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第1994回NHK交響楽団定期演奏会 ベートーヴェン「皇帝」&ブラームス3番

2023-11-05 14:22:09 | 音楽夜話(クラシック)
第1994回NHK交響楽団定期演奏会 ベートーヴェンP5&ブラームス3


曲目
ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73 「皇帝」
ソリスト・アンコール:ブラームス/幻想曲集 作品116 ― 第6曲 間奏曲 ホ長調


ブラームス/交響曲 第3番 ヘ長調 作品90


 ピアノ:レイフ・オヴェ・アンスネス
  指揮:尾高忠明
  NHK交響楽団
 
2023年10月25日サントリーホールA定期




アンスネスは、モーツァルトのチクルス聴いてよかったので、チェック入れている。
こういう大作はかける時には掛けるけど、そう回数多くないのかもしれない。
派手に弾き飛ばしたりしないし、音圧も適度にありメリハリも効いている。
重いものでなく、ある種の軽さを持った彼自身のベートーヴェンなのかもしれない。
また、何かあれば聴いてみよう。アンコールは、後半にちなんだのかブラームス。


交響曲聴いてる順は4123かな。3番は、多分、一番聴いてないとおもう。
好き嫌いだと、そうなってしまうけれど、3より4・1の方が入りやすい
という事もあった。それでも聞きなれるまでにはずいぶんかかった。
3番は人生の秋を象徴しているという。しみじみしてしまう。時期的に
ちょうど良いけれど、まぁ、そんなところに落ち着く。
尾高氏は2019年に大阪フィルでブラームスの交響曲チクルスを行う。


NHK交響楽団正指揮者である尾高氏は今年77歳。
一時期首の故障や闘病もあった。定期の代演を務めるのは、
指揮者陣のなかではスケジュール管理もあるだろうけれど、聴衆が納得
する代演者の一人として団に奉職しているので責任重大だ。


今回は、ブロムシュテット氏の代演。プログラムに変更はない。
手堅い演奏で引っ張っていくことは変わりないけれど、ベートーヴェンなどは
独特な色香が感じられる。ブラームスもきびきびと振っていた。



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