じゃの路はへび・・・?

苦悩のオーディオライフワーク

TA-F333ESLite なーんてね

2018-05-26 22:06:32 | 半導体アンプ

あ~暑い、と思えば、うーブルブル、体温調節がむちゃくちゃです。

貧乏なサラリーマンはこう訴えかけます。 税金の時期は辛いねー

ボーナスまでまだまだ・・・・節約せねば!! 懐に、体調に、ご安全に・・・

そう、ここ数ヶ月は333ES?系に傾倒している。おかげさまで、ESJは

元気に鳴っています。 トーンコントロールアンプのOPアンプを

OPA2604に変更しました。繊細さはそのままで重心が下がります。

良い方向です。その替り、シングルからDIP8ピン変更は大変でした。

このシングルパッケージをDIP8ピンに変換するだけ。だけって・・・

とりあえず、こんな感じOPA2604搭載!!

こんな感じさっ、

最後の読みが甘かった・・・ ヒートシンクと当たりそう。

だが、はめ込んだ。(そりゃ、当たらないようにね)

場所がないものね。フロントパネルこじ開ける勇気がある方は、如何

でしょうか? 楽しめますよ。(意外と大変です。分解された方はお判りと

思います。)

ところで、前回、部屋に333ES系が無造作に2台放置状態。ESLは部品

取りとなる。 いろんな事を学ばしていただいた。その時、ふと思いつい

たことがあった。

 トーンコンアンプとセレクター、ボリューム、当然シャーシ全体もそのまま

で、できないかなー?(最終的には・・・・・ 構想中、懐が寂しい)

そこで、コレが完成した。

どーん、とね。

当然、再起不能となった、ESLだ、上に載っているのは、トランスとヒート

シンクです。 いやー参りました。飛ぶわ、焼けるわで部品取り。

当然サイドパネルはESJへ提供ずみ。

しかし、ちゃんとインジケータ類は点灯しています。

ここに行き着くまで、問題山積!! セレクターの制御、プロテクターの動作条件

なるべく、電源スイッチ投入時のミューティング動作は活かしたい。

一体?どうなってるんだろう? 電源ラインの確保、トーンコンアンプの電源確保

(トーンコンは必要と考えている)ラインアンプは要るよね。

少し、種明かし・・・ 広大な空間が存在します。なにやら、赤い基板が・・・

333ESLのプロテクターの回路って、凄いんだ、整流された直後の56Vで

電源の健全性をチェック、アンプ出力の異常動作監視、その結果で、

電源スイッチの表示はアンプ動作異常時に赤色点灯でアンプ出力動作は停止。

よく出来ている。 

修理中に何故? フォトカプラーPC817があるのか意味不明だった。

そりゃ、プロテクターの関連だと思ったが、アンプの異常信号をコントロール回路

と電気的に分離していると理解していたが、実はそこの発光側は40Vかかっている。

その先にリレーやインジケータ類がシリーズ接続されていて、インジケータや、

リレーのどこかが異常だとそのまま動作せずとなる。

よく考えられている。 この動作はアンプ系を弄っている時、悩まされた内容

から、すごいと息を呑んだ。他のアンプも考え方は同じと思った次第・・・

スライダックを導入して、電圧を上げてゆく過程でプロテクタが動作することは

体験していたので、50Vをプロテクタに認識させなくても動作する範囲があると

予測を立てた。プロテクターの動作電源はアンプのメイン回路から分けてもらっ

ている。その電圧が30Vまで下がっても、どうにか動作している。

正式な定数的にはなんとも言えないが・・(個人用途なので、まっいいか)

直流の57Vを供給すると、当然、プロテクタの動作が解除となって、12Vの

スピーカーの切り替えリレーがかっちり動作する。電圧を下げると、弱々しい

音となる。電源は別系統となるが、その他のセレクターのミューティングリレー

なども元気よく動作する。(これはAC8Vくらいフロントのコントロール基板に

供給される)アンプ側のメインとコントロール系統は別になっている。

構想としては、トーンコンアンプは活かし、ESLの基本操作はなるべく、そのまま

としたい。そこで、アンプは雑誌の付録のD級アンプとする。

2014年からこの時をひたすら待っていた。(なんてことは、ない!!)

これはひょっとすると、そういう運命であった。(ほんとか?)

そうコレが、今回の全貌です。

ああ、なんてシンプルなんでしょう!!

ジブラルタルシャーシにアンプ回路用と制御系とを分離し、高音質に貢献。

トーンコントロールアンプには、フォノ回路と同じ両電源±15Vをローカル

側の別電源をディスクリート構成行い分離しております。

D級アンプへの電源供給もESLの譲りのSTD方式を継承し、グレードダウン

した、いや、トランスから発生する磁気を抑えるために容量を一気に落としました。

これで、クリアな電源と言えるでしょう。体積・重量比ともに4分の1以下を実現。

なーんてね、アホなことを並べてみました。

トーンコントロール用にはマジでESLそのまま電源供給元とした。

(苦い経験を活かした)レコード好きな方にはそのまま、利用できますね。

(うちはレコードプレーヤーないもんね)初段のアンプには最適なローカル

電源と思っています。(このESLはOPアンプはそのまま、面倒くさくなった)

今回は、最終供給電圧15V(LXA-OT3)、しかし、ESLの電源をそのまま供給

することはできない。57Vから、どうやって15Vまで落とすか?

