ひこにゃん×ひこにゃん ブログ 彦根にひとつだけの花

ひこにゃん それは古城に住まう心清きみんなのねこ

いちファンの綴るレポート&おとぎばなしのブログです☆

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インターミッション XXXIV

2011-01-21 23:27:41 | 彦根ノムコウ
真に不幸な方でしゅ。
過酷な運命に翻弄さり続けた人生でした。

けれどその方はただ流さりてなどいなかったんでしゅ。
畳み掛ける不幸に耐え、自分を殺して一族の命運を背負い
時には自ら表に立って国の為に艱難辛苦に立ち向かいました。

一時は滅びかけながらも最後に希望を紡いだ偉大な方でしゅ!

その方は屈強な戦国武将などではなく、ましてや男性でもありましぇん。
しょう、その方とは“女性”なんでしゅ!

こりはひこにゃん達がその“女性”の一生を追った記録でしゅ。






彦根ノムコウ セカンド・シーズン

“井の国に咲く橘の花 ~千年絵巻謳~”

序章 “次郎法師の肖像”













2011年1月某日
彦根城 表御殿





昨年は本来の激務に加えて、思わぬ“タイム・スリッパ”の連続で
過去へ幾度となく行ったお家元。

けれど常に隣りにあって助けとなっていた盟友・タイガーしゃんの姿はもうありません・・・




変わって新年・卯年を迎えて彦根にやって来た二羽(以後二人と表記)のウサギ達には
まだ遠慮が多くお家元と気心が知れるほどには至っていません。

今も縁側に座ったお家元の神妙な背中の雰囲気にモジモジして
話すタイミングが得られないでいます。
3人は話せば和気藹々となりますが、二人には知り合ったばかりの固さが残っています(苦笑)




トントン!

二人を助けるように襖をノックする音がしました。


「お家元、失礼いたします」


朗読するかのようなゆったりとした口調で表御殿の空気に溶け込む秋子さんの声です。


「あい、なんでしゅか秋子しゃん?」


「はい、実は館長さんがお家元にお越し頂きたいそうなんですけど如何かと思って」


ギクッ!


「・・・館長しゃんて、博物館の館長しゃんでしゅよね?」


「はい」


「・・・そりは井伊館長の事でしゅよね?」


「勿論です」


お家元の顔に冷や汗がタラリと流れました。


「(ちゅいにあの件で怒られるんでしゅね・・・)」


お家元の言う“あの件”というのは2010年の年末の出来事で
シベリアへ帰るタイガーしゃんの見送りのために博物館から持ち出した
馬印“金の蠅取”の無断使用の件です。

勿論覚悟の上で持ち出したお家元でしたが、いざその段を迎えると心は落ち着かず
逃げ出したい気持ちでいっぱいになりました。

それでも覚悟を決め、素直に怒られに行く決心をお家元はしました。


「あい、そりじゃあ直ぐに伺うと伝えて下しゃい」


「分かりました」


お家元は暗い気持ちでトボトボと博物館の館長室へと向かいました。







彦根市立彦根城博物館館長 井伊直岳氏

 滋賀県彦根市教育委員会市史編纂室職員を兼務する、徳川四天王・井伊直政公を
 初代とした彦根井伊宗家18代目を継承した現当主にして彦根の名士です。

 井伊家当主の証であるその名の“直”の一字は、井伊家の婿となり当主を継承した際に
 名乗ったもので本名ではないそうです。







トントン!


「はい」


「ひこにゃんでしゅ!」


「どうぞ」


ガチャッ・・


中を窺いながら思い切って入れないお家元、まるで講堂でのお稽古の時のようです。


「いらっしゃい、ひこにゃん!」


井伊館長はしっかり立ち上がって扉の前まで出迎え
来客用のソファーにお家元を招きました。


「今お茶とお菓子を用意するよ、ひこにゃんはココアでいいかな?」




井伊館長はなんと手自ら飲み物とケーキを用意してくれました。
お家元には居心地が悪いばかりです(苦笑)


「・・・ごみんなしゃい!」


「ん?どうしたんだい、ひこにゃん」


「井伊家の馬印を勝手に持ち出してしまって・・・・・」


「あぁ、その件か!
 あれはシベリアへ帰るタイガー君を見送る為に持ち出したそうだね。
 幸い傷もなく戻ったようだし、もう無断で持っていっちゃ駄目だよ」


「その件じゃないんでしゅか?」


「今日ひこにゃんに来て貰ったのは丸っきり別件だよ。
 そうか、怒られると思って来たんだね、ひこにゃんは(笑)」


「あい・・・」


「びっくりさせて悪かったね(笑)、さっ一緒に食べよう」


「あい♪」


お家元は安心してソファーに深く腰掛けて、ココアとケーキを頬張りました。









お家元がケーキを食べ終わるのを見計らって井伊館長が切り出しました。


「ひこにゃんは去年10月に行った静岡県・井伊谷(いいのや)の龍潭寺を覚えてるかい?」






「館長しゃんと一緒に行った“井の国千年祭”の時でしゅね、もちろん覚えてましゅよ」




「うん、ひこにゃんには植樹を手伝って貰ったり、応援に行って貰った所だね」






「あい、地元の子供たちが手じゅくりの赤備えで出迎えてくりたんでしゅ」


「龍潭寺の駐車場から道を挟んだ所には、井伊家の祖先・初代共保公が西暦1010年に
 お生まれになったという伝説の井戸があって、去年がちょうど1000年目だったからね」






