昨日から、「紫の雨-福井爽人の世界」展がはじまりました。
繊細で清澄な色彩の魅力や揉紙の技法を使ったマティエールの味わいを
ぜひご堪能ください。
また、作品とともにご紹介する本人の随筆や詩などの言葉も、
みなさんを絵画世界により深くご案内してくれると思います。
昨日午後には、展示室内で福井爽人氏と奥岡茂雄当館館長との対談が開催され、
旭川、小樽、札幌で過ごした幼少期や海外への取材旅行の写真を前に、
生い立ちや制作についてお話いただきました。
ときにユーモアを交えた福井氏のお話に、
訪れた多くの方々が熱心に耳を傾けていました。
ミュージアム・ショップでは、
図録やポストカード(10種)、しおり(2種)のほか、
展覧会タイトルにもなっている福井氏の随想集「紫の雨」(三月書房)など、
関連書籍も販売しています。
また、展覧会図録をお買い上げの方には、ただいましおり(出品作「彩風の刻」が印刷されています)を差し上げています。
美術館周辺の新緑も本当に美しい季節ですので、
ぜひおでかけください。