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水曜どうでしょうとお買い物の依存症。

【水どうロケ地まとめ】激走!24時間 大泉洋くん闘痔の旅(完結)

2000年11月23日 | 水どうロケ地まとめ

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『激走!24時間 大泉洋くん闘痔の旅』は
サイコロ1の新大阪でのトークで大泉さん自らが「僕は痔です」と発言したことを受けて
24時間の間に出来るだけ温泉を巡って大泉さんの痔を治すための旅をしようという企画。

ですが、DVDの副音声によると番組が立ち上がって企画3つ目にして煮詰まってしまい
藤村Dが「温泉にでも入りたいなぁ」という安易な発想から
無理やり痔を治すことにこじつけてやった企画だそうです。
もちろん企画名は湯治(とうじ)の読み方に闘痔という当て字をしたダジャレです。

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早朝にHTBに集合したどうでしょう軍団。
まだ今回の企画内容を知らされていない大泉さんに
『大泉さんの痔を治す旅に出る』ということを伝えて、さっそくHTBを出発。

最初に向かったのはニセコにある薬師温泉。



(激走!24時間 大泉洋くん闘痔の旅 第1夜・ニセコ薬師温泉)


(2014年当時)

僕がロケ地巡りに行った2014年の時点で温泉施設のある建物は半壊状態。
前年かその前の年の大雪によって建物および温泉施設が壊れてしまい
それ以来、休業状態だったそうですが
現在(2019年)は建物も取り壊されてしまい建物の基礎がわずかに残ってるだけだそうです。

ちなみに、大泉さんたちが入った温泉は建物内の温泉ではなくて
道を挟んだ向かい側の森の中にある外湯になります。


(激走!24時間 大泉洋くん闘痔の旅 第1夜・ニセコ薬師温泉 外湯脱衣所前)


(2014年当時)

こちらの外湯の脱衣所も大雪により崩壊しており
脱衣所から温泉に通じる道も笹が生え放題だし落ち葉で埋もれていたりして
かなり厳しい状態になってました。


(激走!24時間 大泉洋くん闘痔の旅 第1夜・ニセコ薬師温泉 外湯)


(2014年当時)

大泉さんたちが入った時も温泉の底が見えないほど濁っていたので
源泉の色がもともと茶褐色なんでしょうね。
あと、湯船には入りませんでしたが一応手だけお湯につけてみた感じでは
ぬるま湯以下くらいの温度しかなくて温泉としてもなかなか厳しいって印象でした。


(激走!24時間 大泉洋くん闘痔の旅 第1夜・俺たちゃなんだソルジャーか)


(2014年当時)
大泉「俺たちゃ なんだ、ソルジャーか」

落ち葉やゴミが溜まりまくって、ますますソルジャー感が強まってましたw
っていうか、薬師温泉って知らなかったらただのヤバイ小さな沼ですよね。


(激走!24時間 大泉洋くん闘痔の旅 第1夜・ニセコ薬師温泉 入浴終了)


(2014年当時)

二股ラヂウム温泉


(激走!24時間 大泉洋くん闘痔の旅 第1夜・二股ラヂウム温泉 キツネにビビる)


(2014年当時)

ニセコの薬師温泉の次にやってきたのは二股ラヂウム温泉。
今はカタカナ表記ではなくて「らぢうむ」とひらがな表記に変わってますね。

ブロックを積み重ねただけの建物も2014年にはすっかり綺麗に建て替えられていて
ロケ当時の面影は全くなかったです。


(2014年当時)

あまりにも建物が違いすぎて、到着した時にナビの設定間違ったかと思ったほどですが
二股らぢうむ温泉は1軒宿の温泉なので間違えようも無いだろうと
若干不安を残しつつこの場所のロケ地巡りをしたのですが
帰ってきてから検索してみたら「2001年に建物を新しくした」と書かれていました。


(激走!24時間 大泉洋くん闘痔の旅 第1夜・二股ラヂウム温泉 清掃中)


(2014年当時)

建物同様にお風呂のほうも改装されてしまったためロケ当時の雰囲気は皆無ですが
こちらは現役バリバリの湯治場だけあって温泉がとても気持ち良かったです。
あと、湯治に来ていたお客さんとも楽しく話が出来て普通に温泉を楽しんじゃいました。

次に向かった闘痔の旅3つ目の温泉は『平田内温泉(熊の湯)』

平田内温泉だけでナビを入れると
水曜どうでしょうのロケのあった温泉より約3kmほど離れた
「ひらたない荘」に誘導される場合がありますのでロケ地巡りの際はご注意を。

ちなみに、24時間無料で入れますが、一応、冬期は休業(無管理)となってます。


(激走!24時間 大泉洋くん闘痔の旅 第1夜・平田内温泉)


(2014年当時)

闘痔の旅のロケ地巡りで、3か所目にしてようやくロケ当時とほぼ同じ雰囲気の温泉です。
DVD副音声によると到着早々お客さんが温泉に入っているにもかかわらず
嬉野Dはいきなりカメラで温泉を撮りはじめたそうですね。今だったら大問題ですw


(激走!24時間 大泉洋くん闘痔の旅 第1夜・平田内温泉 温泉たまご)


(2014年当時)

道路わきに温泉が噴き出していた場所が1か所だけあったので
たぶんここでゆで卵を作ったんじゃないかなと予想。


(激走!24時間 大泉洋くん闘痔の旅 第1夜・だからあたしテレビって嫌い)


(2014年当時)
先客のご婦人「だからあたしテレビって嫌い!!」



(激走!24時間 大泉洋くん闘痔の旅 第1夜・平田内温泉 入浴中)