「館長しゃんは井戸で行わりた“献華献水”の儀式にも来賓として出席さりてましゅし
 翌日も残ってお墓参りをさりたんでしゅよね。

 あと龍潭寺の住職が編纂さりた“遠江井伊氏物語”にも序文を書かりたとか」






「く、詳しいね、ひこにゃん!」


「心残りは“うなぎアイしゅ”が食びらりなかった事でしゅ・・・」








お家元は井伊館長をビックリさせる情報を持っていました
その博識ぶりに満足した井伊館長がいよいよ本題に入ります。


「・・・ひこにゃんは“次郎法師(じろうほうし)”様と云う人を知っているかい?」


「聞いた事ありましゅ!
 確か彦根藩祖・直政公の養母の“井伊直虎”しゃんの事でしゅよね。

 女性ながら井伊家の当主になったとか・・・詳しくは知りましぇんが」


「そう、井伊谷の人達が今も誇りと愛情を持って慕う人なんだよ」


「“次郎法師”しゃんがどうかしたんでしゅか?」


「ひこにゃんは“次郎法師”様の顔を知っているかい?」


「いえ、直政公以前の方は肖像画が残ってるとは聞いてましぇんから、お顔は知りましぇん」


「・・・・そうか」


「?」


お家元は井伊館長のリアクションに不思議な感じを受けました。
まるで自分が何か知っているのを期待していたような節が見えたからです。


「・・・実はね、ひこにゃん
 “次郎法師”様の肖像画というのは存在するんだよ。
 井伊家が所蔵していて未だ公にはなっていないんだけどね」


「そりはしゅごい!
 まだ公開しないのは本物か鑑定中とかでしゅか?」


「その肖像画には描いた方の当時の覚書も残っていて、科学分析や鑑定結果も
 安土桃山時代の物で間違いないそうだよ」


「?」


公にしない理由がお家元にはわかりませんでした


「うん・・・見てもらった方が早いかな、ちょっと待ってね」


井伊館長は用意していた白手袋をして、戸棚の中から長い包みを取り出しました。
テーブルの上に清潔な純白のシーツを広げ、その上に慎重に置き
恭しく包みを解くと、中から如何にも古びた桐箱が現れました。

蓋には一見読みづらい草書体の字が書かれており歴史を感じさせます。
井伊館長が蓋を開け、中に納められている巻物を取り出しました。

シーツの上でその巻物がゆっくりと広げられ、静かにその姿が明らかになりました。


「・・・・・・なんでしゅかこりは?
 手の込んだドッキリでしゅか?」


「そうだよね、そう思うよね・・・
 でもねこれは間違いなく戦国時代に書かれた肖像画なんだよ、ひこにゃん!

 描かれたのは井伊家の一族でもある“次郎法師”様の大叔父で
 井伊谷・龍潭寺の二世住持であらせられる“南渓禅師”。

 出所がハッキリしているにも関わらず、公開出来ないのはこういう訳なんだ。
 実は今日ひこにゃんに来て貰ったのは何か知ってたらと思ったからなんだよ」


「ひこにゃんにも訳がわかりましぇん・・・・・」


そこに描かれていたのは尼装束の女性と、どう見ても自分でした。

   







井伊館長は桐箱の底に納められている、折り目正しく畳まれた和紙を取り出しました。


「これはこの絵と一緒に保管されていた“南渓禅師”の覚書、謂わば“折紙”だね」


「“折紙”? 鶴とか折る色紙でしゅか?」


「ははは、その折り紙じゃなくて今風に言ったら“保証書”だね」


「“折紙”って謂うのは、江戸時代に刀剣の目利きに優れた本阿弥家が
 徳川家(とくせんけ)に任されたり、それ以前にも名物の茶道具などに
 添えられたりしていた物だよ。
 ほら“折紙つきの・・”みたいな言い方をするだろ、聴いた事ないかい?」


「あいあい、ありましゅ!」
 

「そしてこの覚書の中に決定的な事が書かれているんだよ、ひこにゃん。

 要約して読んでみるね・・・

 ~この度、三州殿(家康公)に出仕せし兵部少輔殿(直政公)の帰国を機に
  その関わり深き両人の姿を拙き筆ではあれど、此処に描き残す次第也。

  一人は女地頭“次郎法師”祐圓尼、今一人は彦根のぬこ殿“ひこにあん”

  兵部少輔殿曰く、両名の力添え故に今の吾在りと感じ入るもの也~


                
              天正十一年 睦月   龍潭寺二世  南渓  」



「!」


「この肖像画は直政公が“関ヶ原の戦い”の恩賞に佐和山を拝領した時に
 南渓禅師の弟子の昊天殿が彦根・龍潭寺を開基する際に持たされた物で
 その後、井伊家に贈られたらしいんだ。

 天正11年といえば西暦1583年の事なんだけど、“関ヶ原の戦い”よりも
 17年も前に描かれた物なのに、“彦根”って言葉が遣われていているんだよ。
 しかも“ひこにあん”てね・・・(笑)

 井伊家ではこれが長い間謎だったんだ・・・2006年まではね」


2006年、それはお家元が生まれた年です。


「・・・館長しゃんはひこにゃんが“タイム・スリッパ”出来るのを
 もしかしてご存じなんでしゅか?」


「うん、実は秋子さんから聞いていてね。
 それ以来ずっと聞く機会を窺ってたんだよ」


「合点がいったでしゅ!
 でもひこにゃんは“次郎法師”しゃんも“南渓”しゃんにも会った事がありましぇん。
 もしかしたら先々会いに行く事になって、こうして残ったのかもしれましぇんね・・・」


