藻blog.

水曜どうでしょうとお買い物の依存症。

バーガー2個

2010年01月31日 | Weblog
銚子のサーディンファクトリーって所で
「いわしバーガー」ってのが売ってるというので
話のネタになるかなとHPの地図を頼りに行ってみることにした。

が、サーディンファクトリーはだいぶ前につぶれたらしく
地図の場所には空き店舗があるだけだった。
自分の今日の昼飯は「いわしバーガー」の気持ちMAXだったので
隣の店の人に「いわしバーガーってもう無いのですか?」と突撃で聞き込みをすると
「確か別の場所に移転して売ってたよ」と言われ
教えてもらった移転先の店に行ってみるが・・・

教えてもらった場所を見つけた時の第一印象は
「ホントにここで売っているの!?」と体中の細胞が満場一致で感じた。
そこはガランと広がった殺風景な一角で
空間の真ん中に売り物の乗った普通のテーブルと
入口脇に少しだけ食べ物の乗ったワゴンが置いてあるだけ。
しかも、店のメニューを見ても「いわしバーガー」の文字は無く
あったのは「まぐろカツバーガー」の文字。

「おのれ孔明! 謀ったな!!」

もう腹も減っていたし、再度いわしバーガーを探す気力も無かったので
まぐろカツバーガーを注文すると
「今ちょうど切れちゃってるから20分くらい待って」と言われた。
・・・もうどうでもいい
本当にちょうど切れちゃったかのかどうかは深くは追求しない。
まぐろカツバーガーは1個注文して時間つぶしの散歩に行く。

が、あまりにも寂れた銚子の中心地では見るものも無く
10分程度で興味も無くなり時間を持て余してしまったので
近くのモスバーガーで期間限定で売っていた
「ごちそうツナバーガー」も比較用に購入したところで時間もちょうどいい感じになり
まぐろカツバーガーを買って家に帰る。


シティオ1F 銚子物産館 「まぐろカツバーガー」300円

見ための大きさは普通かもしれないが
マックを食い慣れていると値段の割にはやや小ぶりな印象。
キャベツとレタスの両方入っててしかもそれが上下だし
トマトとまぐろカツの間にも薄くキャベツがインしてる。
どれだけキャベツ入れまくってんだよ!
っていうかレタスとキャベツ両方入れる意味あるの?
ともあれ大事なのは味。まずは食べて見ない事にはということで一口。

・・・て、あれ?思った以上に結構美味くね?
まぐろカツには魚臭さが全然無く
ちゃんと火を通してあるのにパサパサした感じも揚げた油っぽさも無く
それでいて食べた時のボリュームはしっかりとある。これは美味い。
甘めのソースも良い感じに口の中に広がって
でも、味として主張も強すぎず上手く全体をまとめているじゃないですか。

ふかふかの柔らかいパン、厚めのトマト
食べ応えのあるカツ、こぼれおちるキャベツ、ほどよい甘めのソース。
全体的に改善の余地を残したような野暮ったさを感じるのは否めないが
これは良い感じのネタ系バーガーですよ。
そう思うと、ますます売ってた場所が残念すぎてならない。
こんな場所で売るくらいなら休日限定でいいから
犬吠埼灯台や銚子電鉄犬吠駅、ウォッセとかに調理ワゴンで行って
その場でバーガーだけ作って売る方がよっぽど良いと思うなぁ。

ネタのつもりで買ったまぐろツナバーガーが予想外に美味すぎたせいか
比較用に買ったモスの「ごちそうツナバーガー」だったけど


モス「ごちそうツナバーガー さっぱり生姜醤油仕立て」320円

銚子のローカルバーガーに負けてね?
直径は同じくらいなんだけど高さで負けちゃってるし
味も生姜が入っているってのは分かるけど
特別に美味いって感じも無くツナフリッターからは何の主張も感じない。
良く言えばモスらしく無難に綺麗にまとまってる感じだけど
せっかくの期間限定なのに万人に合わせようとしてクセを殺しすぎちゃって
悪い点は無いけど良い点も減ったバーガーだな。
特にローカルのネタバーガーと比べちゃったら
その無難さが逆にあだとなって印象の薄い感じに思えちゃったよ。
値段もまぐろカツバーガーの方が20円安いし、モスは次頑張ってね。

ということで、意外な掘り出し物の「まぐろツナバーガー」だったが
掘り出さないと出てこない今の状況ではいつまで食べられるのか不安だね。
せめて店の公式HPを作るとか、売り方や店構えをなんとかしないと
「いわしバーガー」の二の舞でひっそりと消えそうなのが残念だな。
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