにマニア?)

照明関係も音響関係も機材の使えるものは、
暫定ホールで使用する予定だそうだ。
確か電気周りは10年前くらいに改修してるし、
まだまだ使えます。

照明さんも音響さんも、市の職員さんなんですけど、
仕事に誇りをもってること、
ホールにも誇りと愛をもっていることが、
控えめな態度なれどビシビシ伝わってきました。
皆さん市民会館のこと「うち」って呼ぶのよ。
「Kitaraさんと比べるとうちは」とか。
私は会社を「うち」と呼ぶのは好きじゃないんだけど、
『愛だねぇ』と感じた。

とても珍しかったのが、
綱元(ツナモト)といって、
緞帳・反響板・ホリゾントカーテン・照明のバトンetcを操作する
太い綱の連なっている場所。
何トンというものもあるので機械で引っ張ったりするそうですが、
危険なのでヘルメット着用になっていた。
後で緞帳などの収納されている場所も見ましたが、
もちろんステージより上に吊るされてましたね。

最後にステージに立つことができた。
もちろん初めて。
おおっ、一番後ろまで見えるじゃん!
観客からも見やすいホールでしたが、
ステージからもこんなに見えるなんて!
照明の加減はかなりあるでしょうが、
派手な衣装で(注※ワタクシが)
踊りまくっていた姿は、
色んなアーティストの皆様に目撃されていたのか?!
そりゃあ席が前のほうの時は
『蘭丸から見えるかも、ふふ』なんて気合入れていきましたが、
こりゃあ後ろでも見えてたんじゃあ・・・
うれしいような、微妙なファン心理。

暫定ホールは来年中には建つようですが、
基本設計もまだって、それで間に合うの?
あと、椅子なども再利用するかも、
ということで、
狙っていた『記念に席番号のプレート売って下さい』は無理でした。
なんせ市の資産なんでね。

暫定ホールってZEPPみたいにスタンディングなのか?
とご心配の皆さん、ご安心下さい。
(私だけか?)
ちゃんと椅子席で1500人規模のホールになるようです。

今まで楽しいコンサートLIFEをありがとう、
札幌市民会館。
そして、係員の皆様に感謝の拍手を!
コメント (10)
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札幌市民会館・バックステージツアー・本編 1

2007-02-12 09:59:20 | Weblog
2007年2月10日

午後2時から開始の札幌市民会館バックステージツアーに参加。
受付で簡単な市民会館の歴史についてのパンフをもらい、
ロビーでの写真展を見た後は大ホールで待つ。
本当に何回来たっけなぁ、ここ。
LIVE以外では年末調整説明会でも毎年ここで、
ううむ、長い経理人生であったことだなぁ(感嘆・笑)

20分前くらいなのに、ホール内には私一人でびびる。
でも、好きな席に座っていいってことだよね。
前から7列目くらい、このあいだのLAST DAY辺りに座る。
こんなことなら、sliders思い出席を調べてくるんだったよ。
パンフには建設当時の平面図が載っていて、
『ああ、図面ってちゃんと残るんだわ』と感激。
(元設計事務所勤務なので)

ぱらぱらと集まりだした人々は、デジカメや携帯で写真を撮っている。
あ!写真撮っていいんだ!
手ぶらで来ちゃったよ~、とあせるも
『心に刻めばいいさ』って思う。
だって、LIVEは全部そうだもん。

迷わず最前に座る人多し。
なんか、こういう座り方でも性格がでる気がする。
年齢分布としては、
おばちゃん二人組み多数、お子様連れやご夫婦も何組も。
ひとりおじさんちょろりに、ひとり女子もパラパラ。
結局何人だったのかなぁ。

5分前に開演のブザーとアナウンス。
おおっ、なんかワクワクしてくるじゃん。
いい演出じゃないか。

最初に、市役所の市民会館担当員さんの説明。
舞台装置を動かして説明してくれる。
LIVEだとスピーカーや照明は持ち込み機材で派手なんだけど、
市民会館自前の装置もスゴイです。
照明もホリゾントライトとかあったのね~、
知らなかった。
そんでミラーポールも下げてくれたのね~
キラキラでとってもキレイでしたが、
あれ、客電を落としてくれるとホール中キラキラでしたのに。
音響に至っては、スピーカーがあちこちに埋め込まれている。
天井にも左右の壁にもステージ下にも!
いやー、全然知らなかった。
実際、市民会館は音が良いというのは
オーケストラもロック系も同じ意見だったそうだ。
観客も、どんな席でもほぼ同じ音が聴ける。
一番びっくりしたのは、
左右の壁が残響を調節するために可動式になってるってこと。
開けていたのを閉めて見せてくれた。
クラシックでは残響を残す為に開けて、
講演会などでは閉めて使うそうだ。
じゃあ私はどっちも観たことがあるようだが、覚えてないや。
「開館当時から画期的と言われてました」
なニュアンスの説明をしてくれる係員さんは、誇らしげです。
好きなんだろうなぁ、市民会館のことが。
その気持ちはどの係員さんからも、ひしひしと伝わってきました。

そしていよいよ普段は入れないバックステージへ。
人数が多いということで三班に分かれました。
私はA班。

続く。
コメント
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