「もし会いに行く事があって戻って来たら教えてくれるかい?」


「もちろんでしゅ!
 館長しゃん、ひこにゃんに“次郎法師”しゃんの事を知ってる限り教えて下しゃい」


「いいとも、時間掛かるけど覚悟はいいかい?」


「じゃあケーキとココアおかわりでしゅ!」



お家元は時間の許す限り井伊館長から井伊家の歴史を聴きました。








しばらくして自室にお家元が戻って来ると、待っていたラビしゃん達はびっくりしました!
お家元が涙ぐんでいたからです。


「どうしたんですか、お家元!?」


「・・・・・・ひこにゃんは今日まで大事な事を知りましぇんでした。
 直政公が家康しゃんに仕えるまでの井伊家に、しょんな悲しい歴史があったにゃんて・・・」


「???」


「ラビしゃん達、ひこにゃんを手伝ってくれましゅか?
 調べたい事があるんでしゅ!」


「私達に出来る事なら喜んで!」


この日からお家元とラビしゃん達による直政公以前の井伊家に関わる資料集めが始まりました。









3日が過ぎた頃、早くも調べ物が終わりつつありました。
3人が精力的に動いたせいもあったのですが、実は直政公以前の井伊家の歴史を記した
資料や史書がほとんどなかったからです。

そしてそのほとんどが同じような内容で書かれていて、井伊館長に教えてもらった知識より
詳しい記述は見つかりませんでした。


「う~ん、どりも書いてある事に大差はありましぇんね・・・」


「・・・お家元、この“次郎法師”という方はよくこんな中で本懐を遂げられましたよね・・・」


「そうでしゅね、普通だったら絶対諦めてしまうとこでしゅ」


そんな少ない情報の中でも“次郎法師”について書かれた記述は
お家元の探究心を誘うには充分な内容と歴史的事件でした。


「とはいえ・・・こりでは一体何を目的に向かえばいいのか見当がつきましぇんね。
 “次郎法師”しゃんの一生は幼い頃からその生涯を終えるまでピンチの連続でしゅからね。

 桶狭間の戦い、遠州怱劇、三方ヶ原の戦い、武田軍の侵攻・・・

 どの時代に狙いを絞ったらいいのやら・・・」


「戦に次ぐ戦の時代なんですね・・・」


「井伊家は古くからの名族でしゅけど、この当時は今川家に従属する
 ちっぽけな一領主に過ぎましぇん。
 一族連枝の悉くが生命を落としていきましゅ・・・」


「・・・お家元はそんな危険な中へ飛び込んで行く気ですか!?」


「そりは別に気にしてないんでしゅけど・・・」


お家元は積み重ねられた資料を読みながらぶっきら棒に答えました。
2度も“関ヶ原の戦い”に参加したお家元にとっては
戦場に行くのは大した問題ではなくなっていました。

けれどそんな経験の全くないラビしゃん達はすっかり青ざめていました。


「(この子達を連れていく訳にはいきましぇんね・・・)」


二人の安否を気遣ったお家元は一人で行く決心をしました。















その後“タイム・スリッパ”先の時代も目的も見当がつかないまま週末を迎え
日曜日のお稽古が終わって自室に戻って来た時に、待っていた秋子さんが言いました。


「お家元、今日もお疲れ様でした。
 おやつをお部屋にお持ちしましたげど、急がないと無くなってしまうかもしれません・・・」


「!?」


イヤな予感がして自室の襖をお家元は開けました!


ガラッ!




「な・・・な・・・」




「あい!」 「あい!」 「あい!」


「お家元、お先に頂いてましゅ♪」


お部屋では3人のお家元がオヤツをパクついていました(笑)


「人のオヤツを食い散らかしゅとは、どういう了見でしゅか!」




「だだだ大丈夫でしゅよ、ひこにゃん達のお腹に入るという事は
 お家元のお腹にいじゅれ入るという事なんでしゅから!」


「あ、にゃ~るほど!」




「て、コリャっ!」




3人のお家元は全員未来からやって来たお家元でした。


「もうこのパターン止めてもらえましぇんかね・・・(困)」






現在のお家元は3人の未来のお家元が来た意味の大きさに直ぐ気付きました。


「お家元達、どうかひこにゃんに教えて下しゃい!
 ひこにゃんはいつの時代に向け、何を目標に向かえばいいんでしゅか?」


「あい、ひこにゃん達はそのために来ました」


全員もう食いしん坊モードではなくなっていました。






「早速本題に入りましょ!

 お家元は“次郎法師”しゃんの一生が苦難の連続だったと既に学んでましゅよね。
 その中で一時代に狙いを絞る事は出来ましぇん!」


「あい、お家元には“次郎法師”しゃんの一生に付き合ってもらわなければなりましぇん!」


「い、一生でしゅか!?」


「でも安心して下しゃい、一生といっても飛び飛びでっていう意味でしゅ。
 大事な時代に絞って“タイム・スリッパ”を重ねていけばいいんでしゅ!」


「時間の経過と共にジャンプしゅるスケジュールの目標日時はお家元の携帯に今送りましゅ。
 お家元自身の相対的な時間は数日間に過ぎましぇんから」


“ひっこにゃん♪ひっこにゃん♪ひっこにゃんにゃん♪”


「ありがとうごじゃいましゅ」


「そして向こうでお家元はいちゅものように振る舞って下しゃい。
 大事なのは井伊家のみんなが挫けない様に励まし導く事でしゅ!

