藻blog.

水曜どうでしょうとお買い物の依存症。

8年ぶりにさぬきうどん。

2022年12月15日 | 旅行

2014年の10月に水曜どうでしょうのロケ地巡りも兼ねて香川県にうどんを食べに行ったのだが
その時に生まれて初めて食べた讃岐うどんがあまりにも美味しすぎて
一緒に讃岐うどんを食べに行ったN君と会うたびに「また、讃岐うどん食べに行きたいねー」と
ずっと言い続けて気付けば8年近く経ってしまった。

で、ここ2~3年はコロナの影響もあって旅行に全く行かない日々が続いてた事もあり
ご時世的に「そろそろ、ちょっと旅行行っても良いかな」って雰囲気も出てきたので
N君を誘って8年ぶりの讃岐うどん1泊旅行を11月末に決行してきた。

初日はほぼ移動で僕は夕方に香川に着いたのだが、N君が仕事の都合で夜に香川到着だったので
夜でも食べれる讃岐うどん屋に一緒に食べに行くところからが今回の旅のスタートです。

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最初に行ったのは『饂飩屋 五右衛門』。
マツコの知らない世界でも紹介されてずっと気になってた黒カレーうどんをいただく。

いきなりうまい!カレーうどんってちょっと邪道って感じもあって滅多に注文しないし
そもそも美味しいカレーうどんに出会ったことが無かったから期待値は低かったんだけど
讃岐うどん独特のコシもあるし、カレーも味が薄まる事も無くうどんとの相性もバッチリ。
これは本当に美味しかった。

8年ぶりに来たのに、1杯食べたところで終わりにしたらもったいないって事で
次はこれまたカレーうどんで有名な『手打ちうどん 鶴丸』へ。

先ほどの黒カレーと比べると普通に食べてるカレーに近い感じの見た目だね。
こちらももちろん美味しいし、カレーもうどんも馴染み深いホッとする味ですね。
ただ、個人的には最初に食べた黒カレーのほうが好きかも。

って事で、8年前には行けれなかった夜営業専門の讃岐うどん屋を2店舗巡って初日は終了。

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翌日は朝から気合を入れてうどん屋巡りに向かったのだが
前日の2杯のうどんがまだ影響していたので運動がてら30分ほど歩いてお店に行きました。

2日目1件目は「うどんバカ一代」。
8年前のうどん屋巡りの時に時間の都合で行かなかったお店だったので
ずっと8年間気になっていた念願のお店になります。

早朝6時からオープンしてるうどん屋さんなんて他県ではほぼ無いでしょ。
このオープン時間にもビックリだけど、その時間でも店の中はお客さんで満員っていう
香川県のうどん好きっぷりにもビックリですよ。

このうどんバカ一代にくるお客さんの大半が注文する名物「釜バター」。
溶けていくバターと生卵を一緒にガーっとうどんを混ぜていくと
黒コショウの風味もバッチリ効いたカルボナーラのような味わい。
オーソドックスなうどんとは全く別物ではあるがこれはこれで美味しい。
それに、これであれば自分でも近しいものが作れそうなので
今後の僕のうどんレパートリーに加えてみようかと思ったわ。ごちそうさまでした。

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次にレンタカーを借りて向かったのは前回も行った「がもううどん」。
このお店は僕の強い希望でふたたび寄らせてもらった。

前回食べた時の薄いお揚げの味付けがパーフェクト過ぎたし
この素朴なお店の雰囲気も最高すぎてどうしてももう一度来たかったんだよね。

お店は8年前とほぼ変わらない佇まいでいてくれて嬉しかった。
どうしても食べたかった薄い揚げも変わらずメニューにあって
久しぶりの再会に「これだよ!これ」と言いながらモリモリと完食。
やっぱり讃岐うどんは美味いなぁ。

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がもうの次に訪れたのが今回の讃岐うどん旅の大本命「谷川米穀店」。
N君と讃岐うどんにまた行きたいという話になる度に
「谷川米穀店は絶対食べに行こう」と言っていた2人共楽しみにしていたお店。

