たそがれおじさんのぐうたら人生(TOGZ) 

「とかち」をこよなく愛するおじさんが自転車で巡る十勝野風景を発信(十勝が丘展望台から日高山脈眺望12/2)

TBP例会、ナイタイ高原へ行く

2011年06月26日 | 自転車

朝は気温が一桁台と寒かったです。今日のTBPの例会は、上士幌町ナイタイ高原へのライディングです。8:00、TBPアジトに集合。隊長のOさんは仕事が入って、見送りだけでした。羊羹の差し入れをいただき見送ってくれました。ちょっぴりさみしい気分。

一方、音更道の駅では、予定通りOakway武藤氏と合流し、Rocinanteさん、sasayanさんの4名でのナイタイ高原行きご一行がそろいました。

音更町市街を少し出たところから、裏道に入って行きました。裏道を入って間もなく、前を行く3人です。今日の天気の良さが分かります。前方奥にはこの後アタックするナイタイ高原が右手にちょっぴり見えます。

                          

今日の風はほぼ南西と追い風です。上り基調の道ではありますが、30km/hを目安に先頭交代で走行しました。上士幌町に入ると、「ナイタイ高原」の表示があり、表示に沿ってバイクを進めました。

高原に入る道は、前半は勾配も緩く、ゆったりと走行しました。こんなチャンスに、写真におじさんも自分が入らないかと挑戦してみました。帰ってから見たら、このようにカケラだけでしたが写っていました。目の前にはナイタイ高原が待っています。

                          

道路から目を離してみると、牧草の収穫をしていました。この写真の様子から、サイレージ(牧草を乾燥させずに水分を残したまま発酵させます。乳酸菌による発酵です)にする牧草のようです。一昔までは、サイロを使って発酵させていましたが、最近はラッピングによるサイレージがほとんどです。十勝の人は酪農家さんの周辺でビニールに包まれた円柱形のアレ、見たことありますよね。

                          

この牧草畑を横目に坂を上ると、いよいよナイタイ高原展望台入口の表示が見えてきました。

                          

入口に入って、ここから時間をおいて一人ずつ出発です。おじさん、一番手に立候補です。おじさんのサイクルコンピューターで1時間46分30秒でスタートしました。

おじさんなりに走っていますが、ゴール半ばですべての人に抜かれました。いつまでたってもうだつが上がらないので、ここは気持ちを入れ替えて、ナイタイ高原上りの絶景をデジカメにおさめてしまいました。

                          

ゴールでサイクルコンピュータを見たら、2時間19分20秒でした。32分50秒のタイムということです。この次に来た時の目安になります。

待っていてくれた仲間と十勝平野をバックに1枚。ここはクーラーもよく効いていて、少し寒いくらいでした。

                          

実はこの写真のシャッターを押してくださったのは、愛知県安城市からオートバイで来られたIさんという方です。ご夫妻でのバイクツーリングを道東一円を回って楽しまれるそうです。おじさん、シャッターのお礼にお二人のためにシャッターを押してあげました。

ナイタイ高原をバックにTBPの仲間と談笑している方がIさんご夫妻です。北海道によい印象を、そして十勝人にもよい印象を持っていただければ最高。

                          

おっと、忘れていました、十勝観光大使(自称)として。ナイタイ高原から見る十勝平野眺望です。ずっと遠くに見える丘陵は十勝の東はずれです。よく見ると左側に雌阿寒岳や雄阿寒岳も見えます。

                          

寒くなってきたので、下ることにしました。下りは、上るとき見れなかった高原スポットをRocinanteさんにガイドしてもらいました。ここは、写真のスポットとして結構人気のある所だと、バイクを止め眺めを楽しみました。先のほうの丘には放牧された牛たちが見えました。風景がおおらかなところはやっぱり北海道かな。大地の緑と空、今日は本当に幸運な日です。

                          

下りの後半で、この前Rocinanteさんのブログで紹介してあった、ツリーハウスに寄りました。コマーシャルにも登場したとか。おじさんもこんなアジトがほしいと思いました。

                          

今日の写真の最後に、ツリーハウスをバックにライダー4人で1枚。

                          

この後は、1度上士幌の道の駅でソフトクリームで疲れを癒し(?)、先頭交代で一気に音更道の駅まで来ました。おじさんが引く時はわずかな時間だけ。後は3人が主で、34km/h~37km/hで、おじさんなんかは、後半「先頭、譲ります」の白旗を上げました。

武藤氏がここで別れるので、一応ここでの解散となりましたが、おじさんも含め3人は十勝大橋を渡り、R38号のところでSasayanさんと別れました。Rocinanteさんは、物足りないからと言って、今日の最後は十勝が丘(十勝川温泉)までということで、おじさんの帰り道と同じになりました。

同じ道ならば、おじさんの家のあるところも紹介しようと思い、一緒に来てもらいました。で、ついでにRocinanteさんを拉致してしまいました。1時間少し、あれやこれやと歓談しました。

おじさんは、足も張って動きもままならぬ状態。シャワーを浴びる気力もなく、自宅から数百メートルの温泉に行きました。ついでにマッサージ機のお世話になって帰ってきました。Rocinanteさん、あんだけ休憩したら筋肉も緊張感をなくしてしまい、十勝が丘に行けたんだろうか。

今日のナイタイ高原ライディングは、おじさんにとってはレースでした。この前のセンチュリーラン深川大会より倍も楽しんだことはもとより、倍の疲労も残ったかもしれません。しばらく休養に入ります。