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あの頃に漂った次元での事 17

2022年02月08日 | REMEMBER BLUES

 

高校の頃、中学からのトモダチ同士で始めたバンドは直ぐに辞める事となった。

しかしこれが自分の中で凄く良い転機となった。

「バンドやりたいなあ」って、悶々としてた時に、クラスでコイツと一緒にバンドやったらオモロイかもなってヤツがいて、殆ど会話なんてしたこと無かったんだけど、「一緒にバンドやろう」って声を掛けた。

以前、ライブハウスでのステージを一回観ていて、バンドでボーカルやったら良さそうだなと単純に思っていたからだった。

あとはベースとドラムだなって思ったら、ソイツが別なクラスにいたヤツを連れて来て形になった。

全員がバンドでなんて合わせた事も殆ど無かった者同士だったけど、スタジオに入って合わせてみたら何だか調子良くて、「あ、イケルな」って思った。

 

もちろん高校生のやるコピーバンドだったのだけど、初ライブから何か良い感じだった。

時代も良かった。直ぐにお客さんが付いたのだ。

高校生には重すぎるチケットノルマの課題なんて、余裕で片付くくらいの枚数が売れていた。

一気に人気者になれて驚いた。すごく嬉しかった。

学校の枠は完全に離れたところで自然と人脈が広がって行った。

そして卒業前の進路ギリギリ位までライブやってたけど、進路や受験も有ったりでそのまま解散となった。

その勢いのまま、そのボーカルがなぜかドラムになり、女の子たちとの混合バンドをやったんだけど、ライブもドエライ盛り上がって面白かったけど、ソッコー解散した。

高校卒業と進路不明とかも有って、なんだか混沌としてフワフワとした時期を過ごしていた。

 

当時、このトモダチと出会えた事が、バンドをやるにしてもファッションを追求するにしても、刺激となり転機となった。それまでのトモダチにいないタイプだったのだ。

感度も良く、その当時のバンドファッションを取り入れるのが早く、何処の店に何が有るなんてのもいち早くキャッチし教えてくれていたし、トータルで合わせるのがとにかく上手かった。

ソイツと出会えた事でファッションに対してのハードルも下がり、色んな洋服屋にも出入りする様になった。

レコードや、雑誌や映像で妄想していたことが、飛躍的に現実として理解出来るようになる切っ掛けとなった。

 

広島時代、ファッションが楽しくなり、時間さえ有れば沢山の洋服屋と雑貨屋、そしてレコード屋に出入りしていた。

いつからか古着にも興味を持ち始めた。

なかなか理解する迄に時間を要した。

 

いつだったかピンクのボーリングシャツを買った。

もちろん50's。刺繍も完璧だ。

古着屋に並ぶ古着は、とにかく腕回りも含めてデカかった。

当時まだまだ華奢だったオレは、このレディースのボーリングシャツを見付けて嬉しかった。

ライブハウスも含め、とにかく色んなとこに着て行った。

この頃はタンクトップにロールアップした501、そしてエンジニアのスタイルを好んでいた。

そしてこのボーリングシャツには、ちょっとしたオモロイ話も残っている。

 

しかし、あの時中学からのトモダチ同士でやっていたバンドを辞めたことで、その後の高校生活が超楽しい物になるとは思わなかった。

そんなに話したことも無い仲も良くないヤツを一緒にバンドやろうって誘った時のオレには、きっと少しばかりの勇気が必要だったはずだ。

そのバンドを一緒にやれた事で、少しの自信を得る事が出来た。

 

 

 

 

 

 

ギラギラシテヤレ

 

クダラナイコトイキテルヒマハナイ

 

 

 

 

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