
辻岳。
南大隅の山で特徴的なのは照葉樹林。常緑で厚い葉を持つ木が多い感じ。そのため真冬でもこのような緑の濃い森林となっています。大隅半島の南部は陸地が細長く、海の影響をよく受けています。この辻岳も山頂から眺めると錦江湾(鹿児島湾)が真下。しかももうちょっとで湾口なので広い外洋がすぐそこに見えています。よって真冬でも平均気温は高い状態を保つことができます。ここから北30キロの高隈山も標高が低いところは似たような感じですが、高隈山の標高が高い部分は冬枯れの景色。本来寒い地域の樹木であるブナが林立して対照的な森林の様子を見ることができます。
Nikon D2H + Ai AF Nikkor 28mm F2.8D

高隈山 御岳
Nikon New FM2/T + Ai Nikkor 35mm F2S (TMX)

稲尾岳も南大隅の山。辻岳の南東側に位置しており太平洋がすぐそこにあります。ここも常緑の照葉樹林。最近注目されていて登山道もきれいに整備されています。ここは水もきれいなところ。
Nikon F3 + Ai Nikkor 35mm F2S (RDP3)

Nikon D2H + Ai AF Nikkor 28mm F2.8D
辻岳は登ったことはありませんが…
こちらも照葉樹の森が豊かで良いですね~o(^-^)o
南大隅全体が照葉樹林みたいな感じですね。
沢を登っていくときれいな滝があったり、なかなか森が深くて
行けないですがいいところがいっぱいですね。
なるさんの地形の説明、さすがですね!
的確で納得させられます。
なるほど~と思いました。
植木屋さんが言っていましたが、
少し分厚い照葉樹の方が腐葉土できるとか。
山頂に上がると地図の形がよくわかりますよ。
なるほど、腐葉土も分厚くなるのですね。照葉樹の葉を触ると
ずいぶん厚いですもんね。