ピトゥスの動物園

ピトゥスの動物園

スペイン、パルセロナのお話。
なかよしのともだちが、難病に
かかってしまいました。なおすには、
スウェーデンの先生のところに
いくしかないということです。
でも、家にはそんなお金は
ありません。そこで町の人たちは
立ち上がりました。福引き券を
売ったり、コンサートをひらいたり
してお金を集めました。なかよしの
こどもたちも、考えました。「ぼく
たちも何かやらないか？」そこで
考えたのは動物園を作ること！
みんなで、場所の手配、宣伝のポスター、
動物集めなど、手分けして考え
ました。でも、そんなことできるの
でしょうか？

1966年にカタルーニャ語で書かれた
本で、当時こどもたちに最も支持
された作品だそうです。
純粋なこどもたちの気持ちと
野生の動物を集めるという
魅力的な世界に、どんどん引き込ま
れてしまいました。