最中日記

肩こりのドラム、最中のブログ

ポークラーメン

2019年10月11日 | ラーメンのこと
岡山。
前を通って気になっていた「ポークラーメン」。
渋すぎる外観に、てっきり潰れているとばかり思い込んでいたのですが、
夜のみ営業のお店だったようです。

22時。
中に入ってみると、カウンターとテーブルが4席ほどのお店。
テーブルのうち2つは、昭和の喫茶店にあったようなビデオゲームができるやつでした。

カウンターを挟んで大将と二人の客。
一人は酒かタバコでしわがれ声、カリメロみたいな髪型の、年季の入ったスナックのママ風。
もう一人は自称東京から初めて岡山に来たという居酒屋店員。

二人はここで出会った初対面らしいのだが、
なにがしか馬が合ったようで、
ママ風がしきりに居酒屋店員を誘っている。

この店が閉店する翌朝5時前に再度この店に来いと。

どういう流れでそんなことになるのか?
聞き耳を立てていると、
・居酒屋店員はこの後、一旦、知り合いと会って来なくてはならない。
・ママ風は居酒屋店員と再会したいが、
自分の連絡先を教えると悪用されるかもしれないと考えている。
その解決策として、先程の提案をしていた模様。

わけわからんと思いますが、
その後、私は居酒屋店員からスマホを渡されて、
ママ風、居酒屋店員、そしてなぜかラーメン屋の大将の3ショットを写真に納めました。

居酒屋店員はへらへらしながらしきりに岡山を褒め、
ママ風は「なかなかこんな事ないよ〜、ラッキーやわ〜」と盛り上げ、
大将は無表情でした。

私はお代を支払って、彼らより先に店を出たのですが、
なんとなくNHKのドキュメント72時間を見た後のような気持ちを覚えていたのでした。

ちなみにラーメンは500円でした。
大盛りにすると100円で2玉になるというストロングスタイル。えらい安い。
ストレートの中太麺、雑味のある醤油という
トラディショナルな岡山ラーメンでした。

気になったのは、
チャーシュー麺700円と別に書かれていた、
ポークラーメン800円という存在です。
(厚切りチャーシューが入っているっぽい?)