 そして“虎松”しゃんを家康しゃんへ無事出仕させて下しゃい」


「“虎松”しゃんというのは“直政公”の幼名でしゅね」


「そしてしゅべてを見届けたら戻って来て下しゃい」


「解ったでしゅ!」




「・・・振り返って見ると去年は突然“タイム・スリッパ”能力が発現して
 訳もわからないまま“関ヶ原の戦い”に巻き込まりて
 遂には能力を自覚しゅるまでに至ったんでしゅ」


「去年の“タイム・スリッパ”は石田家にせよ、大谷家にせよ
 しゅべて他家へのお手伝いでしゅ」


「思えばそりらは全部今回の我ら“井伊家”の為の“タイム・スリッパ”を
 成功しゃせる為の訓練とお膳立てだったような気がしましゅからね!」


「今ならひこにゃん達はどんな事態に遭遇しようと対応出来る気がしましゅ」


「不思議な感じがしましゅね・・・」


お家元達は振り返って感慨深い想いを語り合いました。
去年までの“タイム・スリッパ”でさえ、自分達の御家の為のシュミレーションに
感じられているようです。


「今回は本貫の“井伊家”へのご奉公でしゅもんね!
 気を引き締めて掛かりましゅ、善は急げでしゅ!」




「待って下しゃいお家元、このまま真っ直ぐ向かうつもりでしゅか?」


「既に井伊家の年表は頭の中に入ってましゅから、大丈夫でしゅよ!」


「しょうじゃなくて、一人で向かうつもりでしゅか?」




「あい!
 ・・・でも二人を連れて行く訳には・・・」


部屋の一角でラビしゃん達が不安そうに控えていました。


「もちろん二人には危険過ぎましゅから、連れて行く訳にはいきましぇん。
 でも井伊谷の里の中での移動だけでも結構ありましゅからね、
 お家元には助けが必要でしゅ!」




一瞬かつての盟友の顔が浮かびましたが、シベリアに帰ったばかりの彼を
瞬間移動で連れて来る気は現在のお家元にはありませんでした。




「今のひこにゃんには心当たりがありましぇん・・・」






「お家元・・・
 ひこにゃん達が安心して身体を預けられるのは一人しかいましぇん!!」




未来のお家元達は断言しました!一体どういう意味なのでしょうか!?






       つ づ く







 
次回予告 )


かつて龍潭寺がまだ“龍泰寺”と呼ばれていた頃の井の国に降り立ったお家元達。

お家元達はこの井伊家発祥の地で一人の姫と出会いました。

井伊家の歴史が紐解かれ、新しい幕が上がります。

 

井の国に咲く橘の花 ~千年絵巻謳~

第一章 “黎明・数奇なる姫君”

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ひこにゃん 赤い兜のひっこにゃんにゃん♪

2011-01-17 23:24:41 | 彦根にひとつだけの花
2011年1月2日
彦根城 博物館 講堂
第参陣 其乃参 最終回
黄色い鈴のひっこにゃんにゃん♪”編







もちさんが紹介してくれた“ラビしゃん”!

いよいよ最後が近づいてきました





「ひこにゃんにでしゅか?」

この日何度か見掛けた光景です





「お兄しゃん、いただいたでしゅ!」




お兄さんが受け取ろうとしましたが、そこはもちさん!
自分が置いておきたい場所があります(笑)





「ここに」




ポンポン!






コクンコクン!









ゴニョゴニョ 「ラビしゃん、後で一緒にいただくでしゅ」






「ここで待ってて下しゃい」






ゴソゴソ・・




「次はなんでしょう・・・ワクワク♪」

「ちゅぎはお弁当の時間でしゅよ、ラビしゃん」




「ジャ~~ン




「あい!」




この時間にもちさんが持ち込んだお弁当です(笑)





より高い場所で披露しようともちさんが挑みます!





「・・・上がるには勢いが足りましぇんね」




助走の距離を取るためもちさんが下がりました






「しょれ!」




スタン!




「あい!」






「どーーでしゅ!」







様々なポーズで変化をつけてくれるもちさん!
シャッターが休まる暇がありません(笑)











「よいちょ!」

かっこいいんだから、もう!





「ひこにゃん、ひこにゃん!」






「ひこにゃん、ひこにゃん!」




「しょれ!」




「? だりかに呼ばれたような・・」




「なんでしゅか?」




「ひこにゃん、ひこにゃん、そろそろお時間の方が・・・」

ガーーーン!




クラ~・・・








ポロ・・




ポテッ・・




「しょんな~」






「もうっ!」




パシッ!




「ひこにゃん、まだやり切ってましぇんよ・・・」









「カウントダウンしよ」





「あい、ひこにゃんも覚悟を決めたでしゅ!」














「カウントダウンはこりで




「それではカウントダウンの方いきたいと思いまーす、せーの!」




「10




「9




「8




「7




「6




「5




「4



「3

ププーーーーッ!





「2




「1




ググッ!




「しょれ!」




鈴に注目していて下さい!







遠心力で浮いた鈴をしっかりキャッチ!

「あい!」

素敵っ!





パッ




「ゼローーーーーーッ




最後は滑らかに∞(無限大)の軌道を描き・・・












華麗に“カーテシー”でフィニッシュ☆





素敵な年明けのイベントに今年もなりました

これ全てもちさんのお陰です!







