では、ジョーの映画 「 ジョー ズ」 のポスター、
完成までの手順です。
今回も手順だけの簡単な説明で
1.元画はコレ。 ネットであちこちに散らばってます。
2.まず、“JAWS” のロゴを削除。
削除しなくても出来ますけどね。
3.「コピースタンプツール」で周りの空をコピーして埋めます。
水平線もとりあえず元画が残らないようにしておきます。
「ぼかしツール」「シャープツール」「指先ツール」を駆使して、
だいたいこんな感じに仕上げます。
まぁ、ココはロゴの下に隠れるから、それほどキッチリ仕上げなくても
4.次はジョーを配置。
もちろんこのままじゃ使えないので、まわりの不要部分を削除します。
「フィルタ」→「抽出」で輪郭にそって抽出します。
5.でも、ワンコなんかは輪郭が毛なので、抽出だけではキレイに抜けません。
だから僕はここでも「指先ツール」を使って、
毛の1本1本を自然な感じになるように描き足してます。
この輪郭の毛先は、すべて「指先ツール」で描き足したものです。
これにはキレイに描くためにコツがあります。
腕がしびれるくらい、とっても面倒な作業ですけどね
6.輪郭全部を「指先ツール」で調整したもの。
もっと時間をかけると、もっとキレイに仕上がります。
7.「ベベルとエンボス」で上方からの立体感を出します。
陰影のハイライトのカラーを寒色系にすると、
ジョーの色が「水の中にいる」っぽくなります。
上の写真と比べてみてください。
8.さらに、水面から射す光をジョーの手前に描きます。
ブラシで太い線を描き、「ぼかし」で調整。
水面から深いほうに向かって、
明るいブルー⇒濃いブルー のグラデーションをつければいいでしょう。
9.次は、泡を描きます。
これは元画にあった泡を、コピー&ペーストし、
「描画モード」を「覆い焼き(リニア)-加算」、
「不透明度」80%くらいにしてます。
10.上の写真だと、まだジョーが海中よりも手前にいるように見ますね。
最後にジョーの手前にグラデーションを二重にかけてみます。
ジョー全体に。
深いほうに向かって。
これで、海中にいるジョーのできあがりです
深いところは光が届かないので、暗くするのがポイント。
11.次は泳いでいるオヤツ、ササミとオイモを配置します。
すでに、まわりは削除してあります。
12.「ベベルとエンボス」で少し立体感を出します。
13.オヤツの後ろに、ロゴ「ジョー」を配置します。
14.シャレなので、小さい「ズ」もね。
ロゴは日本公開時の「ジョーズ」のロゴです。
15.オヤツの前に水を描いて、オヤツが海の中にあるように。
「描画モード」を「ハイライト」にすると、いい感じになります
16.ジャブジャブしている泡も描きましょう。
「不透明度」75%くらい。
17.ロゴ「ジョー」が水面より手前にあるので、ロゴの前に水面を描きます。
これでロゴは、オヤツより向こう、水平線より向こうに見えます。
18.最後に左下にクレジットを入れて完成です。
っていう手順で作りました~
詳しく書けば、もっと細かい手順がありますけど。
所要時間30分強ってところです
参考までに。
完成までの手順です。
今回も手順だけの簡単な説明で
1.元画はコレ。 ネットであちこちに散らばってます。
2.まず、“JAWS” のロゴを削除。
削除しなくても出来ますけどね。
3.「コピースタンプツール」で周りの空をコピーして埋めます。
水平線もとりあえず元画が残らないようにしておきます。
「ぼかしツール」「シャープツール」「指先ツール」を駆使して、
だいたいこんな感じに仕上げます。
まぁ、ココはロゴの下に隠れるから、それほどキッチリ仕上げなくても
4.次はジョーを配置。
もちろんこのままじゃ使えないので、まわりの不要部分を削除します。
「フィルタ」→「抽出」で輪郭にそって抽出します。
5.でも、ワンコなんかは輪郭が毛なので、抽出だけではキレイに抜けません。
だから僕はここでも「指先ツール」を使って、
毛の1本1本を自然な感じになるように描き足してます。
この輪郭の毛先は、すべて「指先ツール」で描き足したものです。
これにはキレイに描くためにコツがあります。
腕がしびれるくらい、とっても面倒な作業ですけどね
6.輪郭全部を「指先ツール」で調整したもの。
もっと時間をかけると、もっとキレイに仕上がります。
7.「ベベルとエンボス」で上方からの立体感を出します。
陰影のハイライトのカラーを寒色系にすると、
ジョーの色が「水の中にいる」っぽくなります。
上の写真と比べてみてください。
8.さらに、水面から射す光をジョーの手前に描きます。
ブラシで太い線を描き、「ぼかし」で調整。
水面から深いほうに向かって、
明るいブルー⇒濃いブルー のグラデーションをつければいいでしょう。
9.次は、泡を描きます。
これは元画にあった泡を、コピー&ペーストし、
「描画モード」を「覆い焼き(リニア)-加算」、
「不透明度」80%くらいにしてます。
10.上の写真だと、まだジョーが海中よりも手前にいるように見ますね。
最後にジョーの手前にグラデーションを二重にかけてみます。
ジョー全体に。
深いほうに向かって。
これで、海中にいるジョーのできあがりです
深いところは光が届かないので、暗くするのがポイント。
11.次は泳いでいるオヤツ、ササミとオイモを配置します。
すでに、まわりは削除してあります。
12.「ベベルとエンボス」で少し立体感を出します。
13.オヤツの後ろに、ロゴ「ジョー」を配置します。
14.シャレなので、小さい「ズ」もね。
ロゴは日本公開時の「ジョーズ」のロゴです。
15.オヤツの前に水を描いて、オヤツが海の中にあるように。
「描画モード」を「ハイライト」にすると、いい感じになります
16.ジャブジャブしている泡も描きましょう。
「不透明度」75%くらい。
17.ロゴ「ジョー」が水面より手前にあるので、ロゴの前に水面を描きます。
これでロゴは、オヤツより向こう、水平線より向こうに見えます。
18.最後に左下にクレジットを入れて完成です。
っていう手順で作りました~
詳しく書けば、もっと細かい手順がありますけど。
所要時間30分強ってところです
参考までに。
手間を惜しまないといい作品になるんですね
あはは、ホーリーさん好きそうだなぁ~
わからない単語がイッパイ。。。
目も疲れそうですね~
でも、ホーリーさん、「みんなにウケるかな?」と
思いながらニヤニヤして作業されてたんじゃないですかぁ~?
お見事ですっ
私なんて、もっと雑な「抽出」と「補修」で30分は
行けますぜっ!
やっぱり職人デスねぇ・・・
私も、ジョー君書いたよぉ~ UPする予定なので
良かったらみてねぇ~
あっという間に見終わってしまう映像やポスターもこうやってひとつひとつ手をかけて完成するんですね。
輪郭の毛先や実際に海の中にいるようにみえるようにするところや奥行き感を出すところ(ロゴは、オヤツより向こう、水平線より向こうに見えます)などなど・・・
ほんとすごいですね
さすがですね
って…プロに対して失礼いたしました。
こんなに分かりやすく説明してあっても、逆立ちしてもできないみやちゃんです
プロの技ですね。
専門的なことはわかりませんが
とっても楽しかったです。
また、新しいポスター楽しみにしています。