大和郡山市横田町を流れる川は高瀬川。
道沿いに上流を遡る。
天理市櫟本町辺りにくれば大きく蛇行している。
さらに上流を目指す。
信号を越えてすぐの処だ。
昨年もこの時期に咲いていたオレンジ色の花。
ラッパ形の小さな花が愛おしく感じる。
五花弁の花の名前は知らない。
近くの膳史(かし)に住むNさんはこの花に惚れられた。
名も知らない花はつる性。
雑草などに絡まっている。
ここは川沿いの一本道。
東側の信号辺りはまったく咲いていない。
というよりも、ないのだ。
西側に多く咲いていたオレンジ色の花。
つるごと摘んで花瓶に生けたという。
水揚げよろしくすぐには枯れなかった花は生け花に最適だったという。
いつしか黒いタネができて翌年の春に植えた。
目が出たと話していたのは7月初旬だった。
その後の私は入院した。
退院して復帰した送迎ドライバーの仕事。
7日の月曜日に通った高瀬川沿いの道だ。
オレンジ色の花がいっぱい咲いていた。
園芸種のタネが飛んできてはびこったのか、それとも自生種なのか、いずれにしても名は知らない。
その日は3便の送迎。
この地とは方角が逆になる大和郡山市の小泉町。
大きな川が流れている。
国道25号線と交差する信号は小泉町。
そこより北へ数百メートル。
そこにも点々とオレンジ色の花が咲いていた。
まったく同じ品種だと思った花を送迎患者さんは堤防土手に咲くアサガオだと云った。
患者さんは花好き。
自宅にはいっぱいの花が色とりどりに咲いている。
患者さんのSさんが云うには子供のころから見ていたそうだ。
その話しから園芸種ではなく、自生種かもしれないと思った。
そう思って次の便の患者さんのWさんを迎えに行く。
大和郡山市の筒井町に住むその家では私が行きつけの診療所を存じていた。
介護もされているその診療所の介護士さんがタネをくれた。
タネはアサガオだと話していた。
その花は土手で咲いていた花とほとんど同じだが、真っ赤な色だ。
葉もまったく違う。
土手のアサガオの葉はスペード形かハートに近い丸葉。
真っ赤な花もオレンジ色と同じくつる性。
葉がギザギザ。
まったく違う。
なんとなく園芸種のように感じた花はおそらくはごろもルコウソウ。
数日後の14日に撮らせてもらった。
花の名前は判らない。
手がかりはSさんが云った「堤防に咲くアサガオ」だ。
キーワードはそれだけでネット検索した。
花の画像は多いが、特徴ある花弁で手繰ってみたら、あった。
画面で同定した結果は、ヒルガオ科のマルバルコウ(ソウ)(丸葉縷紅草)。
この植物は江戸時代末期に観賞用として渡来した。
いつしか関東から九州までの地域に広まり野生化したが、本来は薬草である。
天日乾燥した葉を煎じて飲めば解熱薬になる。
根は痔に効くとか・・書いてある記事もあった。
植生していた土地はだいたいが堤防も土手や川べり。
年に何回か行われる雑草刈りの時期が重なればすっかり消えてしまう。
(H27. 9. 8 EOS40D撮影)
(H27. 9.14 SB932SH撮影)
(H27. 9.28 SB932SH撮影)
道沿いに上流を遡る。
天理市櫟本町辺りにくれば大きく蛇行している。
さらに上流を目指す。
信号を越えてすぐの処だ。
昨年もこの時期に咲いていたオレンジ色の花。
ラッパ形の小さな花が愛おしく感じる。
五花弁の花の名前は知らない。
近くの膳史(かし)に住むNさんはこの花に惚れられた。
名も知らない花はつる性。
雑草などに絡まっている。
ここは川沿いの一本道。
東側の信号辺りはまったく咲いていない。
というよりも、ないのだ。
西側に多く咲いていたオレンジ色の花。
つるごと摘んで花瓶に生けたという。
水揚げよろしくすぐには枯れなかった花は生け花に最適だったという。
いつしか黒いタネができて翌年の春に植えた。
目が出たと話していたのは7月初旬だった。
その後の私は入院した。
退院して復帰した送迎ドライバーの仕事。
7日の月曜日に通った高瀬川沿いの道だ。
オレンジ色の花がいっぱい咲いていた。
園芸種のタネが飛んできてはびこったのか、それとも自生種なのか、いずれにしても名は知らない。
その日は3便の送迎。
この地とは方角が逆になる大和郡山市の小泉町。
大きな川が流れている。
国道25号線と交差する信号は小泉町。
そこより北へ数百メートル。
そこにも点々とオレンジ色の花が咲いていた。
まったく同じ品種だと思った花を送迎患者さんは堤防土手に咲くアサガオだと云った。
患者さんは花好き。
自宅にはいっぱいの花が色とりどりに咲いている。
患者さんのSさんが云うには子供のころから見ていたそうだ。
その話しから園芸種ではなく、自生種かもしれないと思った。
そう思って次の便の患者さんのWさんを迎えに行く。
大和郡山市の筒井町に住むその家では私が行きつけの診療所を存じていた。
介護もされているその診療所の介護士さんがタネをくれた。
タネはアサガオだと話していた。
その花は土手で咲いていた花とほとんど同じだが、真っ赤な色だ。
葉もまったく違う。
土手のアサガオの葉はスペード形かハートに近い丸葉。
真っ赤な花もオレンジ色と同じくつる性。
葉がギザギザ。
まったく違う。
なんとなく園芸種のように感じた花はおそらくはごろもルコウソウ。
数日後の14日に撮らせてもらった。
花の名前は判らない。
手がかりはSさんが云った「堤防に咲くアサガオ」だ。
キーワードはそれだけでネット検索した。
花の画像は多いが、特徴ある花弁で手繰ってみたら、あった。
画面で同定した結果は、ヒルガオ科のマルバルコウ(ソウ)(丸葉縷紅草)。
この植物は江戸時代末期に観賞用として渡来した。
いつしか関東から九州までの地域に広まり野生化したが、本来は薬草である。
天日乾燥した葉を煎じて飲めば解熱薬になる。
根は痔に効くとか・・書いてある記事もあった。
植生していた土地はだいたいが堤防も土手や川べり。
年に何回か行われる雑草刈りの時期が重なればすっかり消えてしまう。
(H27. 9. 8 EOS40D撮影)
(H27. 9.14 SB932SH撮影)
(H27. 9.28 SB932SH撮影)