“0102”完了です



























おまけ )



“彦根ノムコウ”のセカンド・シーズンをやろうと思ってます。
お噺のアウトラインは既に頭の中にあります☆

発表時期は未定ですけど、舞台となる現地の取材(大ゲサ)も終えました


お家元には私が戦国時代を生きた女性の中で最も敬愛する方の元へ向かってもらいます。
今回冒頭部分のダイジェストを少し・・・









2011年になったある日、お家元は“さるお方”からお呼びが掛かります。

お家元は“さるお方”に対して、後ろめたい気持ちがあったので
ずっと顔を会わせるのを避けてきましたが遂にその日がやって来ました。

お家元は呼ばれたその席で「ドッキリでしゅか?」という話を聴かされます。
心当たりの一切ない話でしたが、遠因となった話の説明を懇々と受けました。

以後お家元は一人でその件を調べ続けますが、明確な解答を導き出す事が出来ませんでした。
答えが出ぬまま数日が過ぎたある日、お家元の元に“三賢者”がやって来ます!
“三賢者”はお家元が困り果てていた疑問を全て解決し、お家元を正しい方向へ導きます。

お家元が新たな旅へと向かいます!
  “タイム・スリッパ”再び!



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ひこにゃん 彦根冬季オリンピック開催中!

2011-01-13 20:48:36 | 彦根にひとつだけの花
2011年1月2日
彦根城 博物館 講堂
第参陣 其之弐
ラビしゃん”登場!編








たとえ全てのオーディエンスが初めての方々で埋め尽くされていようとも
分かりやすい仕種で意志を伝える事が出来るもちさん!







それだけではなく、見掛けによらず(大変失礼を!)
身体能力も高いのは周知の事実です!





足元の鏡餅の位置をチェック☆





ドリブッて講堂を沸かします!







クルッ!




一瞬お顔が見えなかっただけなのに
戻ってきたらみんなが嬉しさに絶叫します(笑)







こくんこくん!




もちさんがさらに魅せます☆

タタタッ・・・(アプローチ!)





ピョーーーーンッ!(カンテ!)





バッ!(ジャンプ!)

なんて美しさ!




シュタッ!(ライディングバーン!)





ググッ!(ブレーキングトラック!)





ワアアアアアアアアアアアアァァァ

バッケンレコードが出ました☆☆☆





もちさんが実はジャンプが得意なのはファンには知れ渡っていますもんね(笑)





そのジャンプも移動の際のオマケです





もちさんが何かを確認しました







教壇横のラックにはたくさんのお正月の贈り物が飾られていました









その中からもちさんが選んだのは・・・








今年の干支の“うさぎ(ラビット)”しゃんです





卯年に敬意を払っているような仕種です

「一年間お願いしましゅ」











「お手伝いしましゅ」




「ぴょーーん!」








「ぴょーーん!」




「ナイしゅジャンプ!」




二人揃ってジャンプがお得意なんですね(笑)









「・・・食べてる訳じゃありましぇんよ」




(笑)もちろん、みんな分かってますって!






“0102” 次回が最後になります


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ひこにゃん Funny face

2011-01-11 20:54:55 | 彦根にひとつだけの花
もちさんが13:30の回を5分繰り上げて講堂に向かいます。
始まる前から入館者の集客状況をつぶさに観察していた
ご家中の三奉行の皆さんが判断して至った結果なんでしょうね





この時はお世話係のMさんもいらっしゃいました。
お見掛けするのは初めてではありません。
人出の多い時には週末だろうと心配して駆けつける姿をいつもお見掛けします。
私服という事は仕事抜きで来られたのでしょうか?
私は面識がないので、その詳細は存じません





この回は何の計画も工夫もなしに始まる時間寸前に博物館にやって来たので
既に講堂の扉は閉ざされていたので、そのまま入れ替えの列に並びました。
講堂のどの場所で見れるか予想も出来ない状態です。
逆に言うとほとんどの入館者の方々が遭遇するであろう状況です。
彦根城にやって来る9割以上の方が同じ状態でもちさんを観ているはず!







2011年1月2日
彦根城 博物館 講堂
第弐陣~第参陣 其之壱
気が付けばお正月(笑)編









私が入った時に着いた位置は講堂のほぼ真ん中あたりでした。





もちさんの入室を見るには恵まれた位置です





コツン!




「・・・・・・」

もちさんがドア枠を警戒して一歩下がりました(笑)




ツツツ・・・






「ほっ




「あいあい」




「ひこにゃんでしゅ!」














この位置から肉眼で見た距離はこんな印象でした
人の隙間からもちさんが辛うじて見えます!








もちさんが一段高い舞台に上がるにも繊細なパフォをしてくれているんですけど
この時その足元は一切見えませんでした。




それでももちさんが舞台に上がるとそれも和らぎました









さらに熱を帯びていく方々の隙間からもちさんを撮るのは厳しそうなので
この回は撮影を早々に諦めました。

4~5分でやって来た入れ替えの後、速やかに博物館を退散し
佐和口多聞櫓まで避難しました

彦根の空気の冷たさを是非覚えて帰りたいので









そして迎えた15:00の回、自分の役目を果たすため講堂に向かうもちさんに励まされ
自分の番を列に並んで待ちます









鏡餅が飾られていました

“あぁ今はお正月なんだなぁ”と去年と同じ想いを味わう事が出来ました!




「今頃気じゅいたんでしゅか?
 ひこにゃんは元日からお餅ガン食いでお正月満喫でしゅ!

