慈恵会病院から小林峠を冬道で往復しました。(1月11日)
駐車場 7時53分
T6分岐 9時11分 (1時間18分)
折返し点着 10時45分 (1時間34分)
折返し点発 11時24分 ( 39分)
T6分岐 12時35分 (1時間11分)
藻岩山山頂 13時33分 ( 58分)
駐車場 14時29分 ( 56分)
合計所要時間 6時間36分
(GPS記録)
総上昇量 673m(?)
総下降量 906m
TP積算距離 10.7km
積雪量が増えたので、T6分岐から小林峠までを冬道で歩いてみました。
今日は出発地点を慈恵会病院(観音寺駐車場)としました。
ラッセルを予想して普段より早く自宅を出発したので、駐車場はまだガラガラでした。
装備は普段よりも少し多くしました。
●スノーシューをザックに装着
●オーバーシューズを携帯
●ガスストーブ一式とラーメンを携帯
●6本爪アイゼンを装着して出発
スノーシュー専用の暖かい登山靴を持っているのですが、足先を締め付けない幅広の形状のため、残念ながら6本爪アイゼンを装着することができないので、今回は使用できません。
そのため、これもスノーシュー装着時の防寒用であるオーバーシューズを携帯しました。
これは、登山靴を履いたままその上に装着するもので、丈は膝下まであります。
雪が直接登山靴に触れないので、防寒性能は良好です。
生地は完全防水で、浅瀬の徒渉などでも使用が可能です。(モンベル製)
駐車場の出発は、久しぶりに8時前でしたが、既に朝の早い登山者が複数出発していました。
稜線上の登山道の合流点から旭山記念公園方面への踏み跡はまだついていませんでした。
新たな降雪量は10cm程度でしたが、そこで「オーバーシューズ&スノーシュー」に変更して、アイゼンはザックに収納しました。
T6分岐から小林峠方面へは十分な積雪量があり、全行程を冬道で歩けました。
冬道は完全に稜線上を歩くので、途中のピークは直登・直降して越えて行きます。
地図上では夏道・冬道がほぼ並行しているように見えますが、夏道は山腹をトラバースしているため、歩いている標高は全く違います。
地図上では、冬道の後半部分はほぼ直線になっていますが、その分急登・急降を繰り返しています。一人でラッセルしながらの急登はかなり疲れます。
前半にある急登1箇所では、胸の前の雪をストックで取り除きながら登る場面もありました。
最後の小ピークの山頂を折返し点としました。ここから尾根を下りたところが登山口になります。
一度この尾根を下りたことがありますが、歩きやすい尾根で全く問題はありません。
このピークで、ラーメンを作って食べました。
水は雪を溶かして作ります。新雪のためコッヘル一杯の雪でも融けると水深1cm程度にしかなりませんので、雪玉を作りどんどん追加していきます。
ガスストーブ一式とラーメンで重量は840gでした。
場所の準備から食事・清掃・収納までは急いでも30分以上は掛かります。
復路は往路でラッセルをしているので、比較的楽に歩けました。
スノーシューは直登できないような急斜面を下るのは苦手なのですが、このコースは直登できる傾斜なので、下りは楽に歩けます。
下りではラッセル跡を歩くよりも、新雪のところを直線で下りた方が楽で、足への負担も少ないです。
フワフワした新雪の急斜面を、スノーシューでスイスイ下るのは楽しいものです。
慈恵会病院コースの合流点でアイゼンに履き替えて、藻岩山山頂を往復して戻りました。
(GPS関係)
総上昇量 673m(?) ※ 総下降量の74%
総下降量 906m
同じコースを往復しているので、総上昇量・総下降量が一致しなければならないのでが、計測誤差が大きすぎるようです。
普段でも誤差は発生していますが、多くても10%以内に納まっています。
カシミール3Dの断面図を作成して検証したところ、上記の中間の値がでました。
断面図では10m未満の起伏が拾えないので、実際の上昇・下降量は総下降量の示す値に近いのではないでしょうか。
原因として考えられるのは、歩行速度の違いです。
夏道の場合ですと、全行程をほぼ一定速度で歩いています。
しかし、今回のT6分岐~折返し点間の急登部分では、歩行速度が極端に落ちています。多分夏道の数分の一の速度です。
同じ急登部分を下る場合は、夏道とほぼ同じ速度が出ています。
これは推測ですが、GPSの急登部分をかなり遅い速度で登った場合のソフトウェアの処理方法に、まだ改善の余地があるのかも知れません。
GPSは1秒毎の計測ですが、GPS電波を受信している関係で、ある程度の誤差を持っています。
また高度の測定には気圧高度計も使用していますが、精度はそれ程高くはありません。
そのため、極端に歩行速度が遅いと、立ち止まっているのか歩いているのかの判断は非常に難しくなります。
この場合、時間的にある程度長いスパンで区切って比較すれば、実際に近い上昇量の計算ができるのではないでしょうか。
移動速度が異なる「徒歩、自転車、自動車」に適用できるように作られている汎用ソフトに、そこまで期待するのは酷でしょうか。
「登山専用計測モード」でも作れば、もう少し正確な計測結果が得られるかも知れませんね。
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用
GPS軌跡
藻岩山山頂からみた札幌市街 (1月11日)
折返し点のピークにて
バックは藻岩山です。
ラーメンを作っています。
これで840gでした。
小ピークにて
夏道(青)・冬道(赤)の比較
冬道がピークを繋いで直線で歩いているのが判ります。
夏道の高度グラフです。
ピークは前半の稜線越えで、後はトラバース道です。
T6分岐-「A」間の冬道を下図で表示しています。
T6分岐から最初のピークまでは夏道とほぼ同じですが、
それ以降は夏道と全く違う高度で歩いています。
距離は短いですが、急登・急降の連続です。
私のホームページへ
駐車場 7時53分
T6分岐 9時11分 (1時間18分)
折返し点着 10時45分 (1時間34分)
折返し点発 11時24分 ( 39分)
T6分岐 12時35分 (1時間11分)
藻岩山山頂 13時33分 ( 58分)
駐車場 14時29分 ( 56分)
合計所要時間 6時間36分
(GPS記録)
総上昇量 673m(?)
