美味艶女~おいしい料理に囲まれて~

おいしい料理に囲まれてれば 福来る♪ おいしいものの連鎖は 幸せの連鎖♪

久美子と 篤の クリスマスプレゼント♫

2014-12-16 | ショートストーリー

 

「今年の クリスマスプレゼントは、 カルテイエの リングにしよう」

  付き合いから入れて、 5年目になる 今年。

去年、 プロポーズのときの、婚約指輪が 立派な ものでは なかったので、

   近いうちに、ちゃんとした リングを 贈ろうと  篤は ずっと 考えていました。。

                                     、

             それが 今だ!

    篤は カルテイエの ブテイックで、

借りてきた猫の ように、 真紅の ソファーに すわり、 苦いカルテイエのチョコレートを 食べながら、

       彼女に カルテイエを プレゼントする 俺様に、 酔っていた。

周りは カップルばかりだったけど、みんな 幸せそうだからかな。

  

 

 

                                     、

     久美子の 笑顔が 目に浮かぶ。

       久美子の 幸せが 俺の 手の中に あるんだ。

    だったら、  30万円 だって 俺は 惜しくないんだ。

                                      

         一年前から ずっと 節約していたんだ。

         ちょっと した 課金だって  しなかったんだぞ。

           ゲームだって、 アプリだって、 その100円 を 我慢したんだ。

         ラーメン食べに行ったって、 ネギも 温玉も追加 しなかったんだぜ。

 

        今季のボーナスに、加算制度 があったから、 仕事だって かなり頑張ったんだ。

           ボーナスの上乗せ、 20万だぜ。

          俺は、この指輪のために がんばったんだ。

        久美子に かっこいい指輪を あげる 俺様で いたいんだ。

 

               いつか 今度は ブルガリを 買ってあげるよ。

        俺様の 奥様 久美子には、いつまでも きれいで 輝いていて欲しいんだ。

              そのためなら 俺は 頑張れるよ。


 

台所で、 シチューを 作っている 久美子が 急に 愛おしくなった。

  篤は お膳立てでも 手伝おうかと、台所に 近づいていき、

    後ろから 久美子を  抱きしめて 耳元で ささやいた。

「今年の クリスマスプレゼントは、 期待していいからな」

                                      、

久美子は 目を とじながら、 篤の 吐息を 耳で感じたあと、

「本当、嬉しいなあ~」

   そう言いながら、篤の 頬に キスを した。

                       、 

久美子は、体を 篤の 方に 向きなおして、 上目遣いに そして ちょっと首を かしげながら、

「欲しいモノがあるんだけど、ちょっと高くて、迷ってたの。

  ストウブの オーバルの鍋、ねえ おねがい♫」

一番の セクシーな 表情で、 久美子は 篤を 見た。

 

 

♪ リングパンの生地♪

材料

強力粉・・ 200g

砂糖 ・・20g

塩   ・・3g

マーガリン  ・・20g

水       ・・120g

ドライイースト  ・・・3g

170度で 17分 焼成

 

 

 

 

 

 

 「篤くん、一人で カルテイエ 行ったの?

 どうして、私も 連れて行ってくれなかったの?

 あそこで、選ぶのって 女性の 憧れなんだよ。

  ねえ、なんで、一人で 行っちゃったの?」

 

 

 

 

 

 


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もう、 プレゼントは、 サプライズ には しません・・・・><

        BY 篤

 

 



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