ただ、8年前に食べに行った後からいろいろとあったみたいで
大人気店ゆえの苦悩なのか色んなお客さんに対処しなければならなくなったせいか
お店は店の外にも中にも注意書きだらけになってしまったとか
代替わりして3代目になった頃から接客が厳しくなって嫌な思いをしたなど
あまり良くない書き込みが増えてきてたところに
さらには3代目がごく最近酒気帯び運転&大麻所持で逮捕されるなどあって
臨時休業後に2代目店主が戻ってきてお店を再開したばかりとか
今回の旅行が決まってから下調べしてる時に衝撃的な情報がいっぱい出てきてビックリ。

でもまぁ、8年前この店で食べた讃岐うどんが美味すぎたから
2人ともまた讃岐うどんを食べに行きたいと思っていたわけで
いろいろお店はあったかもしれないが
このタイミングで先代に戻ったのも逆にラッキーだったかもしれんって話になって
2人共ウキウキで朝イチのオープン時間に合わせてお店に行きました。

8年間、再会を待ち望んだ思い出の讃岐うどん。

・・・う、うん?期待値が高すぎたかな?
8年前のあの最初の一口目からの衝撃があまりにも強すぎたのかなんかしっくりこない。
僕だけかと思ったらN君もどうやら似たような感想。
まぁ、ずっと気になってたうどんだったから再び食べる事が出来たのは満足。
ただ、次回また讃岐うどんを食べに来る機会があったら
谷川米穀店は店の場所が離れてるし2回も来たし一旦いいかな。

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午後2時過ぎの高松空港発の飛行機で帰る予定なので
最後にもう一軒うどん屋に寄ろうと検討した結果
前回のうどん巡りでは時間が合わずに行けれなくて心残りだった
「日の出製麺所」を今回の旅行の〆うどん屋とさせてもらいました。

人気店ってのは知ってたけど営業時間が昼間の1時間だけっていう短さだから
平日だしそんなに混んでないだろうと思って行ったらめちゃめちゃ混んでた。
ただ、讃岐うどんはどの店も回転率がとても良いのでお店にはすぐ入れたけどね。

今回はぬるい小+ゲソ天をいただいた。
というか、本当はちくわ天をトッピングでいただきたかったのだが
ちょうど、ちくわ天が無くてテーブルに残ってたのがゲソ天だけだったんだよな。
食べる前から予想してた通り、ゲソ天を噛み切るのがやっぱり出来なくて
無理矢理口の中に入れたら今度は窒息しそうになったりしてゲソ天の初級トラップにハマってしまった。
大きなテーブルにぎゅうぎゅうの相席で食べてるから
ゲソ天トラップをクリア出来なかった時の地獄絵図を思い浮かべたらマジ死ぬと思って
うどんどころではなく必死でゲソ天を噛みまくって柔らかくして丸飲み出来た自分をほめてあげたい。
うどんは確かに美味かった気はするけど、とにかくゲソ天を食べることに必死だった想い出しかないw

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まぁ、こんな感じで8年ぶりの讃岐うどん巡りも無事に終わって帰ってこれたわけですが
前回行く事が出来なかったお店にも行けたし、ずっと気になってたお店にも再び行けたし
前回は予定にも組み込まれて無かった夜のみ営業してる讃岐うどんのお店にも行けて
また少し讃岐うどんが好きになって帰ってきました。

個人的に今回美味しくて印象に残ってるお店は『饂飩屋 五右衛門』と『がもう うどん』かな。
あと、『日の出製麺所』はゲソ天に気を付けて正式に再チャレンジしたいですなー。

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それと、今回の讃岐うどん旅行で大変お世話になったサイトをメモとして残しておきますわ。
『カガワン』 ←マジで助かりましたわ!

讃岐うどんってお店ごとに注文方法が違うし、メニューを見る間もなく店員に注文聞かれる事も多いし
注文後もうどん受け取ってから自分好みのうどんを作るセルフスタイルのお店が多いから
各店舗ごとの注文方法&うどんの作り方を予習しておかないと
あっという間にテンパってモタモタしちゃってお店の列の流れを止めちゃう事になってしまうので
痒い所に手が届く情報量と分かりやすい記事のまとめ方をしてある『カガワン』には感謝しかないですわ。

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