既にお出でだったんですね!(笑)





この回はドア枠にハマることなく入られます!
学習されてます(笑)









「当然でしゅ!」






この回はダッシュではなくファニーな行進です!
新鮮で・・・か、可愛いぃっ!

「えっほ♪」




「えっほ♪」




「えっほ♪」




「えっほ♪」




「えっほ♪」




「むむむ!」




もちさんにはただ事ではない段差です。
13:30の回で見れなかったポイントがこの回見れました(嬉)




コツン!

ちょっと足りなかったかも




「もう一回でしゅ・・・」




「しょれ!」




タン!




「いちにーの・・・」




ググッ




「しょれ!」




ダン!




「(ホッ)」




「どんなもんでしゅ♪」






「それではひこにゃんパフォーマンス頑張りますんでお楽しみ下さーい!」




パチパチパチパチパチ!





「あいあい




「あいあいあいあい




「あいあいあいあい




会釈した姿勢から直れの動きに取り入れた拍手歓迎のパフォ!
しゅ、しゅごい(笑)





「やめっ!」

ププーーーッ(爆)





年賀状が怒涛のように届くのも納得です☆





それを疑う人はいないはずです!
“ひこにゃん”とはあなたの事です◎









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忙中閑話

2011-01-07 22:56:16 | 彦根にひとつだけの花
2011年1月2日
彦根城 博物館~表御殿
“お宝遭遇!”編 &おまけ







もちさんがお昼に帰って行った後に博物館をゆっくり巡る事にしました。
元日から能面の展示になっていると見聞きしていたので
何の気なしに立ち寄ったのですが・・・

私的に・・・とても衝撃的な展示物に遭遇する事になりました!



※以下に載せている画像は博物館の職員の方に重ねて確認して
 撮影が許可されているものです。








“インターミッション Climax”で登場してもらった“纏”です。
このレプリカがカモンちゃんの手によってタイガーしゃんの元に渡りました


   


11月に来た時には、この場所には“金の蝿取”があったスペースです。
そこに展示されている室町様式のこの具足・・・




すぐ横に飾られていた“井伊掃部頭直弼公”の当世具足に比べて
明らかに小さい腹巻のサイズ・・・

小柄な男性の物かな?
もしかして女性用・・・でも女性用の物なんて残ってるのかな・・・




戦場に咲く花のように、女でありながら鎧を纏ったという姫達は
かつての世に確かにいました。

甲斐姫(成田氏長の娘、“のぼうの城”の榮倉奈々ちゃん)
小松姫(本多忠勝の娘、真田信行室 肖像画が有名)

古いところでは

巴御前(中原兼遠の娘、“旭将軍”木曽義仲の愛妾)

などがそうですが

別格なのが“鶴姫”でしょう!
愛媛県大三島の大山祇神社の大宮司の娘に生まれた誰しも聞いた事のある響きの方です。
その武勇伝もさる事ながら、この大山祇神社には鶴姫が着用したとされる胴丸(腹巻)が
展示保存されていて、現存している日本で唯一の女性用の胴丸があるんです!
(この胴丸の胸部は女性用に大きく膨らんでいるのが特徴です)




どなたが着用したんでしょう?




弥千代姫のなんだ・・・

えぇっ!やっちの!?


きっと実際に着用するような物じゃなく婚礼用か何かで用意した縁起物なんでしょうけど
あったんだ、こんな物が!!

すごい!こんな貴重な物に出逢えるなんて!
しかも“やっち”の!(笑)

   


すごい!すごい!すごいぃぃぃ!!



もちさんを拝見した後にこんな感動があるなんて!
テンションが下がりませんでした(苦笑)








その後博物館を順路に沿って回り表御殿へ。





思えばこの表御殿は藩主のための建物です。




こうした自然との対比や外に見える風情は藩主と一部の人々のものでした。




自分のような一般人がこの風景を見れている事が不思議な感じがします。







格子越しに見る“御亭”







   


雪が積もった事でテンションが上がったもちさんが
ダイブしたような跡は雪の中にはありませんでした(笑)







表御殿は色々な想いを巡らす事が出来る場所です。













13:30の回がやってきます。
そこはもはや午前中とは別の次元の場所でした!
何回の入れ替えになるか想像出来ない人出です!
この回見るのは一回だけと心に決めました。





頑張って、もちさん&ご家中の皆さん!
あっ、お世話係のMさんもいらっしゃる(驚)





































おまけ )  “プチ彦根ノムコウ”


天正年間 伊勢国








“運命の出会い”だった・・・







            おしまい(笑)

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“【暴走】ひこにゃん”(笑)

2011-01-06 12:39:23 | 彦根にひとつだけの花
もちさんの歓迎のパフォを期待以上に体感する事が出来ました!





終了と同時にご家中の三奉行のスタッフさんによる迅速な入れ替えが始まったので
その指示と誘導に乗って講堂を出ます。

ロビーに待機したり右往左往するような無粋な真似はご法度です!
入れ替えの声が聞こえないくらいの場所まで距離を取ります。


そんな場所で見たポスターがありました

長浜時代の羽柴筑前殿ですね!




今年の主役・浅井家!
この一族の視点で振り返る歴史もそれはそれは面白いものです。
信長公と関わる前の歴史さえエキセントリックな部分が多いです




ででーーーん!!(爆)




見事にオトしてくれるぬこなんだから!(笑)




   



どうやら入れ替えが整ってロビーに落ち着きが戻ったみたいです。
後はもちさんが戻られる時を遠くから眺められれば充分です

もう講堂は扉を閉める事もなく開放されていました。
講堂後方にはかなりの余裕が見て取れます・・・

ウズウズ!