当初から、ESLの正規トランスは使いたくなかった。 それは単純で、ちっちゃな

アンプには大げさすぎだったから。重いしね、その後の計画にも問題あり。

そこで、家中を探しまわって、ようやく、両電源用の18V×2、1Aのトランスが

最低限の動作ができるのではと考えた。そりゃSTD方式の恩恵は受けたいが

D級アンプは単電源仕様だし、57Vから15Vまで降下させるには、DC/DC

コンバータにお世話になったとしても、ノイズを放射されても、かなわん。

いつもお世話になる三端子レギュレータも体外が入力電圧35Vくらいが上限

となるし、たとえ、57Vまで入力ができたとしても42Vも、どこで降下させるか?

2週間悩んだ。その途中にESLのアンプ基板の出力関係の部品を全てはずした。

電源回路とプロテクター回路のみ残す形となった。(バイアス回路系も残って

いるが、今の利用法からは隔離されているのでそのままとした。あーすっきりした)

家のデッドストックのトランス18Vは整流後26Vを維持している。

基板側は63V3300μFを接続しました。(コレでも十分です)

これはSTD方式の恩恵を受けている。正電源側を家に転がっていた、

秋月電子のLM338が今回の用途にバッチシ。

少しコンデンサを奢った。思ったほどヒートシンクは熱くならないので、

最適だ。 トランスを25Vくらいにしても、耐入力電圧範囲から外れないで

あろう。

だけど、STD方式の整流は、はっと見ると、まずいんじゃないのと、思わせる。

高校生のとき、これはほんとにやっていいの? と疑問があったが・・・

確かに交流のサイクルで問題ないと書かれていたが、今回(修理中)思わず、

基板から隔離されたコンデンサ配線にぎょっとした。思わず、回路図を凝視した。

ちなみにこのコンデンサを基板に接続しない場合は、負側のコンデンサのみに

チャージされます。(あっはは・・・笑い事じゃない)もう、大変です。

壊れたと思った・・・・。

このSTD方式はほんとによく出来ている。(未だに信じがたい)

強大なコンデンサも取り外した。スペース確保のためだ。

ちなみに今まで、50VあたりのDCに然程、経験がない。よって、部品も耐圧が

最大で50Vくらいで集めていた(チューナーやCD)ので、いざ63V耐圧系

になると、購入しないとない。 うちはそれを超えて真空管対応となるので

調度よい部品(電流と電圧が間に合わない)がない。

 今の御時世柄、トランスでさえも30V出ていればイイほうだ、なかなか、

両電源仕様で40〜50Vとなると、選択肢が急に狭まってくる。

それだけ、電力のメインは24V以下で済んでしまう今日このごろだと・・・

逆に450Vや200V等の電源ラインに沿った部品が多くなっていることに気づく。

本当であれば、両電源で25V×2 2Aのトランスがあれば、精神衛生上良いが

懐が寂しい、ここ2ヶ月は秋葉原出禁としている。(一昔前は、トランスのジャンクは

結構あったが、今は見受けられない)そりゃ、名が通っているメーカーのトランスは

手が出ない。

LXAーOT3は、とあるページの改善法が理にかなっていたので、それを実施した。

初段にOPアンプがあるが、それがかなりの曲者、入手した当時も、抵抗で分圧し

仮想グランド仕様となっているので、少し気にくわなかった。3000円のおまけに

文句つけてもしょうがない、ソレはそれ、OPアンプ交換で楽しめば良い。

(このアンプを出してくれただけでも、感謝したい)

今回はOPアンプを外して、スイッチ付きボリュームも外して、ESLのトーンコンアンプ

の出力をD級アンプへ入力するので、シンプルにできた。

基板上のOPアンプとカップリングコンデンサを外すと、電源を切った時のポップ音が

なくなります。コレは良かった。

テストスピーカーのFE164のコーンが1cm位動いてしまう。切るときはミュートを

活かさねばと考えていた。

ちなみに、付属のスイッチング電源の音は確かに、鳴っているが、可もなく不可もなく

頑張っている。(潤いがない)

ESLのシステムを利用すると、ESLと同様に10秒あまりミューティングが掛かって

いるのでポップ音は皆無、(当然LXA-OT3のスイッチ付きボリューム廃止でミュート

は解除のままで、ショートさせています。)

アンプは静かに立ち上がります。当然、操作性はそのまま、ただ、アンプのボリュームは

中央部分を使いたかったため、51kΩを取り付けてインピーダンスを上げました。

あとは、フィリップスの音響コンデンサを3.3μFをカップリングコンデンサとして

選んで取り付けました。基板の裏側です。この状態だけでもかなり、しっとりと

音楽を聴かせてくれます。(また、プラシーボ効果、バッチリです)

本家には申し訳ないが、TA-F333ESLite が完成しました。

なんちゃってアンプは面白いですよ。 

こんなことやってる奴は居るのかなー? 居るかもね、4年も経ってるし、

ご注意:かなり、強引なことをやっています。メーカーへの問い合わせや

    この改悪をしたことによる、事故等については自己責任で完結

    してください。

そりゃ、ESJと比較してはダメですよ。 だけど、かなり頑張っていると思います。

仕事中や運転中に、アーでもない、コーでもないと、想い巡らす精神状態

も一段落したことで、ご安全に・・・ またね












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