海自掃海艇が漁船と衝突？

海上自衛隊の船が漁船と衝突したという。

テレビ報道によると、双方が『監視が不十分だった』とコメントしているらしい。
しかし、ウェブをみると、掃海艇の方はいかりを下ろして停泊していたとのこと。

『前方不注意の漁船が停泊中の海自掃海艇に突っ込んだ』
と報道すべきだろう。

海上自衛隊の方も簡単に非を認めるコメントをするべきではない。
しかし、マスコミを恐れる上官、政治家が、
隊員を守ってこなかったから謝るしか手がないのだろう。

関門海峡の事故では、過失がないのに自衛隊員が処分されるらしい。

自衛隊の問題は全て自衛隊に責任があることにしたい人がいるようだ。

こんな状況下でも、自衛隊員は命をかけて国を守ろうと思ってくれるだろうか。

護衛鑑衝突事故の報道が変

自衛隊の護衛鑑が韓国の貨物船と衝突した事故の報道が変だ。

ぶつかり方を見る限り、貨物船側に問題があるのは濃厚なのだが、
第一報から翌日朝まで、『どちらか』に原因があると報じ、
一部では『自衛隊の不祥事』という報道もあったようだ。

漁船との衝突事故の時のようにヒステリックな自衛隊叩きになるかと思ったが、
事実が明らかになるに従い、さすがに自衛隊への疑いはなくなったようだ。

しかし、自衛隊への疑いがなくなったことも報じないまま、
貨物船ではなく管制センターが批判の対象となった。

２８日のフジテレビによると、管制センターは
『前方の船が左から追い越して欲しいと言っていると伝えた』と報じたが、

２９日の日本テレビでは管制センターが
『左から追い越すように』指示したように報道していた。

どちらが正しい報道なのだろうか。
管制記録もあるはずで、いずれ分かるだろう。

しかし貨物船の過失が最も重いことは明らだ、
貨物船を批判しないから報道がおかしなことになる。

鳩山由紀夫も必要のない謝罪を口にしたそうだ。

いびつな報道は国益を害する。