カトリック菊池教会 


毎週の福音書と典礼にそって人生の素ばらしさを探る一言
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「今週の公教要理の錠剤」31 

2012年06月22日 | メッセージ(その他)
B 年 年間第十二主日 2012・6・27
「カトリック教会の教え」から
「入信の秘跡―洗礼」
洗礼の基本的な印は水です。この秘跡の中の水は主に神様の命を例えています。入門式と志願式の段階を踏んで洗礼を受ける時、頭に水をかけることによって、神様の命で霊的に誕生することを思います。それに初代キリスト信者にとって水による洗礼の印は、イエス様の死の後、水から出ることによってイエス様と一緒に蘇ることを示しています。また洗礼式の中で新しい服を着ることは、イエス様自身を着ることを示しています。それに、ローソクの光を灯すことは、自分の人生の中でイエス様の言葉の光を灯す印です。それから洗礼名を頂くことによって神様のものとなります。最後に額に油を塗られた時に洗礼を受けた者は神様にこの世で証人として選ばれた者となります。洗礼は海を無事に渡ってエジプトでの奴隷から救われたイスラエル人をシンボル化して、キリスト信者が得られた救いを表しています。イエス様がヨルダン川で洗礼者ヨハネから受けられた洗礼は、キリスト信者にとって前兆となっています。イエス様は人間と共に洗礼の列に並んでいる時に、ご自分が神の子であることを明らかにされました。同時に弱い人間の姿を持って神様の愛、聖霊の働きも示しました。私たちは、洗礼によってキリストの体である教会の共同体に受け入れられて、イエス様の家族のように教会に属すことになります。洗礼を受けた人はイエス様のように生き、イエス様の心を証します。そしてイエス様と同じように人を愛して生きます。洗礼は大人の時でも、幼い時でも神様の大きな贈り物です。そのように受け入れるべきだと思います。しかし大人の場合、準備の過程と洗礼の尊さの意識は欠かせないことです.
モヨリ神父


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