私的には同じ回に2度並んで入るのは避けるスタンスなんですが
開放されている時は甘えてしまいます



私が再入室した時はもうカウントダウンも済んだみたいで
お片付けして帰る直前みたいです。


でもなんか揉めてるみたいですね・・・







2011年1月2日
彦根城 博物館 講堂
第壱陣 其之肆
“博物館講堂の戦い”編







「やめて下しゃい!」




「ひこにゃんのオミヤに触らないで下しゃい!」




「ひこにゃんが自分で持って帰るんでしゅ!」






お兄さんは勿論好意の上でと時間節約を考慮した行動です。
頂いた物は自分で持って帰りたいもちさんの気持ちも分かりますけどね(苦笑)







もちさんがあたかも略奪されたかのように
無念そうに左手が空を掴んでいます(笑)








力なく腕が沈んでいきます・・・




「まだ残ってるオミヤだけでも・・・」








ガーーーーーンッ!!

「ひひひ、ひとちゅもない!」




クルッ!




ダダッ!








「返しぇ!」




「ひこにゃんの返して!」




勿論これらはいずれ確実にもちさんの元に返されるはずですけど
一度衝動に駆られたもちさんを言い聞かせるのは
スタッフさんといえども至難みたいです(笑)


「挨拶して帰ろう!」




ちゃっちゃ!






「ダメだっつーの、しっかり!」

窘めつつもお兄さん笑いが堪え切れない様子(笑)





「深々と」




「皆さん、どうもありがとうございました!」




この人達スゴイっ!(笑)








これで新年1月2日の10:30の回は終了です。
あとはお見送りです!
 




「皆しゃん、どもども」




「ありがとしゃんでしゅ」




クルッ




「プレゼントでしゅ!」




「うんうん」




「ひこにゃんのでしゅ!」




「すごいすごい」







「そりじゃあ」












「あい!」




また午後伺いますね









次回はもちさんが登場しない表御殿の散策の回になります



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ひこにゃん “じゅう数えなしゃい!”

2011-01-06 00:31:53 | 彦根にひとつだけの花
2011年1月2日
彦根城 博物館 講堂
第壱陣 其之参
ハートのカウントダウン編





主題は映画“三つ数えろ”(原題 The Big Sleep)のパロディです







講堂の外にはまだまだもちさんの姿を心待ちにしている人達が待っています!
もちさんが残り少ない時間を気にしてアイテムチェンジします





その手にはもちさんの最強の攻撃力を誇るアイテムが握られました!


「いしょげ、いしょげ










不変のフェイバリット、“ハートぬい”!

誇らしげにギャラリーに披露するもちさんを宰領役のお兄さんが呼びます

「ひこにゃん、ひこにゃん」

「・・・・・・」

「ひこにゃんさん!」

「・・・・・・」

“ハートぬい”をかざす真剣なもちさんには
控えめ目なお兄さんの声は届きません





「ひこにゃん・・・おやつあるよ」 ボソッ・・・

ビクッ!








「下しゃい!」




「ゴメン、おやつはないけど・・・そろそろ時間の方が・・・」

ガーーン!!












「ごめんっ・・・!」




「お客様すいません!」




「あと10秒で入れ替えの方をしたいと思いますが・・・」




「最後10秒、カウントダウンをしたいと思いますので・・・」




「よろしかったら皆さんも・・・」




「10、9、8、とカウントダウンをしてあげて下さい!」










「せーの!でいきます」




「ひこにゃん、カウントダウンしよ!」




「はい」




「・・・・・」




ブンッ!






「もう!」






ブンッ!




「もう!」




ブンッ!





「もう!」




「ぷんぷん!」




“おやつ”という言葉で謀ったお兄さんに対して。
パフォを中断してカウントダウンをしなければいけないギャラリーに対して。
憤りとジレンマに苛まれ、ささやかな抵抗を示すもちさん(笑)









ご家中の皆さんにとってもちさんの機嫌も大事ですが
それより優先しなければいけない事があります。
来城者全てに等しいおもてなしをする事です!

この場合、身内のもちさんには涙を呑んでもらう覚悟でお兄さんが進行します!

「えーーー、それではカウントダウンの方いきたいと思います!」




「ひこにゃん、いくよ!」

あわあわ






「せーの!」




「10」 バッ!

流石です(爆)





「9、8




「7




「6、5




「4




「3、2




「1




ググッ!




「ゼローーーー






ご家中同士でしか成し得ない軽妙なやり取りを満喫出来ました♪
きっとこれも“ご利益”なんでしょうね(笑)









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ひこにゃん 一番祈祷

2011-01-04 22:16:43 | 彦根にひとつだけの花
2011年1月2日
彦根城 博物館 講堂
第壱陣 其之弐
ご利益の心得編








「えっと~どりを・・・」 ポリポリ




もちさんが慎重(笑)にアイテムを選びます

「こりだ!」 






見覚えのある“ソレ”がその手に装着されます







「つけようか?」




「大丈夫でしゅよ、お兄しゃん!」




バッ!






シャキーーーン!




パペット仕様のため去年は一人で装着出来なかったのに
今年のもちさんは遅滞もなく、最早手助けすら必要としませんでした!




「我ながら上出来でしゅ!」




「しょうだ!」




「お兄しゃん!」








「頭を借して下しゃい」 クイクイッ






「みなしゃんにする厄払いの見本をお願いしましゅ」

「はい」




「どもでしゅ」





「!?」




ガジガジッ!!

