毎日の暮らしの中で・・・。

何かを感じる日々を送りたい。

絵の好み

2008-02-19 00:28:53 | 行ったところ

先週雪の中、山梨県立美術館に足を運んだ。というのも県内教育祭の書きぞめ大会で娘が県内入選を果たし美術館に飾られることになったからだ。各学校学年に一人ぐらいの割合で選ばれ小1から中3までそれはそれは県全体にするとものすごい数がいるわけではある。しかし去年の郡内入選に続き今年は県入選、立派ではないか!来年も選ばれるとは限らないので期間中親子で作品を見にいき、写真もたくさん撮ってきた。

せっかくなので絵も見ようということで常設展へ。

私たち夫婦は実は美術鑑賞が好きでこの山梨県立美術館にも何度か来ている。道路を挟んだ骨董品やさん、ほうとうやさんも見れば懐かしさもあるくらいだ。横浜へゴッホ展を国立美術館へ印象派展を箱根の彫刻の
森へ倉敷では大原美術館へと旅先やデートにも美術館がコースに入っているくらい。行く先々で絵葉書やコピーしたポスターもよく買ったものだ。

ところがあれほど好きだった印象派の美術に対してどういうわけか前ほど感動を覚えなくなってしまっていた。絵がどんなに素晴らしいかなんて最初からわかってはいないのだがただそれを眺めて気持ちが贅沢になってたような気持ちが湧かなくなってしまったのだ。

絵が嫌いになったのかと思った。

フジヤマミュージアムの片岡球子さんの富士の絵に惹かれアートガイアミュージアムの無名の方が描かれた絵に惹かれた。たぶんそれは現代的なアート。だから絵が嫌いになったんじゃなくて好みが変わっただけだって思ったときほっとした。絵を見て心が豊かになれる、そんな気持ちをいつまでも持っていたかったから。

最後にもう一度娘の書いた字を見て美術館を後にした。


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