ひとりを楽しむ

がん、脳梗塞を経験したバツイチ。
残りの人生ひとりを楽しみたいと思っている
おばさんの記録です。

恥を書きます

2013年10月30日 | 身辺雑記

今日の話はとっても暗くて超個人的なことで

読んでも決して楽しくもタメになる話題でもないので

こういうのがダメな方はここでやめて下さい。

備忘録として書いておきたいと思ったことです。

私の家はとっても貧乏で車もなければ

何もない家です。

私はお雛様も振袖もそういう類のものも一切買ってもらったことはないし、

進学したいところにもお金の都合で進学できませんでした。

未だに四大に行きたかったと思うことはしょっちゅうあります。

両親とはそれなりに仲良くやってきましたが、

母親は過保護。

それがうっとうしくもありました。

私は母親とは気が合いません(嫌いというわけではないですが)。

私の理想の母親像はキャリアウーマンで早く子離れ出来る人です。

好きなように生きればいいけど責任は自分で取りなさいというような。

母親の依存的な性格は今でも苦手です。

そういう意味では反面教師です。

私が両親の家を出てもうかなりの年月が経ちました。

私はひとりで暮らすということが性に合っています。

最近父がどうも目の調子が悪く手術をしないといけないということになりました。

その際かかる費用は多分5万円弱ぐらい。

きっと両親の経済的状況から言えばかなりの打撃というか

払えないかもしれません。

私自身もひとりで仕事を始めて決して軌道にのっているとはいえない状況です。

その上抗がん剤治療にお金がかかります。

毎月の生活はカツカツです。

かなり節約をしているつもりですが、

それでも生活は苦しい状況。

今日、父の手術の話を聞いて真っ先に思ったのは

お金のことでした。

私が出さないといけないかもと。

そして数年前のことを思い出しました。

数年前母親の田舎へ行きたいということで

両親がお金を借りに来たことがありました。

そのとき私自身も生活が荒んでいて

買物依存症だったこともあり、

お金がありませんでした。

そして両親を追い返しました。

私自身その日はとっても情けない気分でした。

まず両親に対して感じた気持ちです。

私は行きたい学校にも行かせてもらえなかった。

だのに今さらお金を借りに来るなんてという

なんとも言えない気持ちです。

普通の親なら娘の進学費用を貯め、

結婚費用を貯め出してくれるのが当たり前ではないか。

私は両親の家のお風呂を作る費用も出したこともあるし、

それなりにやれることはやってきたのに‥。

という恨みがましい気持ちです。

それと同時にたかだか2、30万円のお金も気持ちよく出せなかった

自分自身の自己嫌悪もありました。

その日大泣きに泣いたことは今でも覚えています。

さて、今日またその日のことを思い出しました。

そしてその日両親がとぼとぼ帰って行った後ろ姿も。

私は自分が癌になったこと、仕事を自分で取らなければならなくなったことに

すごくもがいています。

癌はちっともよくなってはおらず、相変わらずお金は毎月出ていきます。

仕事も決して順調ではなく苦しい状況です。

誰も必要としてくれないのかと。

しかし、私にできることはせめて最後ぐらいは

親にできる限りのことはしてあげるべきなのではないかと。

というのが今日書きたかったことです。

正直言うと仕事をしたい気持ちはあるけどチャンスはこない。

めげそうです。

でも、こんなこと誰にも相談できません。

自分で乗り越えていかなくてはと思いますが、

ほんとに乗り越えられるのかなとも思います。

毎日、自分をだましだまし生きているような気がしています。

人にも会いたくない。

ここで吐きだして少しは前を向きたいものです。

 

 

コメント
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