テレビがやらないニュース(旧エコドライブ日記)

テレビがスルーするネットのニュースを集めて紹介しています。

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菅は何もしてこなかったし、これからも何もしない(衆院小里泰弘110430)

2011-04-30 16:49:37 | 民主党・マスコミ
4.30 衆議院予算委員会 菅総理、一つ目の質問で投了!


自民党の小里議員はなかなか聞きやすい質問をしてくれる方です。

開始~7分30秒ごろまで、学校の基準についての質疑があります。

菅「政府の対応は場当たり的なものではない」

高木文科相「ICRPの定める値のもっとも厳しいものを基準としているので安心してほしい」

相変わらず中身の無い答弁。

当ブログでは何度も記事にしていますが、文科省が答えた学校の基準20ミリの
根拠は次のようなものです。

(屋外3.8マイクロ×8時間+屋内1.52マイクロ×16時間)×365日

これで年間20ミリ(計算値すると19.973ミリ)。
これまでの積算被曝線量が入り込む余地がありません。もっとも放出が多かったとされる

菅首相「場当たり的対応ではない」


内閣官房参与を辞任した小佐古東大教授が「学校の基準が高すぎること」を辞任の理由に
していることを、ようやくテレビも報道したようですが、

20ミリという数字がどの程度のものなのか、どうやって決められたのか
ということには全く触れていません。
これでは学校の基準の問題点に気づく人は少ないでしょう。

20ミリは胸部レントゲン400回分で、値はおそらく電卓で計算されたもの。
文科省の高木は線量を低く抑えるための対策をした郡山市長の行動を「必要ない」と
切り捨てました。


と言ってくれれば少しは問題の本質が伝わるのでしょうが、民主と組んで汚染を
広げようとしているテレビがそんなことを言うわけがありません。

〔当ブログ関連記事・・・文科相が表土はとらなくて良いといった国会質疑〕
〔必見〕高木文科相が驚愕のバカ答弁 衆院 河井議員(110427)2011-04-28 08:03:52
http://blog.goo.ne.jp/moja_gd/e/d4f7e3b6e43211184f05d4e96007a19f

〔20ミリという基準はいい加減に作られたことが分かる国会質疑〕
「子供の健康よりメンツが大事」陳哲郎の答弁を振り返る(参院 佐藤正久110421)2011-04-22 09:00:30
http://blog.goo.ne.jp/moja_gd/e/5c5a30545c85862fd1eb375a57d93aeb

【福島第1原発 対応、菅首相「場当たり的でない」】
 菅直人首相は30日午前の衆院予算委員会で、小佐古敏荘(こさこ・としそう)東京大教授=放射線安全学=が内閣官房参与を辞任したことについて「専門家の見解の相違からで大変残念だ」と述べた。小佐古氏は東京電力福島第1原発事故の政府対応を「場当たり的」と批判、29日に辞表を提出したが、首相は「政府は参与の意見も含めた原子力安全委員会の助言で対応している。決して場当たり的とは考えていない」と反論した。自民党の小里泰弘氏の質問に答えた。(毎日新聞)
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/kan_cabinet/?1304136604

汚染を広げるといえばもう一つ、聞き捨てなら無い国会質疑があったようです。
福島の瓦礫撤去のための予算が全く計上されていないというのです。

下の動画で、海江田は、「予算は無いが瓦礫の測定・撤去はする」とつじつまの合わない
ことを言っています。

福島県の瓦礫の上には広範囲にわたって放射性物質が降りました。汚染された瓦礫は
原発周辺だけにあるわけではありません。

おそらく特別な管理をする気はないのでしょうね。
何もせず、汚染が全国に広がるのをただ見るだけてところか。

口先だけの無責任内閣 放射線汚染瓦礫の撤去予算が計上されていない


〔当ブログ過去記事・・・前原「米国の圧力は無い。勉強不足、認識不足で笑ってしまう。」〕

前原がTPPは野党の勉強不足だって 20110203 小里泰弘(自民)2011-02-05 00:12:51
http://blog.goo.ne.jp/moja_gd/e/d4adda1893d93e7f2c32819b203d6c8f
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武田邦彦さんのブログ さらば!

