しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

音戸の舟唄

2023年01月31日 | 民謡

 

笠岡市にも渡船があったが、昭和40年前後すべて無くなった。
生江浜⇔金崎
片島⇔神島
横島⇔神島
高島⇔神島
小飛島⇔大飛島

 

 

呉の音戸渡船も、
呉市HP、に
令和3年10月31日をもって廃止となりました。

 


ヤーレー 船頭可愛や
音戸の瀬戸でヨー
一丈五尺の ヤーレノー 
艪がしわるヨー


ヤーレー船頭可愛いと
沖行く船にヨー
瀬戸の女郎衆が ヤーレノー 
袖濡らすヨー

ヤーレー泣いてくれるな
出船の時にゃヨー
沖で艪櫂(ろかい)の ヤーレノー 
手が渋るヨー

ヤーレー浮いた鴎の 
夫婦の仲をヨー
情け知らずの ヤーレノー 
伝馬船ヨー

ヤーレー安芸の宮島
廻れば七里ヨー
浦は七浦 ヤーレノー 
七恵比寿ヨー

ヤーレーここは音戸の瀬戸
清盛塚のヨー
岩に渦潮 ヤーレノー 
ドンとぶち当たるヨー

 

 

 

・・・・

たいへんな労作である、
「広島県の民謡」 中国放送  第一法規出版 昭和46年発行
に”音戸の舟歌”が記載されていない。
なぜだろう?

・・・

 

撮影日・2021.4.26 呉市 (渡船廃止の6ヶ月前)

 

 

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呉音頭

2023年01月31日 | 民謡

 

就職し、最初の赴任地が呉だった。
会社の業績がうなぎ上り(当時は、ほぼすべての会社がそう)だったこともあり、
週に何度も飲み屋に行った、仕事の名目で、すべて会社持ち。

その時に”呉音頭”を覚えた。
何度も聴いていたので三味線の音色と唄は、今でもよく覚えている。

 

(軍港)

 

(住んでいた宮原通8丁目の寮に行くと、寮は無く公園になっていた)

 

・・・

【呉市HP】

「呉音頭」
  詞:島川光栄氏
  作曲:杵屋七峰氏

呉が見たさに 逢いたさに
ちょいと音戸の 瀬戸あけて
千艘(ぞ)万艘と 呉はよいとこ
千艘(ぞ)万艘と 船が来る
ハ ヨイ ヨイ ヨイヤサノ ヨーイヤナー

 

(両城町200階段)


投げた碇(いかり)が 重とうて
一夜二夜じゃ 揚がりゃせぬ
せめて麗女(うるめ)と 呉はよいとこ
せめて麗女(うるめ)と 七夜まで(略)
花の中から 歌がする
春は桜の 平原へ
月も浮かれて 呉はよいとこ
月も浮かれて 出てのぞく(略)
煙の宮原 朝夕に
産業景気の 汽笛(ふえ)がなる
工場(こうば)通いは 呉はよいとこ
工場通いは 仇にやせぬ(略)
港出て行く あの船へ
休山から 声かけて
持たせやりたや 呉はよいとこ
持たせやりたや 呉だより(略)
招くネオンの 花道を
君と中ブラ 仲のよい
肩を柳が 呉はよいとこ
肩を柳が 又まねく(略)
秋は色づく 野呂の山
去年見染めて 今年また
逢うてうれしい 呉はよいとこ
逢うてうれしい 呉の人(略)
港繁昌の 波の上
かもめどりさえ 晴ればれと
呉を祝うて 呉はよいとこ
呉を祝うて ひとおどり(略)

 

(堺川と灰ヶ峰)


・・・

 

撮影日・2012..2.10

 

 

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