野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

津波

2018-12-26 06:30:34 | その他
 「BBC JAPAN」
FBのお気に入りに登録しているBBCnews「インドネシアの火山爆発による津波発生の惨事インドネシア津波、死者373人に 火山活動続き新たな津波の恐れも」を見てびっくりした。当地はバリ島に次ぐインドネシア有数の観光地だそうだが、通常大地震に伴う津波とは異なり、火山爆発による山の地滑りによって津波が発生したので、予告なしの津波発生に多くの人が飲み込まれたようだ。
 「BBC」

何にびっくりしたかと言うと、火山爆発によって大津波が発生したメカニズムが、1792年に故郷島原半島で発生した「島原大変肥後迷惑」と同じで、即思いだしたからだ。1792年、雲仙普賢岳の噴火活動中に起きた地震で近くの眉山が崩壊した。眉山は活火山ではないので自身が噴火したわけではなく、半島中央の普賢岳の噴火によって海側にあった眉山の半分が丸々崩れて崩壊した。この崩壊時、眉山の多量の土砂が有明海に流れこんで津波が発生し、対岸の熊本側に大きな被害を与え、その津波が再び島原半島にぶり返し島原も津波被害を受けた大災害で、当時は島原と熊本で約15,000人が犠牲になったと記録されている。この慰霊碑の一つは実家から歩いて行ける場所にもある。

ウキペディア「島原大変肥後迷惑」や「1792年の島原大変肥後迷惑」に詳しく解説してあるが、「眉山の南側部分が大きく崩れ、3億4000万立方メートルに上る大量の土砂が島原城下を通り有明海へと一気に流れ込んだ。これは日本三大崩れのうち大谷崩れ、稗田山崩れの崩壊土砂量を上回り、この時の死者は約5,000人と言われている。眉山崩壊の原因については、眉山の火山活動によって直接起こったものか、雲仙岳の火山性地震によって誘発されたものであるかは、現在でも定かではない」として、「山体崩壊で大量の土砂が有明海になだれ込んできた衝撃で10メートル以上の高さの津波が発生し、島原の対岸の肥後天草にも襲いかかった。大量の土砂は海岸線を870メートルも沖に進ませ、島原側が高さ6〜9メートル、肥後側が高さ4〜5メートルの津波であったと言う。肥後の海岸で反射した返し波は島原を再び襲った」

眉山が大崩壊したメカニズムは今なお大学の研究素材となっているらしいが、当時から現在も、眉山は常に土砂崩れが発生しており、小中学校の頃、普賢岳等の山には遠足で良く登ったが、眉山だけは登山禁止だった。砂防ダムも至る所にある。
  「島原 眉山」
上記の写真は島原⇔熊本間のフェリーから島原の外港を撮った写真だが、手前の土砂崩れの白い痕が数か所見える山が眉山で、上空から眉山をみると海側半分は無くなっている。中央の禿山が平成2年、200年ぶりに大爆発した普賢岳。こうしてみると、のどかで綺麗な観光地風景だが、一歩間違えると、突然大災害をもたらす風景へと変貌する、こういう風景はインドネシアのスンダ海峡のアナククラカタウ火山も同じだ思われるが、かと言って火山爆発等の災害から逃げることはできない。困ったことだが、生きていかねばなるまい。
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