総下降量 906m
TP積算距離 10.7km
積雪量が増えたので、T6分岐から小林峠までを冬道で歩いてみました。
今日は出発地点を慈恵会病院(観音寺駐車場)としました。
ラッセルを予想して普段より早く自宅を出発したので、駐車場はまだガラガラでした。
装備は普段よりも少し多くしました。
●スノーシューをザックに装着
●オーバーシューズを携帯
●ガスストーブ一式とラーメンを携帯
●6本爪アイゼンを装着して出発
スノーシュー専用の暖かい登山靴を持っているのですが、足先を締め付けない幅広の形状のため、残念ながら6本爪アイゼンを装着することができないので、今回は使用できません。
そのため、これもスノーシュー装着時の防寒用であるオーバーシューズを携帯しました。
これは、登山靴を履いたままその上に装着するもので、丈は膝下まであります。
雪が直接登山靴に触れないので、防寒性能は良好です。
生地は完全防水で、浅瀬の徒渉などでも使用が可能です。(モンベル製)
駐車場の出発は、久しぶりに8時前でしたが、既に朝の早い登山者が複数出発していました。
稜線上の登山道の合流点から旭山記念公園方面への踏み跡はまだついていませんでした。
新たな降雪量は10cm程度でしたが、そこで「オーバーシューズ&スノーシュー」に変更して、アイゼンはザックに収納しました。
T6分岐から小林峠方面へは十分な積雪量があり、全行程を冬道で歩けました。
冬道は完全に稜線上を歩くので、途中のピークは直登・直降して越えて行きます。
地図上では夏道・冬道がほぼ並行しているように見えますが、夏道は山腹をトラバースしているため、歩いている標高は全く違います。
地図上では、冬道の後半部分はほぼ直線になっていますが、その分急登・急降を繰り返しています。一人でラッセルしながらの急登はかなり疲れます。
前半にある急登1箇所では、胸の前の雪をストックで取り除きながら登る場面もありました。
最後の小ピークの山頂を折返し点としました。ここから尾根を下りたところが登山口になります。
一度この尾根を下りたことがありますが、歩きやすい尾根で全く問題はありません。
このピークで、ラーメンを作って食べました。
水は雪を溶かして作ります。新雪のためコッヘル一杯の雪でも融けると水深1cm程度にしかなりませんので、雪玉を作りどんどん追加していきます。
ガスストーブ一式とラーメンで重量は840gでした。
場所の準備から食事・清掃・収納までは急いでも30分以上は掛かります。
復路は往路でラッセルをしているので、比較的楽に歩けました。
スノーシューは直登できないような急斜面を下るのは苦手なのですが、このコースは直登できる傾斜なので、下りは楽に歩けます。
下りではラッセル跡を歩くよりも、新雪のところを直線で下りた方が楽で、足への負担も少ないです。
フワフワした新雪の急斜面を、スノーシューでスイスイ下るのは楽しいものです。
慈恵会病院コースの合流点でアイゼンに履き替えて、藻岩山山頂を往復して戻りました。
(GPS関係)
総上昇量 673m(?) ※ 総下降量の74%
総下降量 906m
同じコースを往復しているので、総上昇量・総下降量が一致しなければならないのでが、計測誤差が大きすぎるようです。
普段でも誤差は発生していますが、多くても10%以内に納まっています。
カシミール3Dの断面図を作成して検証したところ、上記の中間の値がでました。
断面図では10m未満の起伏が拾えないので、実際の上昇・下降量は総下降量の示す値に近いのではないでしょうか。
原因として考えられるのは、歩行速度の違いです。
夏道の場合ですと、全行程をほぼ一定速度で歩いています。
しかし、今回のT6分岐~折返し点間の急登部分では、歩行速度が極端に落ちています。多分夏道の数分の一の速度です。
同じ急登部分を下る場合は、夏道とほぼ同じ速度が出ています。
これは推測ですが、GPSの急登部分をかなり遅い速度で登った場合のソフトウェアの処理方法に、まだ改善の余地があるのかも知れません。
GPSは1秒毎の計測ですが、GPS電波を受信している関係で、ある程度の誤差を持っています。
また高度の測定には気圧高度計も使用していますが、精度はそれ程高くはありません。
そのため、極端に歩行速度が遅いと、立ち止まっているのか歩いているのかの判断は非常に難しくなります。
この場合、時間的にある程度長いスパンで区切って比較すれば、実際に近い上昇量の計算ができるのではないでしょうか。
移動速度が異なる「徒歩、自転車、自動車」に適用できるように作られている汎用ソフトに、そこまで期待するのは酷でしょうか。
「登山専用計測モード」でも作れば、もう少し正確な計測結果が得られるかも知れませんね。
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用
GPS軌跡
藻岩山山頂からみた札幌市街 (1月11日)
折返し点のピークにて
バックは藻岩山です。
ラーメンを作っています。
これで840gでした。
小ピークにて
夏道(青)・冬道(赤)の比較
冬道がピークを繋いで直線で歩いているのが判ります。
夏道の高度グラフです。
ピークは前半の稜線越えで、後はトラバース道です。
T6分岐-「A」間の冬道を下図で表示しています。
T6分岐から最初のピークまでは夏道とほぼ同じですが、
それ以降は夏道と全く違う高度で歩いています。
距離は短いですが、急登・急降の連続です。
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