「痛ててててっ!」

講堂が笑いに包まれました(笑)




「ご、ごみんなしゃい!」




本当にワザとじゃなかったみたいで(笑)
その直後でもお兄さんがライオンちゃんのスカートを気遣います







「どもでしゅ!」




主題にしたもちさんの“一番祈祷”が始まります!


※ 一番祈祷
  年の節目である新年正月に行う場合の厄除け、厄落とし、厄払いの事。




もちさんの差し出す獅子頭に進んで噛まれようと(笑)
皆が喜んで頭を差し出します!





「あいあい」






「こっちもあいあい」




コクンコクン!

こうしてもちさんが手の届く範囲の方々全てに“お祓い”が施されました!



ご利益というのは天から無条件で授けられたり降ってくるものではありません。
本来の意味は周りの為になる事や、人のプラスになるように益した
立派な働きをした人が恵みを与えられることです。

もちさんに施されてもその方に心得が無ければ
決してご利益は降ってはこないし気付かないはずです。

もちさんに恥じない毎日や態度で新たな一年を過ごしたいと気付かされた瞬間です






「しょれ」










しゅた!




しかも“卯年”にふさわしいウサ耳付きの獅子舞でした






「シェクシーさアップでしゅ」




こくんこくん!




「ご苦労さんでしゅ」 スリスリ!




「時間がありましぇん、アイテムチェンジでしゅ」






「いしょげ、いしょげ!」




入れ替えの時間が迫ってます!








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ひこにゃん 2011☆発進!&+

2011-01-03 01:15:51 | 彦根にひとつだけの花
もちさんが年明け1月2日から彦根城で早くも仕事始めなのはファンには周知の事実!
これは是非とも見に行かなくっちゃ♪





紅白歌合戦を見終わって新年を迎え、出掛ける準備も万端整えて
いざ西へ!


年末年始近畿地方は尋常ではない降雪に見舞われていると聞いていましたが
私が通った道では深刻な障害はありませんでした。




到着しました!
どうやら彦根は残雪の影響もないみたいです





でも見慣れない場所に紛れてしまいました、あれあれ???
誰かに道を聞いてみましょう!



「すみません、彦根城はどちらでしょう?」

「・・・・・・」




 プイッ!




なにか気に障る聞き方だったのかな・・・
別の方に聞いてみましょう



「すみません、彦根城にはどう行ったらいいんですか?」

「・・・・・・」




 シーーーーーーン




う~~ん、メゲずに次の方に!

「あの、すみません・・・・・・ってシカト(鹿十)かよ!」




え~~ん
誰も教えてくれない!

「すびませ~ん、彦根城はどちらですか~~っ?」

「どないしはったんですか?鼻水まで流しはって??」




「あぁ親切な方!
 あの彦根城へはどう行けばいいのでしょう???」

「・・・彦根城って琵琶湖のほとりの?
 ねえさん、ここ奈良なんやけど・・・」




「あそこに見えてはるのが東大寺の南大門なんやけど
 知ってはる?世界遺産の“東大寺”!」










・・・・・・・・・鹿騒がせしてすみませんでした」

「ねえさん、相当な方向音痴やね(苦笑)」

「面目ないっ!」








彦根を通り過ぎて奈良まで来てしまいました







こうなったら来たついでに初詣はここで!





まずは高台にある二月堂から。






ここは大和盆地と大阪と接する生駒山地までが見渡せる
有名なビューポイントですもんね♪





そしていよいよ金堂・大仏殿へ!









うわぁ~~盧舎那仏を見るのは中学生以来です!
あの頃はその巨大さに感動しただけでしたが、今ではその積み重ねられた歴史に感動します!








今年の初詣を無事済ます事が出来ました。

よく考えたら今日は元日なので、彦根に行ってもちさんは拝見出来ませんでした。
一晩頭を冷やして出直しましょう!








正真正銘、翌1月2日
気持いい晴天の下、一路彦根を目指して!

伊吹山が真っ白!




地元の方にはそんなに珍しい風景ではないのでしょうが
私はここまで神々しく雪を纏った伊吹山は初めてでした!







降雪情報サイトで逐一情報を更新しながら向かいましたが
目にした風景で実際の降雪具合を思い知らされました!




彦根までもうちょっと!







表門口に到着、車道以外はご覧の通りです!









表門橋を渡って振り返ると佐和口多聞櫓も真っ白!




博物館前の土塁も一面の雪





内堀はなんと凍っていました!







入る前に時間掛け過ぎですね(苦笑)
とっとと中へ!











今日は3回とも博物館講堂です












ひこにゃん詣

2011年1月2日
彦根城 博物館 講堂
第壱陣 其之壱
ひこにゃん IN ワンダーランド編





足元の悪さなど眼中にない人がどっさり!(笑)




年明け一発目のホワイトボードは鏡餅ともちさん!
このイラストの組み合わせが後に現実となります!





そしていよいよ“2011”のもちさんが勇ましく歩み寄ります!
“2011”とキーボードを打つ指も震えます!













10:30の回から入れ替え制となったこの日、私が入室した時には
既にかなり盛り上がった形跡が!(笑)






私が見た回の始まりです!















“2011”!
もちさんの快進撃の新しい一年が始まった瞬間です!









さぁ何から見せてくれるのでしょうか





「えっと~どりを・・・」 ポリポリ




頼もしい~










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