しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

子供の遊び

2020年06月17日 | 城見小・他校
みたどん
かくれんぼ。
見つけたら「みたどん」という。見つかった人が鬼に変わる。
木の上に登って隠れると、鬼から逃れることがよくあった。
ただし、
夕暮れに始めた遊びは、暗くなっても木から下りれなかった。

缶蹴り
これも、かくれんぼの一つ。
鬼がいない隙に、おもいっきり大きな音が出るように缶をけっていた。


カンカン(空の缶詰)に穴をあけ、ひもを通して、両足にカンカンを履いてあるく。それだけ。

たこあげ
奴だこをあげていたが、ひきずるので尻尾はちぎれるし、飛ばせばトウガキの枝にかかって破れ、
たいてい2度ほどでおじゃんになっていた。
それでも正月が近くなると毎年あげていた。

こま
小学の2年生くらいまで。
男子は必ず体験する遊びだった。

ゆきだるま
雪だるまが可能なほど、雪が降ったことがない。

へび
つかまえたら、しっぽを持って振り回して遊ぶ子がいた。

蝉の幼虫取り
夏休みの夕暮れの楽しみだった。
家に持ち帰り、
えんだの柱を上って、途中止まって、蝉に脱皮していた。
それは晩飯後の楽しみだった。

たきび
子供の焚火は危険なので、大人がしていたら、近寄って温もっていた。

すもう
学校でも野原でも田んぼでも、相撲は大人気だった。
おかげで、いつもバンドを通すところが破けていた。

釣り
海で釣るのは2~3度あるだけ。
ため池でフナを釣っていた。

杉でっぽう
細い青竹で作る。
杉の実を集めに山へ行く。
飛ばすときパンと音がして2~3m飛んでいたような気がする。

くぎ打ち(くぎさし)
地面に図を描き、その内部に
釘を地面に力いっぱい打ち付ける。

ヨーヨー・けんだま・びーだま
お金が要るものはしなかった。

すごろく
漫画雑誌の付録にあった。それで遊ぶ。

うつし絵
店で買うもので、一番安い玩具。
紙を手に貼って、模様が腕に映っていた。

木登り
お宮の参道前の木に登って遊んでいた。
その他、各人の家の前後の木に登っていた。

ターザンごっこ
茂平の宮ノ端のふきんや、浜の荒神さん。
荒神さんには、いいカズラがあって”アアアーーーー”
とブランコのように飛んでいた。

水晶取り
高丸で水晶が出ていた。
畑から見つけたらもって帰っていた。

幽霊屋敷
近所に大きなお屋敷があり、塀も立派で、中庭に大きな椿があった。
土蔵や母屋は空き家で、
持ち主は、満洲で財を成したが、帰国できなかった(外地で殺された)という話だった。
その家に入って遊んでいた。
大きな家なので、何度入っても違うスリルが楽しめた。
(・・・・それから20~30年経って更地になった)


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