2011-04-30 01:16:58 | ニュース
武田邦彦さんが原子力と決別することを決意されたようです。

これまで、「安全な原子力なら賛成」という立場を語っておられた武田さんですが、
文科省の無責任ぶりもあって、子供が被曝する(させられる)事態を受けて
原子力との別れを決断したのでしょうか。

これまで何十年にも研究してきたものを捨てるのですから、子供の被曝は氏にとって
よほど衝撃的な出来事だったのでしょう。

原発事故以来、武田さんのブログには毎日40万人が訪れているようですし、
ちっぽけな私のブログにも武田さんに批判的な方からのコメントを頂くことも
あるぐらいですから、武田さん本人には相当なプレッシャーがかけられていることでしょう。

"へこたれないぞ"という言葉通り、これからもがんばっていただけることを期待します。

「武田邦彦さんを信じてはいけない」という意見は繰り返しいただきますが、
この方は信じて良いと思いますよ。環境でも原子力でも。

信じてはいけないという方は全員、「放射線の影響について、間違ったことを言っている」
ことを理由に挙げるのですが、それはさほど重要なことではないと思います。


私の考えをまとめると、

武田氏は放射線医療の専門家ではない。だから、法と基準に基づいて話をする。

法と基準というものはいったん決めるとなかなか変わらないから、日進月歩の医学の
現状とはズレが生じる。

そもそも、法や基準というものは、専門家ではない人に向けて作られているため、
法と基準に基づいて話をすると、専門家から「違う」と言われるのは当たり前。

しかし、いざ事故が起きた時、人は法と基準を頼って判断するため、当然
「法、基準>現在の学説」となる。

だから、事故が発生してしまった今は、法や基準を守ることが重要となり、
法と基準を守りながら話をする武田さんは正しい。

もちろん、武田さんが法と基準を無視し始めたら警戒しなくてはいけませんが、
今のところ、基準を正しく使っているように見えます。

専門家に求められているのは、持論や最新の学説を披露してその場をなだめることではなく、
法や基準を維持することではないでしょうか。

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さらば!

「反原発派に取り込まれたのか!」

かつて原子力を共にやってきた仲間からがメールきた。

さらば! 原子力

原子力村に帰ることは、もう許されない。

それで良い。

・・・・・・

この世に生を受け、戦争の惨禍は両親に降り注ぎ、私は戦争のない日本で人生を終わることができた。そして長じて技術者になったが、私の願いは空しく潰えた。

すまない。申し訳なかった。私の思慮が足りなかった。

だから、攻撃は私の罪で受け止める。痛手が身にしみれば染みるほど、子供の被ばくは減る。

遙かに長い未来と夢がある。彼らの夢を壊してはいけない。

でも、久々に楽な気持ちになった。小学校の校庭が3マイクロから0.6マイクロに減ったのだ。万歳!!

・・・・・・・・・

私は何をしてきたのだろう?

電気があればテレビを見ることも出来る。石油は日本にないから原子力・・・浅はかだった。子供を被ばくさせたら、そんなことは何の意味もない

福島の大地が綺麗になり、笑顔の生活が戻る日まで私はへこたれないぞ。

この野郎!!

(平成23年4月29日 午後10時 執筆)武田邦彦
http://takedanet.com/2011/04/post_f444.html

_____________________________________________

当ブログの武田邦彦さん関連記事まとめ(リンク集)
http://blog.goo.ne.jp/moja_gd/e/6a193f9b1db6fea5c154ce23cc3bb9db

原発事故 残留汚染の危険性
クリエーター情報なし
朝日新聞出版


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