ひよこかいぎ

 HIYOKO-MEETING
 とあるひよっこのつぶやき
 脳内での、ひとり会議の様子

実感

2011-03-15 | 日々のハナシ
大きな地震があって、明日で5日。

当日は、揺れに恐怖を覚えたものの、あまり危機感はなかった。

電車が全部止まってても、直線的に自分に影響はなかったし、
道路は大丈夫そうだったし。

当日に目に見えた影響は、電車が止まってることで、
それは私にとっては、さほどの非常事態ではなかった。

電車が止まるのは、よくあることだ。


しかし数日経つと、目に見える影響は他にも出てきた。

まず、スーパーに商品がない。

インスタントやレトルト食品を筆頭に、生鮮食品や生活雑貨が売り切れ状態。


そして、停電。

実際に自分の生活圏で停電は実施されなかったけど、
近隣の店は停電に備えて営業時間を短くしたり、入場制限をしていたり、節電で店内が暗かったり。


毎日、報道で被災地の惨状や原発の事故について、ほぼ一日中見聞きしているのに、

それらはどこか「他人事」で、

実際に自分の日常生活に影響が見えて、初めて今が「非常事態」として実感される。


なんだ、この感覚。


もしかしたら、すごく不謹慎で恥ずべき感覚なのかも知れない。

けど、

これが今わたしが直面している事態に対する、正直な実感。