マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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数年後に様変わりする石木-城線

2016年06月22日 09時18分53秒 | 移設道路工事
心臓リハビリに自宅周辺を歩いている。

心臓手術は無事に済んだが、脈拍異常の状態が続く。

薬剤の増量処置をしているが、よくなる傾向は見られない。

上半身は動くものの下半身は本調子に戻る気配もない。

自宅周辺は字主水山(あざもんどやま)。

竹藪だった山を切り開いて造成した新興住宅地。

わずかであるが、主水山は旧村。

北に数百メートルも歩けば奈良市石木町に鎮座する登弥(とみ)神社がある。

神社氏子圏は奈良市の石木町、大和田町に大和郡山市内の城町。

地区は主水山である。

我が家は30云年前に当地へ引っ越してきた。

籍は字主水山であるが、行政番地が付与されたら字名は消えた。

石木-城線は大和中央道より北にできる新設道。

越してきたときに拝見した法務地図に中央道が我が家の目の前に通る道筋が描かれていた。

30云年も経てば時代状況は変化する。

予定していたコースは奈良市押熊町までを直進するはずだった。



富雄川に沿って走る道路は狭かった。

毎朝、毎夕はいつも渋滞を起こしていた。

十年ぐらい前に道路は4車線に拡張されてからは渋滞がなくなった。

通行しやすくなったし、昨年には富雄南イオンタウンもできた。

何年か前に決まった新県立奈良病院の移転である。

病院は平成30年に開業される予定だ。

工事は着々と進捗している。

工事車両は富雄川からの出入り口。

いずれは病院への進入路になるであろう。

病院の進入路は他に2カ所が予定されている。

一つは六条西にある五条山病院辺り。

もう一つが我が家の目と鼻の先になる。

6月初旬、石木-城線にあった主水山地蔵尊は道路の付け替え工事に伴って祠ともども退けられた。

廻り道の一部が広げられた付け替え工事。

路線になった家は移転する。

道路の東際に住民が住むと思われる住居建築が始まった10月初旬。

看板は残してあったが、数日後には10月末に書き換えられていた。

ここよりまっすぐ通る道の工事が始まるのは来年になるであろう。

電柱がある先、数百メートルの地に我が家があるが、現時点では主水山の丘があるので見えない。

それから二日後の8日である。

地蔵尊があった地の南方だ。

付け替え工事する処にある急カーブ道付近に立てられていたマツリの御神燈提灯。

高く掲げられた中央には御幣がある。

向こうに見える家人に尋ねたら10月7日の朝6時に立てたというのだ。

登弥神社のマツリを示す提灯である。

ここより神社に向けて歩く道は狭い車道。

路線バスも走る道路である。

車の往来が激しい石木-城線。

カーブミラーを見ずに突っ込む車で絶えず渋滞を起こす道だ。

地元民は状況を判っているから突っ込まない。

渋滞を引き起こさないように手前で待つ。

私もそうして待っているが、後ろに着いた車が追い越していく。

それによって狭い処ですれ違うこともできずに渋滞を起こす。

場合によっては避けようとして水路にタイヤを落とす車も多い。

路線バスが遅れることもしばしばある。

石木-城線は病院開業に伴って現路線から新路線に移される。

我が家辺りから地下構造アクセス。

通り抜けて病院に入るアクセス道と富雄川に抜ける道になる。

当然ながら路線バスの行路も替わる。

停留所は我が家の目と鼻の先だが、階段もしくは迂回道で道路に上がる。

そのような工事説明会が20日に行われる。

それはともかく提灯立ては翌日の8日の宵宮祭、9日の秋の大祭が済むまで立てている。

石木-城線に住む旧村住民は門屋に家の提灯を立てる。

ちなみに8日は神事に浦安の舞や御湯立が行われる。

9日は子供太鼓が巡行されると聞いているが、未だ拝見できていない。



7日の朝6時に提灯を立てたという家は農納屋がある。

カーブ付近にある建物から大きく膨らむ袋が見られる。

今年は天候不順で稲刈りが例年より遅くなったという婦人。

ウスヒキの真っ最中だった。



当家の畑は富雄川の西側。

田園が広がる地は黄金色に染まっていた。

稲刈りが忙しい時期にマツリが重なった。

すべてのウスヒキを終えたら刈った田んぼでもみ殻を焼く燻炭作り。

燃えないように水をかけて調整するという。

通りがかった10日もウスヒキをしていたが、マツリの提灯は見られない。

提灯倒しは10日の朝6時。

マツリは終わってもウスヒキは続く。

(H27.10. 6 SB932SH撮影)
(H27.10. 8 SB932SH撮影)
(H27.10.10 SB932SH撮影)


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