(2014年当時)

先客の奥様方が出てくるのを30分ほど待ってようやく入浴した大泉さん達でした。
平田内温泉の熊の湯は北海道の秘湯として有名らしく
ツーリングの人たちが占領していることも多いそうですね。
ここの温泉には絶対ゆっくりと入ってみたかったので
僕は早朝に到着して朝風呂&ロケ地巡りを堪能。
予定通りに温泉を独り占めできてのびのび入れたので超気持ち良かったです。

当時は椴法華村(とどほっけむら)だった水無海浜温泉。


(激走!24時間 大泉洋くん闘痔の旅 第1夜・水無海浜温泉 看板)



(2014年当時)

現在、椴法華村は函館市に吸収されてしまったため温泉の管理者も函館市になってます。
ただし、看板を建て替えるのではなくて市町村名を書き換えただけなので
色褪せはみられるもののロケ当時そのままの看板が残っていたことに感動。


(激走!24時間 大泉洋くん闘痔の旅 第1夜・水無海浜温泉 水没)


(2014年当時)

温泉は2004年に改修工事が行われた時に、温泉の沖側に消波用の石が積まれたため
水曜どうでしょうのロケの時のような荒波がザブザブと入ってくる事は無くなりましたが
温泉に入った時に目の前に海が広がるというロケーションも激減したそうです。


(激走!24時間 大泉洋くん闘痔の旅 第1夜・心臓マッサージ中)


(2014年当時)

大泉さんが入浴前に心臓マッサージをするシーンは
DVDのパッケージにもなるほどの有名なシーンですね。

ここまで一緒に入浴をしていた鈴井さんでしたが
水無海浜温泉の海の荒れっぷりを見た時に入浴するのを躊躇してしまったため
ここでは大泉さんだけが温泉に入る事になったのですが
結果的に美味しいところを大泉さんが一人で全部持っていってしまい
このとき鈴井さんは内心とても悔しかったそうです。

函館港から青森行きフェリーに乗った所から第2夜になります。


(激走!24時間 大泉洋くん闘痔の旅 第2夜・フェリー内 まんじゅう蒸し説明)

名前のインパクトにテンションが上がる大泉さん。


(激走!24時間 大泉洋くん闘痔の旅 第2夜・青森到着)


(2018年当時)

青森港に行くまで知らなかったのですが函館⇔青森のフェリーって
津軽海峡フェリーと青函フェリーの2社あるらしく
番組でどちらのフェリーに乗って、下船時にどちらの建物が映ったのかまでは
調べてなかったのでそれっぽい青函フェリー建物の方をロケ地として撮影してきたけど
もしかしたら間違っているかもしれない・・・

一瞬だけ映った青森ベイブリッジ


(激走!24時間 大泉洋くん闘痔の旅 第2夜・浴衣で渡りたくなかったなぁ)


(2018年当時)

大泉さん「青森ベイブリッジを浴衣で渡りたくなかったなぁ」

深夜でさらに大雨の中、到着したのが酸ヶ湯温泉・まんじゅう蒸し。


(激走!24時間 大泉洋くん闘痔の旅 第2夜・酸ヶ湯温泉 まんじゅう蒸し到着)


(2018年当時)

微妙に建物の作りが違っているのでロケ以降に建て直されているかもしれないですね。
でも、基本的な構造は一緒。


(激走!24時間 大泉洋くん闘痔の旅 第2夜・酸ヶ湯温泉 まんじゅう蒸し)


(2018年当時)

大泉さんがフェリーの中で言ってた
「まんじゅうを蒸かせるぐらいの蒸気をオレの肛門に~」っていう事はなく
椅子に座ってみるとじわぁ~っと温かい程度。

まんじゅう蒸しの後、闘痔の旅の最後に向かったのが『恐山温泉』


(激走!24時間 大泉洋くん闘痔の旅 第2夜・恐山温泉到着)


(2018年当時)

僕が行った時は普通に開山している時期です。
ちなみにDVD副音声によると
この闘痔の旅を企画した時点で恐山が閉山している事だけは藤村Dは分かっていたらしく
ここをオチにしようという考えはあったらしいですね。
その他の闘痔の旅の温泉については存在を確認していたものの
ネットも無い時代なので状況は行き当たりバッタリだったらしく
水無海浜温泉なんかは本当なら夕日をバックに温泉に入るはずだったらしいですね。


(激走!24時間 大泉洋くん闘痔の旅 第2夜・痔エンド)

という事で、みごと痔エンドのオチが付いて企画は終了となりました。

ちなみに、僕が行った時は「閉山のお知らせ」ではなく
「恐山の霊場の説明兼案内」の看板になってました。


(2018年当時・恐山説明書き)


(2018年当時・恐山温泉)

こちらが本来入る予定と大泉さんに伝えていた恐山温泉。

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水曜どうでしょうの初期の企画であり、シリーズ化もされてない単発企画なので
非常にマニア向けなロケ地巡りではあるのですが
個人的に闘痔の旅は好きな企画のランキング上位にあるので
2019年にロケ地巡りを完結できた時は結構うれしかったですね。

ーー【ロケ場所の地図】ーーーーーー

ーー【ロケ地巡りの元記事】ーーーー

札幌→函館のルート沿いにあるロケ地巡り(水曜どうでしょうロケ地巡り北海道編 第5夜)
・闘痔の旅の北海道部分 

水曜どうでしょうのロケ地巡りで青森県に行ってきた 第1夜
・闘痔の旅の青森部分

ーー【記事投稿および修正】ーーー

2019年12月 18日 (初稿)

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