野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

スポーツニュース雑感

2012-12-11 06:34:20 | スポーツ
   
■「黒田博樹」
ちょっと前だが、黒田が高額オファーを蹴ってヤンキースと再契約したとの報道があった。
ドジャースに戻る可能性もあったようだが、結局はヤンキースを選んだのは、金額の問題ではなく、今年の終盤、あの緊張感と優勝に向かってチーム一体となっていく高揚感が黒田を捉えたのだろう。
黒田は役割をきっちりと果たした。 黒田はサバシアと並び今季のヤンキースNo1投手の一人になり、ヤンキースももう手離せないから早々と契約を済ませたのだ。
しかも憎いのは、「世話になった広島にいずれは恩返ししたい」と常に日本復帰を念頭に置いているためか、他球団からの複数年契約も拒否しヤンキースとの一年契約。
MLBの多くの選手はFA権取得と同時に高額オファーの球団に移籍するのが常だが、やっぱり黒田はすごいと思う。・・・金額ではないんだ。
堂々たるマウンド度胸、黒田がマウンドに立つと安心感が先に立つから不思議な選手だ。
来年もピンストライプを着て黙々と投げる彼を見られる・・・良かった、良かった。

■「イチロー」
「イチロー、我慢できずに他チームとも交渉」とあったが、イチローは年内のヤンキースとの残留交渉が難しくなったようだ。
イチローの代理人は「初めはいろいろ話したが、それ以後はない、ゼロだ。我々は複数のチームと話をした。イチローはそちらを選ぶだろう」とも。
もう、イチローがヤンキースに残るチャンスは少ないかもしれない、少なくとレギュラーで残る可能性は少なくなったようだ。
「サンデーモーニング」のスポーツコーナーで、張本は「イチローよ、早く日本に帰れ」と言った。もう既にMLBで活躍する可能性は非常に低い事を示唆したものだろう。
MLBでのイチローの価値はマリナーズに在籍していた後半頃から既に低下し、シアトルではブーイングでメディアの評判もよろしくなかった。
そんなイチローに、日本のメディアがイチロー、イチローと騒ぐのは如何なものか。


   「カブスと契約した藤川球児」
■「藤川球児」
米TV局FOXスポーツ電子版は、プロ野球・阪神から海外FA権を行使した藤川球児投手が大リーグ・カブスと契約合意した、と報じた。
それはそれで良いのだが、興味あるのは、藤川球児は本当にMLBで通用するか、ということ。
今年、カブスのクローザが乱調投手だったので、藤川をここに入れてみると、ぐっと引き立ってくるという分析もある。
この2年ほどの阪神の藤川をみると、甲子園ではブーイングが出るほどに陰りが見えていたのに、MLB行きか。
でも、藤川が、球児が、来季、カブスでどんな活躍をするか、BSで見る楽しみが増える。いずれにしても面白くなりそうだ。


  
■「大谷」
10日、楽天・星野仙一監督が現行のドラフト制度を痛烈に批判したとの報道があった。
メジャー挑戦を表明していた花巻東高の大谷が、日本ハムに入団することが決定したことについて、
「日本球界に行くんなら、ウチも指名しとった。彼の将来は本人が決めることだけど、ちょっと大きな問題になる。これをやったんであれば、ドラフトの意味がない」と怒りをあらわにした。
なんとまー、星野の恨み節、なんとも情けない話ではないか。
日ハムと大谷は結果的に出来レースだったかもしれぬとの斜に構えたコメントもあるが、そんなことより、日ハムが大谷を自軍に引きずり込んだ戦略を評価すべきだろう。
楽天もチャンスがあったのだから、大谷を説得する自信があるなら入札したら良かったのだ。 星野のコメントは負け犬の遠い吠えにしか聞こえない。
自由競争のルールの元で日ハムの戦略が功を発揮しただけのこと。

こんな記事もあった。
「10月25日のドラフト当日、入団の可能性は「ゼロ」と断言したが徐々に気持ちは傾いた。決め手は2つあった。
まずは「熱意」。憧れるダルビッシュの背番号11を提示され、球団から30ページにわたる資料も渡された。
若いうちから米国でプレーするよりも、日本で結果を残してから挑戦した方が、メジャーで長く活躍できるというデータは説得力があった。
「早くアメリカに行った方が長くトップで活躍できるという考えでした。新しい道を教えてもらいました」。現実に目を向けた。」とある。
大谷と日ハムの勝利以外何物でもないと思う。

また、野球解説者豊田泰光氏は、「プロ野球、鎖国政策の限界 」として日経電子版で次の様に発言している。
「選手として一丁前になれる確率を考えると、私は日本球界入りを勧める。
日本の方が教え方が丁寧だし、マイナーリーグの何百、何千の選手の中でサバイバルするには相当の運が要る。
ダルビッシュ有のように日本で活躍してから行く方が間違いない。
しかし、それはそれ。私は日本と海外の選手交流がもっと盛んになればいいと思っている。
大谷のような選手が出てきたら、それだったらこの球団の方がいいよ、といって背中を押してあげたらいい。
国際社会で通用する人間をつくるなら、それくらいのことをしなくては駄目だ。」  ・・・・全く同感!


■「マニー・パッキャオ」
    「マニー・パッキャオがKO負け」
アジアの英雄がKO負けでマットに沈んだ。しかも沈んだパッキャオはピクリともしない。ファンの一人として、なんとも言えない悲しい出来事に思えた。
WOWWOWをみた、ボクシング選手やコメンテイターの分析そして各ラウンドの写真をみると、壮絶な試合だったようだ。

「6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)と4階級制覇王者ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)のノンタイトル・ウエルター級12回戦は、
マルケスが6回2分59秒にKO勝ちした。マルケスの勝利は4度目の対戦で初めて」と記事にあった。
そして、こんなコメントもあった。
「鳥肌の立つような戦慄のKOだったが、頂上同士の紙一重のヒリヒリする一戦だった。マルケスの居合い抜きの様なの一撃、パッキャオの突進…
パッキャオ応援していた人も満足する、一瞬の芸術…これぞボクシングだったと思う。
あの負け方をしても現役続行を宣言しリベンジを狙うと言うパッキャオ。
3度目、4度目の決まった時は正直イマイチ感があったかもしれないが、やはりこの2者の闘いは歴史に残る素晴らしいものだった。
こういう試合を観ると、やっぱりボクシング最高ですね! パッキャオ、マルケス共にスーパーレジェンドだ!!」

こんな壮絶な打ち合いボクシングはラスベガスでしか見れない。
目の肥えたラスベガスのボクシングファンをうならせる日本人ボクサーの出現を見たい。

マニー・パッキャオ:
 「世界の高額報酬アスリート100」で、2位にランクされた世界最高ボクサーの一人でアジアの英雄!
 1位 フロイド・メイウェザー、ボクシング
    総年収:8500万ドル、年俸/賞金:8500万ドル、スポンサー収入:0ドル
 2位 マニー・パッキャオ、ボクシング
    総年収:6200万ドル、年俸/賞金:5600万ドル、スポンサー収入:600万ドル
 3位 タイガー・ウッズ、ゴルフ
    総年収:5940万ドル、年俸/賞金:440万ドル、スポンサー収入:5500万ドル
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